この話は1年ほど前です。
私の家はいわゆる中流家庭です。 父親はバリバリの営業マンで自力で本部長まで辿り着きました。
その父が中古のローレックス腕時計を購入し、暫くして体調不良を訴えました。
「肩こり」が直らない→体調を崩すと直りが悪い→懇意にしてた量販店から卸を止められる など、色々なことに苛まれました。 これはちょっとオカシイと思い兵庫県○○市青山に住んでいる結構有名な霊媒師さんに相談したそうです。


その霊媒師さんとの会話
霊媒師 「この時計には強い生霊が憑いてます。歳は若く青年実業家だったようですね。 ただ、その企業は倒産してしまい・・・この腕時計も売るハメになったようです。 この生霊は、影響力が非常に強く本当なら命を落とすところでした。家族にも多大な影響を出すでしょう。 ですが、あなたはこの程度の影響で済んでる・・・家族も普通に生活しています。 しかし、なぜだか解りますか?」

父 「いえ、見当もつきません。」

霊媒師 「あなたは毎日、会社に出社しては神棚に拝んではいませんか?」

父 「どうしてご存知なのですか?」

霊媒師 「あなたの守護霊は、観音様です。その観音が生霊の影響力を下げてくれてるんですよ。 だから家族に影響がいかず、本人にはこの程度の霊障で済んでいます。 その腕時計はお払いをしておきますので、二日ほどお貸しください。」

父 「・・・。」

霊媒師 「生霊というのは生きている分、その念は幽霊より強い。 あなたはその信仰深さに救われたと言っても過言ではありません。」


この話しを聞いたとき、鳥肌が立ちました。 その後、お払いは済み腕時計も手元に戻ってきました。 それから父には、これといった異常事態は起きていません。