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候補


デジャブがよくある懐かしい気持ちがふわっと蘇る本当に一瞬で瞬き程度の速さ。日に浴びたとき風が横切るとき眠りにつく前お風呂から上がるとき、不意に寂しいような悲しいような懐かしくて切ないそれがいつどんなときに感じた記憶かも思い出せないもどかしさと共に胸を締め付けて考えれば考えるほど苦しくて、涙がでそうになるほど。なんなんだろうね人間って難しいねみんなこうなのかな、1人は嫌だし共有したいし先に行かないでほしいな。
小学生のときのこと、よく思い出す。学級委員を今までしたことない子を強制的に候補者にしてしたくもない演説をさせられて投票してもらう。候補者も投票してよくてぼくは0票がこわくて自分の名前を書いた。先生が紙を回収して書記係の子に伝えてゆく。しっかりした子の名前に正の字が増えていった、結果ぼくへ集まった票は1
クラスの子が自分で入れたから実質0じゃん って
恥ずかしさと苛立ちしかなかった。学級委員に選ばれたのは自ら立候補した子で、最初から今まで学級委員をしたことない子は居らなかったあの数名はただの恥晒しで時間の無駄だった。あのときの先生の意図が未だに分からない何をさせたかったのか何を考えていたのか。泣けばよかった泣いて先生を困らせてやればよかった夢にまで出てくるあの悪夢を忘れろと言うほうがおかしくて、それからぼくは人の前に立つことが苦手で、手を挙げて発言することも、友達とカラオケへ行くことも、人前が駄目になった。貴方のせいです先生。貴方のせいで学年が変わるたびに行われる自己紹介がどれだけ苦痛か、係決めも体育祭の種目決めもチーム分けも修学旅行もどれもうまくいかなかった高校の修学旅行は行ってすらいないんです。ぜんぶぜんぶあなたの、

時差



いま 、 今更 気が付いたよ

君の存在 君の匂い 君の体温

一緒に居ると 麻痺していくもので
ずっと見えていなかった
君と離れて 再会して まだ二ヶ月だ
半年くらい経った気持ちでいる

最近では 返事もなくて
ただただ 君の生存確認だけ
僕のことはお構いなしで 、そうですか

新しい人を見つけてからの僕は
君と離れて正解だって 、
このままじゃ 僕が壊れていくから
そんなことばかり

そんな 新しい人は
案外 ぼくのことなんてどうでもよくて
ひとりにならないための道具でしかなかった
ぼくがいなくても君は一人でも生きていけたんだ

ひとりが嫌いな僕は
それに気が付いてから 、
愛されていないことをしってから
君が恋しくて仕方ない

あんなにも 大切にしてくれていたのに
ぼくの性格も家の事も全部合わせてくれてたのに
そんな 、そんなきみを
あっさりと手放して 突き放して

やっぱり ぼくは 飽き性ってこと
目に見えてわかるね



相手の嫌な部分がみえたら
即切りって 笑えるね
おもしろいおもしろい
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