はなちゃんの威厳

はなちゃんの祭壇をつくってあるのですが、そこにお供えした美味しいウエットフードを、みんな手をつけないのです。
自分の分を食べ終えると、食べるのが遅いやつ(もか)のを奪って食べるソフィアでさえも。

どこが『ソフィア』だっての。

食い意地張ってるたぬきキャットですはい。

はなちゃんのことはみんな怖がっていたんだな。
はなちゃん、でも、いつもごめんね。ありがとう。
あんな奴らと一緒に暮らしてくれて。

はなちゃんの、優しさに甘えてばかりで。

足場が取れた今月2日、ベランダ解禁となり、気持ちいい風に吹かれながら、レースのカーテンのほつれた糸に戯れていたはなちゃん。
あの白と黒の後ろ姿。

まだひと月にもならないんだ。
急死と言ってもいいでしょう。

明日から7月。
はなちゃんの火葬も明日です。

はなちゃん没す

今日の午前11時5分、ゆうこがバタバタ働いたり会社のトイレ行ったりしてる時、はなちゃんが息を引き取りました。

夫がひとりで看取りました。

これはもう、この時を選んではなちゃんが旅立ったとしか思えない。
はなちゃん、ありがとう。
今までありがとう。

火葬の予約は水曜日で、それまでは亡骸を家に安置します。
水とお菓子をお供えしました。

ゆうこが会社から帰ってきたら、出かけた時とほぼ何も変わらない状態で、これは大変と大慌てで片付けやら洗い物やら洗濯やらしました。
はなちゃんの使っていたトイレ。水の器。レジャーシート。シーツやタオル。
冷蔵庫の中には病院で出された栄養食。シリンジ3本。
汗が滴り落ちました。
はなちゃんごめんね。
でも、父さんのためだから。
洗濯機を何度も回し、はなちゃんの膿みの匂いを洗います。

ゆうこは今日、体調不良でとても大変でしたが、なんとか頑張れました。
はなちゃんのお陰です。

明日も頑張る。必ずはなちゃんに恥ずかしくない生き方をする。

今日はこれから、夫が帰宅してもちゃんと寝られるように整えなくてはなりません。

私は妻だから。
夫さんを支えるために一緒になったのだから。

はなちゃんが寝ていた周りはひどく汚れて、でも可愛いはなちゃんの汚した痕なんだ。
頑張って綺麗にする。

明日は雨なの?
洗濯物が心配ですね。
夫は今夜も頑張っています。
夫とはなちゃんはいつも一緒だった。
姑というものを持たないゆうこにとって、はなちゃんは可愛い優しいお姑さんでした。
はなちゃん、ありがとう。
今はゆっくり休んでね。

やたら良い天気

はなちゃん、今朝もまだ命がありました。
床に落ちて寝ていましたが、動こうとしていたし、小さく鳴きました。
昨夜はもう息が止まっちゃうと思ったんだけど、はなちゃん強いなぁ。
何も食べてない、水も少ししか飲んでないのに。
父が死ぬ時も、息が止まったり、意識が飛んだり、また戻って来たりと、24時間ほどは魂が身体を行ったり来たりしているように見えました。
はなちゃんもそんな感じなのかな。

3時頃まで眠れなくて、寝不足です。朝日が眩しすぎる。
息子も2時頃までダーツ投げてた(笑)
「早く寝なさいよ」
「いや、お昼寝しちゃったからさ〜」
という会話がありました。

寝不足もですが、また暑いし体調悪くしそう。
本当にゆうこは夏に弱いんですわ。
でもゆうこだけじゃなく、息子も夫も最近下痢気味で、みんなで体調不良。
食欲は落ちないんですけどね(笑)

有給取ろうかなぁ。
青空が憎いぜ。

美容室

今日は朝からものすごい雨だったのを憶えていますか?
昼過ぎには嘘のように止んだのですが。

とにかく土砂降りで、外出なんて絶対したくないお天気でした。
それなのにゆうこは、夫に美容室まで送らせたのでした( ̄∇ ̄)

ありがとう夫。

お客さんなんて1人もいないだろう。と、夫は言いました。
甘い。甘いな夫。
1時間待ちました。
でも、思ったよりも早く終わり、満足満足。
ゆうこは2ヶ月に1度しか美容室に行きません。
やっと大仕事を終えた感じ。
これで8月の終わりまでは持たせるのです。

そして帰りはちょろっと買い物してバスで帰ってきました。
帰ってきたらご飯を食べて、少ししたらまた夫と出かけます。
いつもの食料の買い出し。
そして、宝塚記念(競馬)を観ながら、早々と飲み始めてしまいました。
ゆうこはさすがにお腹が空いておらず、あまり食べられなかった。
と、言いつつけっこう食べましたが(笑)

競馬は息子も一緒に観ました。
誰も当たりませんでした。

夜になってからは、すっかり衰弱して弱々しくなったはなちゃんを交代で看ています。
今夜中に旅立ってしまうかな。はなちゃん。

ああ明日、仕事行きたくないなぁ。

市役所にて

夫と市役所に行きました。

マイナンバーカードの受け取りです。
特別定額給付金や持続化給付金やらが支給され、特に急ぎでもないのですが、この機会にと。

引換葉書やら通知カードも持ち、暗証番号も記入して準備万端です。

だが例によって夫の腰が重い。
なかなか出かけようとしません。
これは何なんですかね。最初に行くと言った時間より、1時間くらいは遅延します。

ま、間に合うならいいんであろうと、市役所にたどり着きましたが。
36人待ち( ̄▽ ̄)

だからサッサと行けばいいのに。

夫はこういう呑気な所があり、育ちの良さをうかがわせます。

一見呑気ものなようで、抜け目のないゆうことは正反対と言えるでしょう。

若い時代のゆうこなら、ボロクソに罵っていたでありましょうが、たいして急いでもいない(ゆうこだけは)ので、鷹揚に構え、無言でただただ待ちます。

子供たちが小さい頃ならこうはいかない。
本当に子育てというものは命がけ。ピリピリしてギスギスして、どんな円満なご家庭も波風が立つものです。

赤ちゃんを育て始めた頃の事を、ふいに思い出したのですが、そりゃもうまったく責任重大過ぎて、神の領域ですよ。

産着に包まれた、生まれたての命。
自分が産んだなんて事よりも、天から授かった大切な地球の宝物。
何も出来ない、新し過ぎて壊れそうな生き物。

それをだね、ひたすらに大きくするために、夜も眠れず世話をし続けるわけですよ。
飲ませる、シモの世話する、眠らせる、着替えさせるなどの労力は言うに及ばず、何よりも母親を疲弊させるのは、そのプレッシャーというか、責任感ではないでしょうか。

ゆうこはそうでした。
可愛いし愛おしいし、それは認めよう。
しかしそれ以上に
「世のおっかさん達がやり仰せてきた一大事業、己にも出来いでか。何としてもやり通さねばならぬ。お止めくださるな行かねばならぬ。ゆかねばならぬ〜!」
とかなんとかそんな悲壮なプレッシャーが全身を覆っていましたよ。

天からの授かりものは次第に成長し、何処にでもいるクソガキに成り下がり、だんだんサボる事も覚えた母親も気が楽になるのですが。

若い時はゆうこも、怒ったりイライラしたり、よろしくなかったな〜。

まぁ今更なので、夫との関係を良好に保つ事だけを考えていますが。

夫とふたり無事にマイナンバーカードを受け取りました。
更新とかあってめんどくさいですね。

でも、子育てというこれ以上ないめんどくさい仕事をやり遂げたゆうこですので(笑)何とかなるでしょう。

今のゆうこは老猫介護です。
明日は雨だそうだね。
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