ミリヲタ界隈を騒然とさせた「ネイビーシールズ」、観てきました。
うん。良かった。トムクランシー臭がすると思ったらやっぱりトムクランシーだったけどね。
シールズ隊員が主演してるだけあって、アクションには文句なし。
派手ではないんですよ。無駄がないから自然大げさではなくなりますからね。
でも変わりに緊迫感がバッチリ。
カメラワークがFPS視点だったり、変わったアングルだったりで色々工夫していて唸らされました。
シナリオもアクションもフィクションっぽさがなくてすんなり入れます。
人質救出とテロリスト殺害が映画の大きな核で、その映像がまた現実的なんですわ。
夜間の空挺降下、MH−47で舟艇のピックアップ、潜水艦での潜入などなど、あらゆる手段で遂行されるシールズの作戦がとにかくシビれる。
シールズ隊員が淡々と任務をこなすところはやっぱりプロですね。
あと手榴弾を抱えて腹ドンのシーンがあってちょっと笑った。
笑うところじゃないんだけど笑った。
あまり目がよくないせいか、映画館の暗さが苦手なあしゅさんですが、これだけは生で観たかった(;´Д`)
何がスゲーって、出演者が現役サンなんだよね!
歩き方ひとつとっても「おおぅ」だし、パラシュート降下とか、川に潜ってスススーッとか、プロ職人の動きってのは見てて気持ち良い。まさにゆっくりはスムーズ、スムーズは早い(笑)。
でも、トムさん監修だとやっぱりアメリカ万歳なのかしらん?
アメリカ万歳というか、普通にアメリカのために命を賭してますね。
どこの軍人もそのためにいるので当然なのですが、それが自然と出てます。
シールズやばいっすよ。マジでサイレントキラー。
音を立てないんですよ。あれは彼らの練度じゃなきゃできない。
海兵隊式と言えば銃弾でご挨拶なんですがね(笑)
音もなく近づき音もなく去る後には敵の死体しか残らないのがシールズですし、特にウォーターラインからの潜入作戦なんて十八番ですよね。存在しない存在今後うちのサム君が実戦シーンでそのあたり出そうかと思います
まさに暗殺でした。音も立てないでやってきては殺す、まさに流れ作業です。
小説のネタにもなりますし、本当に損しない映画です。