話題:最近の新人について

























【なんで?俺ばっかり責任を負わなきゃならないんですか!】
(`ω´)

























それは傾斜地に入って、一週間目の出来事だった。









まず、薔薇畑着工のポジションは、、


H社長→オペ、司令塔
Wくん→手元

俺は、、置き場へ、残土捨て、客土の積み込み、二種類の肥料の積み込み、各エリアの肥料の体数チェック管理

を、していたんだ。









俺は薔薇畑に入ってから、自分なりに考えて、、策を練り上げ、、

床掘りを(この場合は薔薇畑の掘り)、し終わった後、、その畑ですぐに肥料が使える様に残土を置き場に捨てて戻る時に、、肥料を10〜5体くらいずつ、コツコツ運んでは、作業してる場所の邪魔にならない場所にストックしていったんだ。


ストックする時も10体ずつ積み上げて「数を、かぞえ易い」様にした。









そして、図面を見て掘る予定の畑に「ナンバー」を付けて 番号で呼ぶ様にしたの。

例えば、、



(ナンバー)@は、改良材が15体、牛フンは32体使うよ!とか。


そんな感じでね。


更に、いらない白紙に「各ナンバーの肥料体数の早見表」も、合間を縫って、作った。

各、畑と肥料の体数に間違いが無いか?確認も早く出来るし、全てにおいて効率が上がると思ったからだ。









そして、 それと平行線で、、

またWくんが「妙な勘違いをしない様に」Wくんの、床掘りの手伝いもマメにした。まー、また変な思い込みでの、ゴタは御免だからな。









が、Wくんの、気持ちは今までのままだった。それと、床掘りのレベルに上達の兆しも殆どなかった。

























そして、ある場所に来た時、、









そこは「写真管理」の場所だった。



ザックリ言うと、監督が書類に写真を載せて提出するんだが、寸法も写して「ほら、ちゃんと指定の深さで掘ってありますよ!」って「証拠」の、一つでもあるポイントの場所なんだよ。









で、この時、傾斜地の床掘りをしていたが、前の記事の絵の傾斜地を「どんな感じで仕上げて行ったか?」は説明が面倒なので、伏せます。が、、


「傾斜地なので、床掘りも杭と杭の間が、傾斜になる」のが正解なんだ。

























ところが!



Wくんはどうしても、黄色い矢印の様に「凹み」にしてしまう。

本当は紫色の様に杭と杭の間を、「傾斜に真っすぐ」しなくてはならない。

つまり、杭の上端から650(_)下がりで傾斜に仕上げる訳だ。



オレンジ→既存の土を入れ換えて仕上げるライン

グリーン→右側の杭の(下り側)土留め板を仕事の関係で外した部分。









例えば、、紫色の斜め線、違うだけでも「このエリアは全長が40bなので」凹みに、客土が余計に入り、3dダンプ数台分も損をする事になってしまうんですよ!









でも、何度、、言ってもそれをやらない。コツも教えた。けど、疑問、質問は無し……。


あと、相変わらずWくんに一生懸命さは無かった。土木がイヤで、やる気が無く、、覚える気も無かったんだろうな。









俺は、、

「Wくんのやった床付けを、後ろから全て修正する」作業を始めた。









この時、H社長の重機は、絵で言うと、、絵の外、右下側から掘ってた。
(二つ下の段から重機で掘ってた)


したがって、床の様子が殆ど見えなかった。グリーンの土留め板を外したのこの為。それでも上手く見えなかった。









だから、、


H社長「オイ、Wっ。もっと掘るのか?どの辺を掘る?ここか?」









Wくん「あ、ハイ。」



こんな感じだったので仕上げはWくんに任せてたんだ。









そんな時、俺が後ろから直しに入って、、




俺「スミマセン、此処に掘った土をそのまま、、2杯、下さい。」









H社長「っ??…オイ、Wっ、大丈夫なのか?一匹狼が後ろで直しに入ってるぞ!?床が凹んでねーか??」









Wくん「……。」









やがて、直してWくんに追い付く。









が、Wくんは何も言わない。


いやっ!「謝れ」と言っている訳ではないんだ!!



普通だったらですよ?

「今、直してましたケド、どこがダメだったんですか?」

ってなるでしょ?

何故?出来なかったのか?どこが駄目だったのか?どうすれば良いのか?









ところが彼には「それが」無いんです。









それどころか、、Wくんは、、









絵で言う、左側の杭の根本近辺の深さしか見なくなった。









勝手にこう解釈したんだ。

「俺、こっちやってれば一匹狼サンが逆側やるだろ。分担しちゃえ」


って。









だが、この時は俺には、その意図が解らなかった。









Wくんが、ソレを実行し始めたくらいの時、現場監督が、そばを通ったので、、


俺(…肥料の次の入荷はいつになるんだろ?牛フンがあまりなかったが、、N造園も肥料、かなり使ってるし、場合によってはストックを、かなり増やしとくか……。無いと俺達の仕事が止まるしナ。)


そう思い、その場を離れて監督の方へ行き、打ち合わせをした。









すると、そのあと3dダンプが掘り出した土で一杯になり、、



H社長「一匹狼ーっ、一回捨てに行ってくれー。」









俺「了解っ。」









ダンプの土を捨てに、置き場へ行った。


帰りに肥料を、また積んで戻り、、手際よくストック。









Wくんの手元を手伝いに戻る。









すると!









彼は、なんと、、


「左側の杭近辺しかやらず」

勝手に思い込んだ、俺の持ち場を残しといたんだ!









この時、、俺はまだ、彼のやっている事の意味が解らず、、









俺「!!?…Wくん!なんだこれ??高さと、床付けしてないじゃん!」









H社長「っ!?オイ!Wっ、お前なにやってる?」









俺「650だろ?こっち、500で高いぞ?ボコボコだし!」









H社長「しっかりしろ!お前…」


が!









次の瞬間っ!!