高校時代の友達の
赤ちゃんを見に行ってきた。


生後十ヶ月の女の子。



赤ちゃんなんて
久しぶりー



出迎えてくれた
友達と赤ちゃん。


「うわー
こんなに小さいんだねぇ!」


素直に感じたことを
言ってしまい、
綺麗なマンションに
通された。



「一ヶ月早く
産まれた」
というので

「三男もだよ!
2450c!」

と乗っかったら


彼女は
1200cで産まれたという。


「十ヶ月だけど、
三ヶ月ぐらいの
体重しかないの」




飲んだミルクの量や時間も
記入していた。



おすわりがまだ危うく、
ずり這いができた。



抱っこさせてもらったら
片手の親指が二本あった。


手術をするけど、
全身麻酔するには
まだ体重が足りないらしい。




出産したことを
知ったのは年賀状で


すぐ教えてくれないなんて
ちょっと寂しいと
思ってたんだけど


大変だったんだね…





保育器に入ってる
こどもに
搾乳して届けた二ヶ月間の
友達の気持ち。



赤ちゃん用体重計を
備えてある寝室。


プレゼントに買っていった
13aのピンクの長靴を

履いて歩くのが
いつになるのか
私にはわからなかった。





胸に何かが込み上げてきた。
私はなんて楽な子育てを
してきたのかと。








人見知りしなくて
抱っこしたらずっと
元気にキョロキョロしてる。


ずりずり這ってきては
私の足をバシバシ叩く。


抱き上げると
ニッコリ笑う。



背中ぽんぽんしたら
くぅ…と寝てしまった。




かわいいかわいい
あなたに

幸せいっぱい
訪れますように。



たくさんの人たちが
あなたを愛している。






宅配ピザをご馳走になり
ケーキを食べて
帰ってきた。




またお邪魔するから
↑勝手に!
泣かないで
抱っこさせてね。