平成が今日で幕を閉じますね、
そして新しくなっていくのですね

過去をふりかえる日、
そして変わる準備をする日、なのかな
今日という日は

わたしは朝から親友に会う予定をしています

会うのはすこし久しぶりになるけど

場所は近くの古い喫茶店

ひとりで入るのはちょっと勇気がいるような、そんな場所で

ここで、あめのなか
わたしたちは大事な話をする

価値は自分のなかにあるんだと
つよくかたく、思ってきて
手離せないものがあって
ずっと大事にしまっていきたいような
そんな話を

わたしたちはわたしたち
きっとずっとそうで

大人になりたいだとか
こどものままでいたいとか
奥さんになるとか
お母さんになるとか
そんなことはともかく
自分は一生自分なんだという話

なによりもまず
自分を大事に生きていきたいという話

そんな言い方をしたら
ただのわがままみたいに捉えそうだけど

わたしたちはずっと
わがままかもしれない

こうでしか生きられなくて

これがわたしたちの生きる姿みたい



区切りなんて
ほんとうはなくて

ただ、かたちとして
区切るようなふりをしているだけ

見たらわかる
ぜんぶ繋がってる

昨日と今日とあさっては
ぜんぶつづき

生まれたのなら
生きているかぎり
つづきがひろがる

あのひとからもらった景色も
あいつからもらった涙も、にくしみも
愛情も
ぜんぶここに繋がってきた

それから
こんなことを言うのはおこがましいけど

あなたのほんの一部を
わたしがつくったよ

あなたのいのちに携われたなら
わたしは
それだけでわたしは
生まれてきた意味みたいなものが
大きくあったと思うよ

できたら新しい明日からの日のなかにも
あなたの視界やこころの奥で
すこしでも
楽しそうに生きていたいとおもう


そしてどうかあなたが
幸せでありますように


ずっとそう思ってる