はじめましての月曜日

最初だけ普通のひとのふりをした

明るく振る舞って

にこにこして

さっぱりして

リズムのいいおんなのこみたいに



きみは最初から

いつも通りのきみでいて

それがちょっと

かっこよく見えて

羨ましく思って

でもちょっと警戒した




毒もありながら

素直な優しいが

たくさんつまったきみだった

綺麗すぎないから

居心地がよかったの




何の歌をうたってくれたっけ

ゆずは夏色なら歌えると言ってた

あとは何にも覚えてない

自分か何を歌ったのかも

全く思い出せなくて

やっぱり私の記憶力は

あてにならないと思った




家は教えないよって言ったら

きみは今日いちばん笑った

その時の顔が

いちばん好きだった