ハロー僅かに聞こえる世界の淵の産声
波浪警報に気を取られ注意力は散漫で

いつか思い出せ
今はどっかに追いやって
神経系を患って
喜びも湾曲に捉えてしまう


下方修正したイメージはぶっ飛んで
紙切れ一枚で自分の意思を示して

いつか忘れていく
シナプスの上限に
いつか追い付いてしまう
その前にあなたから目を凝らして

幻想と思わないで
差し延べた掌に血が付いて
見せしめの如く
笑えない最悪の気分を思い知って
綺麗事では無い物を探している


いずれは出会うはずの
君には会えなくなって
誰かの瞳に映るまで
声を枯らして叫んだ

丸腰で闘って
泣きそうな声の方に近付いて
その拳を解いたら
一先ず誰かの手を取ってさ
もう一度握り直して
心地好い頻度で
互いの瞳に映されていよう