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終わった

シルバーなウィークが終わって名残での週末が終わって一息つける!
最近忙し過ぎて連休が嫌いになってます(泣)
来月の三連休も既に忙しいのが決まっていると言う悲しい運命。しかも今年シカ誕に続きナル誕までもが連休中って‥‥orz

誕生日に関係なく小噺程度のupを頑張るつもりでいたんですけど、前回から二週間も時間空いたしね(汗)
でも長い連休は終わったから大丈夫かな?
そんなに間が空かない様に頑張ります!


話しは変わり、この季節って寝るの最適ですよねー。
布団が恋しくてなかなか抜け出せない(笑)
夏は熱いから寝苦しくて起きるけど、秋は寒いけど布団があれば全然大丈夫で一日寝てられる!←
そして休みが終わると言うパターンになるのさ(´∀`)

鳴門小噺





里の中でもトップを独走する忙しさの解析部、不眠不休は当たり前、文字通りの書類の山の側には不死DXとラベルの付いた怪しげな小瓶が転がり机に倒れ込みながら手だけは動くと言う不気味な光景が広がる。
倒れても医療部に運ぶ暇などなく、勝手に倒れて勝手に起きやがれの人としてどうよと問われる日常、実働部隊とは違い命の危険に晒される様な部ではない筈だけど過労死しそうな部でもある、残業とはもう既に呼べない労働時間は確かに給料は良い、愛する家族に楽をさせてやれる、けれど久し振りに帰った我が家で「おじさん、だぁれ?」なんて言われた日には泣いた、本気で泣いた。

「長ぁぁ!!もう限界です!!」
「このままじゃ過労死ですよ!!」

他の誰よりも書類の山に囲まれた机の周りに涙目のいい大人達が囲む、通常時の彼等ならば今の長に抗議をするなんて命知らずな事はしない筈なのに、疲れた思考では言ってしまってからしまった!と気付く。
言っちまったとダラダラと背中に冷や汗をかきながら、来るであろう長の怒りに身構えるが思いもよらない言葉に唖然とした。

「大丈夫か?もう無理はすんじゃねぇ、倒れたら大変だ。ゆっくり休んで養生しろ」

おまけに微笑みもプラスされての返答に魂が抜けた様に固まる。なんていい上司に恵まれたんだろう、なんて思えれば楽だろうに長にはあり得ない言葉と微笑みに素直に受け入れられない。

『限界だぁ?まだ息してんだろーが、倒れたけりゃ勝手に倒れやがれ。んでそのまま目ぇ覚まさなけりゃ永久に休みだ。』

長なら絶対こんな言葉が返ってくる、いやまだこれでは可愛い方だが。

どうしよう、優しい長が恐い

「無理はよくねぇ、俺達の仕事は頭が勝負だこんな寝ないで仕事をしてりゃ出来る仕事も出来やしねぇ。ゆっくり休んで頭も身体も休めるのが一番だ、だから今ある仕事を止めて皆で休むのが良いと思わねぇか?」

ニッコリと微笑まれても頷けない、確かに休みは欲しい何よりも今は家に帰りたい。だけど視界に入るちょっと突っつけばすぐに雪崩を起こしそうな書類の山に首を縦に振れない。

「お前等も休みたいだろ?ほら、よく言うだろ“ボイコット皆ですれば恐くない”ってな」

(((言わないです!!)))

誰も賛同していないのにイソイソと帰る準備を始める長を誰が止められようか、いや誰もいないだろう。きっと止めたら爽やかな笑顔での制裁が待っている。
逆らって大変な事になるのならば、もう責任は言い出しっぺの長に擦り付けて自分達も休みの恩恵に授かろう、可愛い我が子が待っている。

「‥‥‥帰るか」
「あぁ、長も帰るみたいだし」
「帰ろう我が家に!」

こんなに明るい時間に帰れるなんていつぶりだろう、可愛い我が子と一緒にご飯を食べて眠りにつくまで構って構って構い倒すんだ!
寝るぞ俺は寝る!何があろうが俺の睡眠を邪魔する者は許さない!!
等と各々の夢を巡らせる。長に見習って帰る準備を始めた時、浮かれた頭を冷やす様な冷たい声と重苦しいオーラが部屋に渦巻いた。

「馬鹿な事を言っていないで、さっさとあの山をどうにかして頂戴。それから解析部の長さん、医療部の方の仕事も溜まっていますのでちゃっちゃと片して頂けます?」

笑顔だけれどその笑顔が恐い、長の微笑み並みに恐い。大量の書類を片手にドアを開けた女性は長と対等に話せる医療班第一班長。

「煩ぇ俺は帰る、医療班の方はお前がどうにかしろ」
「あら、あれはアナタの仕事でしょ?どうして私がしなきゃいけないのかしら?」
「俺がいなきゃお前等は何も出来ねぇのか?あれ位簡単だろーが」
「簡単ならばさっさと行ってちゃっちゃと片してくれない?」

互いに笑顔で会話しているのに二人を見れない、むしろ見たくない。関わったら最後もう帰るのは諦めて仕事をしよう。各々自分の席に戻り不死DXを飲み干し書類に向かう。

「チッ。」
「ほら、アンタもさっさと仕事しなさいよ」
「俺がマジで過労死したらどーすんだ、俺がいなくなったら誰がアイツを護るんだよ!!」
「それは‥‥

  アンタが使い道がなくて貯めに貯めたお金じゃない?

今の世の中お金があれば生きて行けるし、護ってあげる程あの子も弱くないしね」

分かったんならさっさと仕事しなさい、と後ろ手に手を振る彼女を見送りそっと長に目をやる。

長‥よく分かりませんが頑張って下さい

熱い胸の内を語り力強く握りしめた拳がものさみしいです。




気付いてると思いますが、
長=シカマル
班長=サクラ
ただ解析部のアホなやり取りが書きたかっただけの産物

毎度の事ながらホント色々さーせん。

雑多(全てが中途半端)


鳴門(双璧)


「流石だなサスケ」

「いや、シカマルに比べれば俺はまだまださ」

二人には似つかわない爽やかな笑顔が恐い。その身の毛もよだつ空気の中、とても満足そうに微笑むナルトに無言の視線をやる。ナルトの回りは花が飛んでも可笑しくない位にふんわりとした雰囲気が漂い、反対に二人の回りは笑顔とはかけ離れた雰囲気が漂っている。ナルトの回りに飛ぶのが蝶ならば差し詰め二人の回りに飛ぶのは暗闇で飛び回る蝙蝠だろう。

一体何事ですか?!




何事でしょうね←
ちょっと書いて何をしたかったのか分からなくなった代物



鳴門(キャラ多数)


「だぁー!!シカマルその術はヒキョーだってば!!」
「メンドクセーな。仕方ねぇーだろ」

シカマルの影真似で動きを止められたナルトが文句を言えばシカマルはボリボリと頭を掻く

「ヘッ。捕まるお前が間抜けなんだよ」
「なんだとー!!シカマルこれ解けってば!!んでキバをボコボコにしてやるってば!!」
「ヤれるもんならヤってみろ」
「キバもあんまりナルトをからかうの止めなって」

ニヤッと笑うキバにムキーッと顔を真っ赤にするナルトだが、未だにシカマルの術に捕まったままの為、身動き取れず暴れる事も出来ない。そんな二人にチョウジはこのやり取りが長くなる事を悟り懐に隠していたお菓子を食べ始める


「全く。もっと静かに出来ないのか彼奴等は‥」
「全くだ、ドベが」

少し離れた場所で組み手をしていたネジとサスケの二人の眉間に皺が寄る

「それは無理だろうな。何故ならば彼奴等はあれがいつもの事だから」
「青春ですね!!美しい男の友情です!!」
「「‥‥‥‥。」」

あっ。ここにも鬱陶しいのかいた。とネジとサスケは互いを見、ため息を吐いた

「あの四人はアカデミーから変わんないわねー」
「子供ねぇ〜」
「もう。ナルトったらもう少し静かにしてくれなきゃサスケくんにも迷惑かかるじゃないの」
「で、でも、前から、よ、四人は仲が良い‥よ?う、羨ましい、く、くらい」

いのとテンテンが呆れた様に呟けばサクラが目を吊り上げてナルトを睨む。そこにヒナタがフォローに入る

「仲が良くても、もっと真面目にやってくれなきゃね‥」

サクラの言葉に三人は苦笑しギャアギャア騒ぐナルト逹に視線をやる


「あの子逹は‥」
「ったく。もっと真面目にやれよな」
「ハハハッ。良いじゃないか!仲が良いのは良いことだ!!なぁカカシよ。俺達も久しぶりに組み手でもするか!?」
「‥‥‥‥パス。」
「なにぃぃ!?俺の熱い友情を受けないと言うのか!??」

(やれやれ‥)

担当上忍が各々見守る中、サワサワと風で揺れる木々の下。下忍四班で行われている合同演習は始まった時から既にこんな感じだった



キャラが多すぎてしかも台詞が多すぎて嫌になった代物。
多キャラは一言でも話せば会話オンリーになるから無理、ってか既に小説と呼べない。



復活(骸雲)

許可を取らずに入る事を不法侵入と呼ぶ。毎日毎日視界の端に映る果実頭をいい加減割りたくなってくる、会話と呼ぶには粗末な言葉のやり取り、じゃれあいと呼ぶには激しい攻撃の数々、それらを笑顔を絶す事なく受け入れる南国果実。

「クフフ。そんなに見詰めないで下さいよ」
「…………。」

話しにならない。

「今日は雲雀くんの家に泊まってもいいですかね?」

やはり恋人同士ですからお泊まりは基本でしょう。等と日々エスカレートして行く妄想癖に終止符を打つのは自分しかいないと再度認識した。

「いい加減にしなよ。本気で咬み殺されたいの?」
「おや?やはり今までは本気ではなかったと?僕を傷付けるのを躊躇っていたなんて、やはり愛ですねぇ。」

疲れる。会話の一つ一つが心底疲れる。僕の日常を簡単に壊して行くあの存在が気にいらない

「目障りだよ。」

僕の目の前から消えくれない?視界に入るだけでも不愉快だ。

「雲雀くんは素直じゃないですねぇ。あぁ!これがツンデレと呼ばれるモノなのでしょうか?」
「…………。」
「そんな雲雀くんも可愛いですが僕は素直にこの胸に飛び込んでくる雲雀くんも好きですよ?」



一年以上前に途中まで書いて放り投げた代物。
きっと山なし落ちなしでぶん投げたんだと思う(既に記憶がない)



復活(綱獄)

一見純粋そうに見えて、キスさえ知らなそうなのに、その口付けに酔わされている自分がいる。

 昔から住んでた土地柄かキスなんてもんは挨拶がわりだった、周りの環境も手伝って同い年にしてみりゃマセた餓鬼だったし、経験もしてきた。
耳元でわざと低い声で囁けば面白いくらいに女は堕ちた。そしてそのまま雪崩れ込む様に安っぽいホテルに入ればただ、溜まった欲を吐き出して終わってた。

貴方のキスに酔いそう‥

恍惚とした表情で赤い唇が上がる様を綺麗だと思った事はない。甘い言葉を期待するウザったい女にはただ無言で口付けを。




「‥‥‥っ、は」

慣れている筈の濃厚な口付けに目の前が酸欠の様にクラクラと歪む。絡められた舌の熱にすがり付く様にブレザーを握りしめる。フワフワと地に足がつかない感覚に僅かに怖くなる。

「じゅ、‥め‥」

回らなくなった舌はやっとその人の名を呼ぶ。

「クスッ、可愛いね‥」

熱により視界がぶれはじめるけれど、濡れた唇を親指で撫で上げ、笑んだ彼の表情(かお)に堪らなく身体が暑くなった。

「恋をしった途端に初になるなんて‥ホント可愛い過ぎて‥」

食べたくなるよ‥


はい!
山なし落ちなし意味なし!!
の小話でしたー(←貴様!)


よくもここまで意味不明な代物を書けたな。
最後のは押し付けたけれど喜んで貰えたからいっか(ヲイ)
書いてる内に終着を見失うのはいつもの事、終着は見えてても途中が書けないのもいつもの事。
ダメダメですね☆(´∀`)あはっ

復活小噺(カプ無し)



教室に入った途端に響く甲高い声、本来ならもっと落ち着いてたりドスの効いた様な声だって出せるのに、態々耳障りな声を出す意味が分からない。実際そんな声で話し掛けられてる彼は眉間の皺が通常時より二割増に見える。近寄るな、声を掛けんじゃねぇオーラを纏っているのに、気付かない彼女達に一種の尊敬を覚える。

(馬鹿もここまで来ればある意味尊敬だね)

内心でそんな彼女達を嘲笑う。どんなに頑張ったって彼の心は奪えないよ。価値観も生きてきた人生観も何より住む世界が違う。ただの憧れだけなら止めやしないけど、言い寄る彼女達の中に紛れる真剣な眼差し、まだ中学生だってのにそんな目をするなんて恐いね。

「どうして?受け取る位なら良いじゃない!?」

「テメェ等から受け取るモンなんて一つもねぇよ」

そんな事をつらつらと考えていたら、甲高い声が更に響いた。あっ、あの子だ。って思った時にはもう遅い、恋慕が憎しみに変わるってのはよくあるけど、まさか中学校で見るとは思わなかった。真っ赤になって震えているけど目が尋常じゃない。彼も限界みたいで言い返しちゃってるし、あぁ、これ以上揉めると騒ぎが大きくなるから面倒。

「はいはい。そこまでー」

手を打って間に入れば鋭い視線。おー、恐っ。嫉妬とか嫌悪とか入り雑じって自分に集中する。

「邪魔すんなよダメツナ!!」

「そうよ邪魔よアンタは!!」

おいおい、さっきまでのしなった猫なで声はどこに行ったよ。慣れてはいたけどこうもあからさまだと天晴れだ。

「まぁまぁ落ち着きなって!獄寺くんに何を渡したいの?」

「誕生日プレゼントに決まってるじゃない!!」

「やっぱりダメツナね!皆でおめでとうって言ってたじゃない」

俺にはピーチクパーチクと甲高い鳴き声しか聞こえなかった。なんて言ったら事態は悪化するから言わないけどさ、そういや今日は獄寺くんの誕生日だ。忘れてた訳じゃないけど意識してなかったや。

「あー、そういや誕生日だったね。なんも用意してなかった、何か欲しいモノやして欲しい事ってある?何でも良いよ?」

横からブーイングが凄いけど気にしない。山本も忘れてたみたいで俺の提案に乗って俺も何でも良いぞーなんて言ってる、まぁそれにはブーイングは起こらない訳だけど。

「何でも?」

「うん。何でもどーぞ?」

「それでは‥

   この茶番劇に幕引きを‥」

ゆっくりと丁寧なお辞儀は映画のワンシーンの様な錯覚に陥る。見惚れる彼女達を気にも止めず頭を上げた彼の表情に自分の口元が弧を描く。

「了解。隼人の望むままに」

わざと猫背にした姿勢を伸ばして瞬き一つ。


「Buon Compleanno li mio propira caro bestro」(誕生日おめでとう俺の大切な右腕)

「Grazie nostro magnificenza boss」(ありがとうございます我等が偉大なるボス)

聞き慣れない言葉で会話する俺達に女子生徒だけじゃなく傍観していた人達までざわついた。山本も口笛一つ吹いてにやけてるし。
まぁ取り敢えずはこの茶番劇に幕を引いて新たな幕開けと行きますか。





※注意※
イタリア語は適当も適当なので信じないで下さいねー!
適当に辞書を引いただけなので文法とか色々間違ってますから。

はい、と言い訳で(どんな訳w)遅れに遅れた獄誕小話でしたー。
書くつもりはなかったのですが、書いてたら獄誕だと書きやすかったのですよ。
大抵の小話っていうより私の小説は内容が薄いですから雰囲気は皆様の脳内にかかってます!(ヲイ)


ちなみに今月いっぱいフリーです(等とほざいてみる)
そんな奇特‥いやいや、心優しい方がいらっしゃいましたらどぞー。
サイトに記載する際は私のサイト名か管理人名の記載は忘れずにお願いします。
直リンも禁止ですので悪しからず!

復活小噺(カプ無し)

※リング争奪戦の後のもしも話






沢山の死闘の末にリングを手にした綱吉はくしゃりと顔を歪めた。
それもその筈、その勝利の後には血が流れ過ぎた。現に今も自分の足元に傷付き横たわるザンザスの姿、争いを嫌い他人が傷付く事を嫌う綱吉にとって喜ばしい事態ではなかった。今まで勝利に喜んでいた獄寺逹もそんな綱吉の姿に勝利の熱が冷めて来る。まだ小さな背中に沢山の物を背負って踏ん張って来たのだろう、僅かに肩が揺れている。

「良くやったツナ。さすが俺の教え子だ」

滅多にない彼の家庭教師からの言葉に大きく肩を揺らす、リボーンの言葉につられる様に守護者逹からも賛辞の声が飛ぶ、未だに背を向けたまま俯く綱吉はきっと泣いているのだろう、だから直ぐに駆け寄りたいのを我慢して自分逹はその背中を見詰めよう。そんな暖かい空気がその場に流れていた。

「ククッ、ハハハハハッ!!」

その時、傷だらけで横たわるザンザスが急に笑い声を上げた。まるで狂ったかの様な突飛な事に守護者逹は彼を哀れんだ目で見ていた、自分が負ける筈がないと豪語していた彼は綱吉に負けた。そしてリングにすら拒まれ彼は全てを無くしたのだ。

「何が可笑しいザンザス」

笑い続けるザンザスにヒヤリとした冷たい声、一瞬誰の声か分からぬ程にその声は冷たく殺気を纏っていた。

「ククッ、これでもうテメェの道は決まった」

「黙れ」

「待ちわびた、この時を待ちわびたぜ」

皆には理解し難い会話が二人の間で交わされる。ゆらりと動いた影は先程まで横たわっていたザンザス、傷なんてまるで無いかの様に自然にそして静かに片膝を着いた。

「最初で最後の誓いだ。
 
 これから貴方に永久の忠誠を‥」

そう頭を垂れたザンザスの姿に守護者やヴァリアーの面々は目を見開いた。あのザンザスが頭を垂れるだなんてあり得ない事態にリボーンやコロネロですら固まる衝撃的な光景

「認めない‥そんな忠誠なんていらない!!」

「諦めろ。これはもう決定事項だ」

ザンザスの胸ぐらを掴み上げて睨み付ける綱吉に反し、ザンザスは上機嫌と言うのに相応しい程にニヤリと笑っている。

「頼む!もう一度再戦してくれ!!」

「駄目だ。」

「――――っっ!」

「宜しく頼むぜ‥ボス?」

最大級のにやにや顔で一番綱吉が嫌がるで有ろう呼び名で呼ぶ。胸ぐらを掴んでいた手がゆっくりと下に力なく降りていく。

「あ゛――!!もう何やってんだ俺!!ってか絶対10代目なんて御免だ死ぬ気で拒否する逃げ切ってやる‥そう心に決めていたのに、ザンザスに上手い事乗せられてつい軽く本気出すなんて‥俺の馬鹿ぁぁー!!」

頭を抱えて喚く綱吉から洩らされた衝撃な言葉、開いた口が塞がらないとはこう言う事なんだな。と間抜けな顔になっている面々を見ながらザンザスは思った。

「それじゃ俺は帰るぞ。あっちで色々とやらなきゃいけねぇ事があるしな」

ヒラヒラと後ろ手に手を振るザンザスに綱吉は涙目になりながら叫んだ

「ザンザスの馬鹿ぁぁ!!お前なんてもう兄ちゃんだなんて呼んでやらねーからな」

「そりゃあちっとは残念だが、ボスがいつまでも部下をそう呼んでんのは示しがつかねぇからな、良い機会だから丁度いい」

「――っ!ザ、ザンザスなんてキライだぁぁ――!!」

「ククッ、そうかよ」

癇癪を起こした子供の様な綱吉を気にも止めずザンザスはその場を去る。

そして残されたのはえぐえぐと泣く綱吉とまだ状況を理解出来ない間抜け顔の面々が残され、

「どういう事だ‥?」

誰かの呟きがその場に空しく響いた





勝手に勘違いして感極まっていた面々の衝撃はきっと大きいですよねー。って事でリング争奪戦のもしも話。
ザンザスを出したかった為に敢えてリング争奪戦をチョイス(笑)
こんなお兄ちゃんなザンザスが好きです(´∀`)
スレツナだけど、そんなスレツナよりも一枚上手なザンザス、力は綱吉のが強いけど、なんだかんだと兄ちゃんには敵わない所が沢山あるスレツナって可愛いよね☆←
って、訳で今回は守護者も知らなかったスレツナのバレネタでしたー!
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