分散型SNSというのは、Web3.0サービスの一種で、従来のSNSと異なる特徴を持っており、従来のSNSは企業などの中央管理者がサーバを管理し、サービスの全てを掌握できるようになっていたのですが、分散型SNSは中央管理者がおらず、コミュニティ全体で運営するような環境が構築されています。

これまでのSNSでは、ユーザーの個人情報などデータベースに保管されていたものは中央管理者が管理していたのですが、分散型SNSはデータベースの代わりに、分散型ストレージと呼ばれる技術を実装しブロックチェーンの仕組みを利用して、ノード(ブロックチェーン参加者の端末)にデータを保管します。

分散型ソーシャルネットワークは、オープンソースの理想に基づいて構築されて、アプリケーションのソースコードは誰もが検閲できるように公開されおり、従来のソーシャル・メディアによくある不透明なアルゴリズムの実装を排除することで、ブロックチェーンベースのソーシャルネットワークは、ユーザーとプラットフォーム作成者の利害を一致させることができます。