「おかえりバクラ!」
「………おう。」
「どしたの変な顔して。」
「お前こそ何で手にフライパンと風呂用洗剤持ってんだ。」
「バクラ言ってたじゃん新婚さんごっこしたいって。」
「いつ。」
「今朝。」
「言ったか?」
「僕の夢の中で。」
「夢かよ!」
「夢だよ。で、先にお風呂沸かす?それともご飯作る?それ以外の解答は求めてない。」
「……それ、俺がやんのか。」
「当然。」
「なんで。普通お前だろ。全部済ませてから出迎えんだろ。」
「はあ?僕を何だと思ってるの?お嫁サマじゃないんだよ?宿主サマだよ?」
「お前はセオリーを分かってねえ!」
「黙りなよ三千歳!やるの?やらないの?!」
「やらねーよ!俺は召使か?あぁ?お前こそ俺のことなんだと思ってんだよ!」
「な、なにって、言わ…言わせんなよばか!」
「赤くなってんじゃねーよクソかわいーな!」
「ううううるさいよ!」
「いーからもうベッドいくぞベッド!」
「ちょっと…っ放してよ僕お腹すいたー!ご飯ご飯ご飯ーっ!」
「嫌なら次から自分で作れ!おら、俺様がベッドだっつったらベッドなんだよ!」
「横暴だー!!」
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怒鳴り愛…とか…