安全で快適に暮らせる環境とは、住居内で終わるわけではありません。


良好なご近所関係も住環境の一部です。


良好な関係を作るために、まずは引っ越しの時に挨拶をその日中に終わらせましょう。


必ず、何か手土産を持って訪ねることが大事です。


簡単な挨拶と、ご近所に伝えなければならないことが言えれば良いので、良い印象が伝わるようにしましょう。


第一印象を良くすることが肝心です。


職場が変わったのでその近くに住みたい、世帯の人数に変化があったなどをきっかけにして住環境を変えることになるのでしょう。


この際だからと、不要なものや着ていない服などはまとめて処分してしまい、身辺整理して引っ越す世帯が多いでしょう。


ただ、布団を処分したという話はあまり聞きません。


引っ越し先でも、引き続き同じものを使うようです。


毎晩寝て身体になじんでいるので服よりもはるかに愛着が強いものなのでしょう。


様々な事務手続きが必要となるのが、引っ越しという大イベントです。


中でも特に重要度の高いものとしては自動車運転免許証と、車庫証明でしょうか。


普段は車に乗らない、という人ですら、運転免許証の住所変更は免許証がよく本人確認書類として機能しているため、ただちに手続きをすませてしまう人は多いです。


しかし、同じように重要な、車庫証明の登録し直しについては、後回しにされてしまうことがあります。


警察署で手続きができる書類ですから、車庫証明も免許証と同時に手続きをしておきますと手間が省けるのではないでしょうか。


エアコンをどうするか、というのは引っ越し時によく問題になるようです。


ただ賃貸住宅の場合、退去時に、管理をしている大家さんか管理会社の担当者にエアコンは今のまま設置して、置いて行きたい、それが可能か知りたいと聞いてみるべきです。


管理側から見ると、エアコンを残して行ってもらうと、次の入居者がすぐそれを使うことができますから、あまりに古い型だったりしなければ、要望が通ることも有り得るのです。


そうやってエアコンを置いていくことができれば取り外しの工事費がかからなくなり、それなりの節約につながります。


よく言われることなのですが、引っ越し費用のうちで、高くなりがちなのがエアコンを取り外したり、設置したりする工賃です。


取り付けも取り外しも、素人には難しく、専門業者に工事してもらうのが普通ですから、エアコン取り付け工事一台に一万円くらいはかかるのが普通です。


エアコンの扱いが、引っ越し作業のオプションとしてつけられているならそんなに高額になることはなさそうです。


しかし、業者は単にエアコンを運ぶだけ、という場合は、どこか他の専門業者に取り付けの工事を依頼するか、それとも、新品を買ってその店に取り付けを頼み、古いエアコンも引き取ってもらうようにするか等々費用やかかる手間など、総合的に考えてみた方が良いです。