アパートなどの借りていた部屋から引っ越す時には、最後に、退去時の立会いという、ちょっとした試練があるでしょう。
大家さん、もしくは管理会社の物件担当者が来て、最後の時点の、室内点検があります。
退去時の立会いが終わったらようやく退去になります。
全てに当てはまるわけではありませんが、電気ガス、水道代など公共料金の清算は当然済んでいなければなりませんし、それに、部屋の鍵は、自分で作ったスペアも入れて、全て返却します。
引っ越しを専門の業者に依頼すると、その費用は全く同じ引っ越しの依頼だとしても、時期による変動は必ずあります。
特に、年度末や夏、冬の休みでは引っ越しの依頼が多いので、全国どこでも相場が高くなります。
このことから、できる限り繁忙期を外して引っ越しできればどの業者でもお得に引っ越しできます。
なにしろ閑散期と繁忙期では、倍近く料金が違うこともあります。
これまで何度も引っ越しをしてきていますが、その私が、たった一つ皆さんに伝えたいことがあります。
「壊れやすいものは、絶対に他人に任せるな」です。
何度目かの引っ越しの時でしたが、運びこんでもらった荷物をチェックすると、陶器が何個か、欠けてしまっていました。
割れたものが、自作のお皿だったりしたため、とてもショックを受けてしまいました。
ただ、お気に入りのものではありましたが、高価なものではなかったので、文句をつけたりはしませんでした。
これから先の引っ越しでは、繊細な工芸品などは必ず、自分で運ぶようにしているのです。
法律上、賃貸物件からの引っ越しの場合、退去時の原状回復義務はつきものですが、一方で経年劣化は避けられません。
どう見ても破壊や破損だと判断できるところは入居者のお金で修理しなければならないことが一般的ですが、壁紙の自然な退色や、モルタルの小さいひびなどは入居者の費用負担で直す必要はありません。
賃貸では、できるだけ現状のままで退去できるよう生活するのが自分にとって一番有利だと言えますね。
転居の際、必要な作業は様々です。
そんな中で様々な荷物を箱などに詰めていく梱包作業は、自分で行なうことにしている人が殆どのようです。
しかし、業者にもよるものの、梱包作業も業者が行なう引っ越し作業の一つとして依頼できるコースがあります。
でしたら自分でいろいろさわらず、業者に任せてしまった方が間違いがないでしょう。
養生用のテープや緩衝材などもふんだんに使ってもらえますし、作業も慣れてて早いです。
それに、なんらかの事故が起こってしまった時に梱包を行った業者が責を負って弁償するケースもあるためです。