ちょっと前、彼女に「お前の子供に会いたくて震える」キャンペーンを展開したところ、よつばと!というマンガ本を差し出されたのですが。

昨日TSUTAYAに行ったら、何ともタイムリーなことで、数年ぶりに新刊が出たらしく大量に平積みされていた。映画の返却しに寄っただけだったのに迷わず手に取った。

もう、すっかりはまってしまった。あれこれ深く考えさせられることなく優しい気持ちになるというかなんというか上手く言えませんが…これはいいものだ。


ところでわたし、近年加齢により涙腺が脆くなる事案に悩まされています。最も厄介なのは愛らしいと思うものを見ると涙が出る謎の脊髄(?)反射です。

人前で泣きっ面を晒したくはないのですが、この愛奴反射がここ数年とんでもなく研ぎ澄まされ、やたらと過剰反応を示すので困っています。痛みや悲しみ、怒りなんかにゃ負けないが、玉ねぎと可愛さには歯が立たない。

例えば出先でポメラニアンに遭遇するとかもう危険極まりないですよ。すまんがその犬をしまってくれんか、わしには強すぎる。

話それました。よつばとの主人公は小岩井よつばちゃんという女の子です。わたしは特別子供が好きな訳ではありません、しかしまあ、この子の愛らしさったらもう筆舌に尽くしがたい。

涙を堪えようとすると、却って鼻水が押し寄せてズビズビ鳴るし、終いには嗚咽まで上がってくるわで、必死に悟られまいとごまかすも、ああ狭い屋内、バレない訳もなく

先に読み終えていた彼女に「お前どこか悪いんじゃないの?」と、真顔でドン引きされる迄が昨日のハイライト。

うるせえ辛くないのに涙が出んのは大人の特権だよ!愛でろ、畜生!!