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戻れないと決まった日



こんばんは。
とうとう社内全体に辞令が出ました。
わたしが退社することが、です。

さあ頑張りましょ!っていう話題でいいのか迷いましたが、今のわたしにぴったりな気がします。


本部の方からは今月末って聞いてたんだけど、少し早くて驚きました。
いつ辞令出て、みんなに知られるんだろうなって考えて不安になっていたので少しだけ安心しました。



『ねぇ、あさみちゃん辞めるってほんとうなの?』



仲のよい一回り年上の先輩から夜勤明けの今日に聞いた一言。
苦笑いしかできなかったけれど、先輩はさみしいって泣いてくれた。
つられてわたしも泣いちゃいました。



『あさみちゃんの介護とっても、好きだよ。利用者さんに声の掛け方がすごく上手だな、ってこの間また思ったもん。いつも利用者のこと考えてて、利用者の気持ちに寄り添う介護してて大好きだったよ』



その言葉がすっごく嬉しくて。
わたしは、ずっと利用者の気持ちに寄り添える介護がしたいって思ってたの。
自分なりに考えて、理想と現実に苦しんで、でもずっとやりたい仕事だったからがんばってきた。
なりたい介護福祉士になれるようにがんはってた。
それが他の人からもそういう風に思ってもらえるくらいの介護ができてたのかなって。


職場の人を嫌いになったんじゃないんです。
利用者さんを嫌いになったんじゃないんです。
介護の仕事を嫌いになったんじゃないんです。

ぜんぶ大好きなんだけど、やっぱり今の職場では長くは働いてはいけないと思ったんです。

ただ、大好きな介護の仕事を、今の職場で続けると嫌いになりそうだなって思ったんです。



先輩に上手く言えなくて伝わらなかったかもしれないけれど、話をしたらすこし楽になりました。



辞令を見た会社のたくさんの方々から連絡がきました。(笑)
わざわざわたしの部門まで来てくれる人もいて。(笑)



素直に嬉しかったなぁ。
でもまだ辞めないんですよ。
今年いっぱいはみんなと働けるんです。
残った自分の仕事もしっかり行っていきたいと思います。



ちょっとだけ、わたしも辞めるのさみしいです。
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