分割払いなども利用できるクレジットカードとは違って、資金の貸付に使うカードは限度額に届いてなくても、残っている額を買物に使うことはできません。
しかし、クレジットカード付属のキャッシング枠を使えば、その分の現金を借入れることができます。
クレジットカードのキャッシングはカードローンの利用と信用情報上では同じく、貸付における制限の対象です。
カードローンで「借り換え」があることを知らない人は多いようです。
借り換えそのものは珍しくありません。
期日までに返済するのが難しい場合、新しくローンを組み、そのお金で、古いほうの債務を一括繰上返済するのです。
借り換えたローンの返済日が次の返済日となるため、返済日を事実上伸ばすことが可能です。
ただし、次の返済日までの時間的な余裕はできるものの、新たなローンは従前のものより金利が高かったり、返済期間が長くなるため総返済額が増えるなどの点を承知しておかなければなりません。
今回あぶないからといって安易に借り換えをするのも考えものです。
借り換えを申し込む前にいま一度考えることが得策です。
誰でも無条件で入金してくれるカードローンがありますが、こういった契約は裏があります。
いくら少ない額とはいえ、金融業者としては当然、審査なしには契約しません。
審査を行わないとしている業者は業者として正規ではないと考えられ、契約したときには予想だにしない事態が起こりえます。
容易に借りれていいのですが、支払日を一日であっても過ぎてしまえば、その遅滞期間に一日単位で遅延損害金という延滞金を支払うことになります。
年利が最大で20%の延滞金を払う義務を負うわけです。
かつ、この遅延期間にも日割りで金利が生ずるので、長期間滞らせると、多額の金銭を支払うことになってしまいます。
万が一、延滞してしまったときはより早く支払いを済ませましょう。
即日融資を受けることができるカードローンが数多くあります。
休日も利用できる消費者金融では、審査通過を夜9時までに終えればその日のうちにお金を借りることができます。
しかし、希望する借入金額が高くなるほど審査に必要な時間が長くなって、結果が翌日にならないとわからないこともあるようです。
当日中の融資が希望である場合は、最少の希望額を提示することがポイントになります。