米大リーグのレギュラーシーズンが1日に終了し、ア、ナ両リーグの個人タイトルが確定した。アの打撃部門は、メジャー2年目で新人王の資格を有するジャッジ(ヤンキース)が52本を放って本塁打王に輝いた。打率3割4分6厘のアルトゥーベ(アストロズ)が2年連続3度目の首位打者。打点王は119のクルーズ(マリナーズ)、盗塁王は34のメリフィールド(ロイヤルズ)だった。

 アの投手部門では、クルバー(インディアンス)、カラスコ(同)、バルガス(ロイヤルズ)の3人が18勝で最多勝。クルバーは防御率2.25もトップだった。奪三振はセール(レッドソックス)が両リーグでただ一人300を超え(308)、2年ぶりのタイトルを獲得した。最多セーブはコロメ(レイズ)の47。

 ナの打撃部門は、スタントン(マーリンズ)が59本塁打、132打点で2冠に輝き、ゴードン(同)が60盗塁で2年ぶり3度目の盗塁王。ブラックモン(ロッキーズ)が打率3割3分1厘で初めて首位打者になった。

 ナの投手部門では、カーショー(ドジャース)が18勝、防御率2.31で2冠。シャーザー(ナショナルズ)が268奪三振で2年連続のタイトルを手にし、最多セーブは41で並んだジャンセン(ドジャース)とホランド(ロッキーズ)が分け合った。