ただ個人的に今後短編でも中編でも長編でもいいから使っていきたい言葉のメモ
楽しくもなんともないただ私的に使うだけだから見ない方がいいと思うの。
●多分こへ食満
こんな近くで顔を見るのは初めてだった。そして、今、確信したことがある。こいつは俺を見てるようで見てない。いや、もっと奥を見てる。俺の奥にあるだろう何かを。…馬鹿が、何もねぇよ。本人に言うのもしゃくだから、俺の中で吐き捨てて、奴の指をくわえてやった。驚いていた。ざまぁみろ。
●多分こへ+長次
「死ぬのか。」
「あぁ。」
「そうか。」
「あぁ。」
「それは変えられないのか。」
「あぁ。」
「そうか。」
「あぁ。」
「なぁ。」
「なんだ。」
「こうやってお前が私の呼びかけに答えてくれるのも最後か。」
「あぁ。」
「そうか。」
「あぁ。」
「寂しいな。」
「…あぁ。」
「私、多分来世はお前と会わない気がする。」
「そうか。」
「だけど、お前のこと、忘れていないと思う。」
「…。」
「だから、お前も私のこと、忘れていないと思う。」
「忘れるな…じゃなくてか。」
「私が忘れないなら、お前も忘れない。」
「そうだな。」
「さて、」
「…。」
「行こうか。」
「あぁ。」
●文食満
ふいになんだか悪戯をしたくなって、こちらに背を向けている文次郎に抱き着いた。一瞬びくっとしたあと身体を固まらせ、ゆるゆると息と共に身体の緊張を解いた。そっと上を見上げると、耳が赤い。思わず含み笑いがこぼれる。頭をぐりぐりと背中に押し付けると、制止の声がかかる。や、止めろバカタレィって言う声が思いっきり上擦っていて可愛かった。背中に耳を押し当てるとすげぇ心臓の音。思わず笑みが零れる。
●かまいたがり6年と末っ子気質食満
「留三郎、今日も可愛いな。これ、お前がこの前欲しがっていた工具だ、くれてやる。」
「おぉっ!!ありがとう仙蔵!!つか覚えててくれてたんだな、サンキュ。」
「…留三郎。」
「うぉっ長次!!」
「…入荷した。」
「俺が読みたいって言ってた本じゃないかっ!!ありがとう、長次!!早速今日読みはじめるな!!」
「…可愛い」
「ちょ、力強ぇよっ頭禿げるっ!!」
「留ちゃぁああん!!今日もかっわいい〜!!」
「うわっと、小平太!!勢いのまま抱き着くな!!」
「すまんすまんっ!!」
「で?塹壕埋めてきたか」
「がははははっ!!ついでに綾部が掘った蛸壷も埋めてきた!!!」
「本当かっ!!!偉いっ小平太!!!」
「いつも留三郎にはお世話になっているしな。」
「ありがとう助かったぜ!!!!」
「留さんが今日も可愛くて僕は幸せだ。傷の具合はどうだい、留三郎。」
「あぁ、伊作からもらった薬が大分効いて治ってきてるぜ。この分だと、傷残んないだろうし。」
「そりゃお役に立てて良かったよ。」
「いつもありがとな伊作」
「どういたしまして。」
「留三郎。(可愛い。)」
「なんだ文次郎。」
「あー、その、(可愛い。)」
「…?…なんだよ。」
「実は、また壁を…(今日も留三郎が可愛い)」
「またか、次はどこだ。」
「直してくれるのか!!(可愛い)」
「しょうがないだろぉ、壊しちまったんだから。」
「す、すまない(留三郎可愛くて辛い)」
「ほら、連れてけ。」
「あぁ(可愛いなぁあ)」
結論、犬猿が喧嘩しなくなり、文次郎が一番重症。