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予告。

またダメだったよ。

またなのね。

またここから。


交差する記憶。


ギャリー、ありがとう。

子供にこれは渡せないわ。

イヴっダメ!!


全ての歯車はかみ合い、動き出す。


守ってみせる

守るわ、私が。

私、分かったの。

さぁ、役者は揃った。
物語はどこへ行く。


悲しみの果てに

Ib ifストーリー


近日


詳しくはWebで。

というわけで、ね、
Ib中編連載、本格的に始めるよ。


私がな!!!

この記事は連載終わるまで一番上。
いつも通りオタ話は更新していくから、この記事の下にアップされてくはずなので悪しからず。
説明下手くそでわかりにくいかもしれんが、フィーリングで伝わってくれい。

追記に更新情報。
続きを読む

┌(┌ ^o^)┐長いホモォ

【死ねた】リヴァイ兵長とミカサがループする話。

リヴァイ兵長サイド

元居た場所はリヴァイとエレンの立場が逆転している世界。ミカサが存在しない。エレンは巨人化しない。一般兵リヴァイ(18)と人類最強兵長にょたエレン(28)。体格は二人とも一緒で170と160。エレンの見た目は雰囲気柔らかくして髪肩まででくせっ毛にした感じ。エレンは原作通り喧嘩っ早くて死に急ぎ野郎だけど基本温和、大人で強い。駆逐駆逐言ってる。仲間からの信頼も厚い。エルヴィンとよくほのぼの夫婦扱いされるが本人達はどこ吹く風。ハンジのポジションにアルミン。ハンジ並の奇行種ではないが時々興奮しながらエレンに研究の成果をいいに来る。たまに二人で外壁の話、海や東洋の島の話をしてる。エレンとエルヴィンがゴロツキ一歩手前だったリヴァイを育てる。だが性格は基本原作リヴァイ。リヴァイが軽く原作のミカサ並にエレンに執着してる。エルヴィン←命令を聞けば確実な奴、エレン←守りたい奴っていうリヴァイの認識。力関係は原作リヴァイ≧にょたエレン>原作ミカサ≧リヴァイって感じ。エレンはリヴァイのこと可愛くて目にいれても痛くない!!って感じで構いすぎてリヴァイに蹴られたりする感じ。基本エレン。エレン(大好き)班のメンバーはリヴァイ(大好き)班と同じ。でもリヴァイの実力認めてるからエレン(大好き)班メンバーはリヴァイの対応は原作とあまり変わらない。


設定ばかりが先走って話進まねぇwww


んで、なんやかんやあってもう一歩で巨人駆逐し終わるころにリヴァイ庇ってエレン死亡。リヴァイ以外の班メンバー全滅。駆逐が終わるころには調査兵団はエルヴィン、リヴァイと数名のみしか生き残れなかった。エレンがいない世界などどうでもいいと思って過ごしていたが、最期の最期にエレンがどうか世界が平和に、美しくありますように的なことを言って、エレンが求めた世界を作ろうと、生きることを決意。ところが憲兵団と一部の貴族の独裁が始まり、内乱などが発生。政治的権力を欲し軍事支配が当たり前の世の中に。内部分裂を避けようとしたエルヴィンを煩わしく思った貴族がエルヴィンに死刑判決を下し、それに背こうとするリヴァイにも死刑判決を決定した。エレンが夢見ていた世界とはまったく違う現実になり、エレンに託された世界をこんなに汚くしやがって!!とエレンを幸せにできなかった悔いとまるで兵士たちの死がエレンたちの死が無駄なような態度の上の奴らへの憎しみが強まる。しかし現状は何も変わらないまま死刑が遂行された。

原作世界へ逆行。
もう一度生を受けたのなら、今後こそエレンを幸せに、そしてエレンの夢見た世界や海を見ようとする。


現実。
エレン(15)男児。


リヴァイはホモの道に行くしかなかった。


ちなみにエルヴィンはリヴァイ世界のエルヴィン。


ミカササイド

ミカサ男、エレンも男。エレンが凌辱を受けていたところにミカサが通りかかって助ける。物理的攻撃ではなくエレン父を呼ぶとかそんなん。ミカサが強くなるのは原作世界でのエレンから助けられたあの瞬間なため、前の世界のミカサはそんな強くない。でも強さはミカサ≧エレン。ミカサの身長180超えた。エレンはまんまエレン。幼なじみ三人健在。だが、ミカサはエレンに執着してない。どっちかっていうと、エレンがミカサにべったり。犬のよう。ミカサはエレンうっとうしいと思ってるくらい。まぁいろいろあって原作通り母さん殺され注射打たれてなんやかんやあって訓練兵に。リヴァイはいるがエレンはミカサミカサ巨人駆逐駆逐くらいしか考えてないので、リヴァイはあまり絡まない。ただ巨人化したときちょいちょいお世話になるくらい。リヴァイ班はない。ミカサと同じ班になって監視役がミカサ。ミカサはエレンにそれほど執着はないから結構アッサリ引き受ける。一応家族だとは思ってるけど、仕事は仕事と割り切ってる。エレンは寂しいけどミカサがそういう奴だって知ってるし、ミカサの側にいれるならいいやみたいな。健気。ほんとは段々エレンに情が写ってるけど表面上変化はない、しかも無自覚なミカサのせいでエレンはずっと寂しい気持ちのまま過ごす。巨人化するエレンと結構強いミカサのおかげで巨人駆逐完了。(ミカサの強さは原作リヴァイ≧原作ミカサ>>男ミカサ=リヴァイ班くらい)国に平和が戻った。幼なじみで海とか行きたいなとか話してたら、お偉いさんがエレンの削除を命じ、エレンは地下に監禁される。エルヴィンなどが掛け合うが話は変わらないままエレンの死刑が確定。民衆が見ている中、広間の真ん中で火炙りにされた。最期の言葉が「この世界は残酷だ。そしてとても美しい。いい人生だった…」→ミカサの魂に深くこの言葉が刻まれる。

ミカサにとってエレンは取り柄のない死に急ぎ野郎でうっとうしい奴だと思ってたが、エレンが死んであまりにも大きい衝撃を自分が受けているのに気づき、漸く自分はエレンが大事だったのだと自覚する。エレンの墓の前に毎日毎日花を手向けては一日中ぼーっと過ごす日々を重ねる。何ヶ月か経ち、エレンの墓に寄り掛かったように死んでいるミカサがアルミンによって発見される。最期に手向けられていたのはナズナ。花言葉は【あなたに私の全てを捧げます。】

その言葉通り、原作世界では自分の体をなげうってでもエレンを守る。


ミカサ女、エレン男
ミカサ「これは既成事実を作るための身体か…」ハッ


こんなミカエレ、リヴァエレが見たい。最終的に最強サンドで殺伐ほのぼのイチャイチャすればいいと思うよ。

誰かこんな話書いてくれ下さい。オナシャス。

┌(┌ ^o^)┐


小悪魔レベルマックスのバンビとまだまだガキな生意気ニーナの会話妄想してたらたぎったのでメモ。


「あ、みなこさん、こんちは〜。」
「新名君、こんにちは。」

見知った後ろ姿に名前を呼びかければ、すぐに振り向いて笑顔を見せてくれる。彼女のそういう素直で純粋そうな部分が俺は結構気に入っている。

ヘラヘラとした笑みを顔に浮かべながら、いつものジュース奢るよ攻撃でまんまと空き教室に二人きりに。たわいもない話、主に共通のバイトの話をしながら、昼休みの時間を潰した。

「そういえばね、」

みなこさんが小首を傾げながら俺に問う。

「友達になんで新名君は私をそんなに気にかけるんだろうって言われたの。」

ドキッとした。俺としては結構いろんな女の子にも目を向けてたつもりだったのに。ぶっちゃけてしまえば、俺はみなこさんが気になっていた。初めて商店街でナンパしたときから、引き付けられるみたいに彼女に惹かれていった。まぁ、彼女にとって俺の位置がそんなに悪くないことは自負している。デートも何回かしてるし。でも、まだ悟られたくはなかった。男として見られているかはまだ、自信がないから。

ここは一つ余裕でかわす大作戦っつーことで。

「んー、ま、先輩可愛いからね〜。一緒に居たくなっちゃうの。ね?」

そう言ってみなこさんの前に立って、彼女の髪を耳にかけてあげる。そこで彼女は顔を真っ赤にして、【もう、からかってるの?】とか言うん…だ…あれ…?

予想に反して彼女はにっこりと微笑んだ。そして、するっと腕を俺の首に回して引き寄せる。唇と唇が触れ合いそうなくらいに顔を近づかせて彼女は言った。

「ふぅん、私をマスコット感覚に見てるんだ。」

あまりのギャップに戸惑いさえ生まれない。呆然とする俺をよそに、みなこさんはまた微笑む。なんだか笑顔に艶があって大人っぽい。目に毒。

「でも、君くらいの男はそこらへんにいるから、私には不釣り合いかな。」

そして耳元に唇を持ってきて息を吹き込むように言葉を放った。

「あんまり先輩からかっちゃ駄目だよ?」









力つきた。小悪魔レベルマックスぱねぇ。そのあと棒立ちのニーナに天使の笑顔でなーんちゃって!!また話そうね、バイバイ!!とか言って颯爽と消えるバンビとかかっこよすぎね。カレンとはまた違った男前さ。

いやもう眠いよ明日11時からバイトだっつーの。うん寝る。おやすー

食満総受け2

3.久々食満
俺の目前には、豆腐。そして隣に座っているのは睫毛が長い美少年。彼はとてもにこやかに笑っている。…しかし、何故豆腐?

「食満先輩、私は久々知兵助といいます。」
「あ、あぁ。あの、なんで」
「その豆腐は私が作りました。」
「そ、そうか。あー、なんで豆」
「食べて下さい。」
「あ、わ、分かった。…あの、なんで豆腐」
「食べさせてあげましょうか。」
「い、いや、いい。」
「遠慮せずに。」

目の前には恐ろしく笑顔の美少年があーんと豆腐を口に運んでくる。仕方ないので、口に入れると今まで食べたことがない程美味しい。

「…美味しい。」
「っ良かったです!!」

素直な感想を述べると、これ以上ないほど満面の笑みを向けてくる。多分豆腐が好きなんだろう。なんだか和んで頬が緩む。また豆腐の乗った箸をこちらに向けてくる。箸の持ち方が綺麗だなぁと思いながら口を開けると、口に入る直前に箸から豆腐のかけらが…若干不自然な場所に落ちた。あ、と思ったときには久々知、くんが俺の鎖骨についた豆腐を舐め取っていた。

「っ!?」
「先輩…」

目を伏せ、舌を出して俺の身体についた豆腐を執拗に舐めている。さすがにおかしいと思い、俺にひっついている久々知くんをバリッと引き離した。

「ななななな何やってるんだお前は!!」
「?」
「な、急に、なんだ、ふ、普通に取ってくれたら良いだろう!?な、なんで舐めるんだっ!!」
「…いつものことじゃないですか。」
「は?」

久々知くんは結構強く押してしまったためか尻餅をついてしまっていた。それでも満面の笑みは崩れず、俺の横に座りなおって久々知くんは言った。

「貴方がいつもやらせてたんですよ、留三郎先輩。」
「えっ」
「私が豆腐好きなのをいいことに、豆腐を使って誘惑したのは貴方です。」
「お、俺が…?」
「そうです。」

あまりの事実に開いた口が塞がらない。俺が、そんなふしだらなことをこの少年に課していたと。なんて非道な。

「すまない、久々知くん。」
「いつも通り兵助と呼んで下さい。」
「…兵助。もうこんなことはしなくていい。」
「え?」
「俺が強制的にさせていたのだろう、だったらもうこんなことをしなくても」
「嫌ですっ!!」

急に大声を出した兵助に驚愕する。俺に縋り付きながら半泣きで訴えてくる。

「わ、私はもう食満先輩がいないと、生きていけないんです、私、私はっ」
「へ、兵助っ」
「私は貴方とこのままで居たいです!!」

その様子があまりにも必死で、とても申し訳なかった。恋人のいる身でありながら、こんな綺麗な少年にこんなことをさせるなんて、前の俺はなんて卑劣な。しかし、兵助が望むなら、罪滅ぼしとは言わないが、甘んじて受け入れなければ。

「すまない、兵助。お前が望むのなら、俺は何もいわない。」
「それじゃあ…」
「あぁ、いつも通り接してくれ。」
「はい!!」

そのあと豆腐が無くなるまで身体に豆腐を塗られ舐められ続けたのだった。


4.鉢食満
目が覚めたら、俺が居た。思わず起き上がると必然的に俺を覗き込んでいた俺の顎に俺の頭がぶつかる。…説明が難しい。とりあえず顎を抑えて痛がっている俺(仮)に、大丈夫かと声をかけた。

「大丈夫です。」

声まで俺だった。

「…驚いたな。俺は双子だったのか?」
「いいえ、私は5年ろ組鉢屋三郎。変装名人と言われております。普段は級友に変装しておりますが、貴方の一大事と聞き、少しでも元気づけたいと思いましてこのような姿で参上いたしました。」
「変装、名人。」


忍術学園とは凄いところだな。そう呟くと、貴方もその一員だったんですよと苦笑された。それに俺も苦笑する。こんな凄い奴と同じように自分が忍をやってたのかと、いまだ信じられない気持ちでいる。

「そろそろ、普段の顔に戻してもいいぞ。そっちの方が落ち着くだろう。」
「ありがとうございます。」

一瞬で顔が変わった。その様子に目を丸くしてると、吹き出された。少し顔が赤くなる。そんなに間抜けな顔をしていたのだろうか。恥ずかしい。

「鉢屋、さん。」
「三郎とお呼び下さい。貴方にはいつもそう呼ばれていたのです。なんだか落ち着かない。」
「あぁ、分かった。では三郎。その、以前の俺達の関係はどのようなものだった?できれば教えて欲しいのだが。」
「えぇ、構いませんよ。私は」

三郎は俺の手を掬い、手の甲に口づけながら言った。

「貴方の下僕です。留三郎さん。」

…?

「すまない、もう一度言ってくれないか。」
「私は貴方の下僕。」
「え?」

目の前でにっこりと笑う彼は優しげだ。しかしなんとなく悪そうな顔をしているのは気のせいだろうか。

「貴方に呼び出され、色々な顔に変装させられては、貴方を抱き、あんなプレイやこんなプレイをさせられました。」
「…まじか。」
「まじです。」

以前の俺は何をやってるんだ。恋人がいるのに、美少年の童貞を奪ったり、変装名人という凄い奴に行為を強要したり…。恥ずかしい。

「す、すまん。もう金輪際そのようなことは、」
「留三郎さん。」
「え?」

三郎はふわりと笑って俺を抱きしめた。困惑していると、俺を愛しそうに見下ろしながら言った。

「私は貴方にそうされたいと思っています。」
「え。」
「私は貴方の下僕。それは貴方が強要したことではなく、私がやりたいからやったまでです。」
「三郎、」
「私、2番目でいいんです。これからもこのままで、いいですか?」

少し寂しそうに顔を歪める彼に心を痛める。とても申し訳なくて、俺は小さく顔を縦に降って肯定の意を示した。






嘘八百な5年。全部嘘。そんな5年が好き。まともな奴がいない。三郎が最初まともに見えたら私の勝ち。


以前と今の5年の呼び方と食満の呼び方を比較。

以前
竹谷⇔食満先輩
久々知⇔食満先輩
鉢屋⇔食満先輩
不破⇔食満先輩
尾浜⇔食満先輩、留三郎先輩


ハチ・八左ヱ門⇔留三郎先輩
兵助⇔留三郎先輩・食満先輩
三郎⇔留三郎さん
雷蔵君⇔留三郎先輩
勘右衛門⇔留三郎さん・留三郎


勘ちゃんは自由人。

食満総受け1

読む際の注意

※食満総受け
※皆必死
※皆病気
※食満ビッチフラグ
※食満が記憶喪失
※食満の話し方が丁寧
※食満→←COA前提
※竹食満風味が強い
※伊作は留さんを(珍しく)恋愛感情で好きじゃない。(珍しく)まとも。
※語り手がころころ変わる。
※いろいろ注意


1.雑食満

「申し訳ない、君は…誰だ。」

この留三郎の爆弾発言を聞いたのは、僕善法寺伊作と、黄昏時忍軍組頭雑度昆奈門さんだった。

薬草を摘みに出かけた際、僕が誤って足が滑ってこけそうになったのを留三郎が庇って丘から転落してしまったのだ。そこにたまたま雑度さんが丘の下で気絶していた留三郎を見つけてくれ、そのまま忍術学園に運んでくれたのだが。

「あの、自分の名前、分かる?」
「あ、あぁ、俺は…。…?」
「あ、ゆっくりでいいよ。」
「は、はい、えっと、…………すまない、わからない。」

「記憶喪失だね。」
「……ですね。」

雑度さんと目を合わせてため息をついた。留三郎はそれに少し申し訳なさそうに目を伏せる。慌てて留三郎は悪くない旨を伝えると、眉を下げてはいと返事をした。…留さん結構、人見知りだからなぁ。落ち着かせようとお茶を入れるため立ち上がる。念のため雑度さんに大人しくしとけ、あと部屋に誰も来ないよう見張ってろと釘を刺し、部屋を後にした。それが駄目だった。雑度さんが大人しくしてるわけがなかった。

「食満くん、君はね、将来僕の側にいたいって言ってくれてたんだ。」
「あ、あのっ」
「だから黄昏時忍軍に入りたい君はいつも私の相手をしてくれてたんだよ。だからこれは変なことじゃない。」
「そ、そうなんですか。ぁ、でもっ」
「ふふ、可愛いね。」

「雑度てめぇ、何してんだ。」

襖を開けると留三郎に覆いかぶさるくせ者。仁王立ちしてクナイを首に当てると、ざぁ〜んねんと手を上に上げた。留さんの上からどけろと雑度さんの首をわしづかんで引き倒す。伊作くん、瞳孔開いてるよと悪びれもせずに言ってくるので、とりあえず一発殴っといた。


2.竹食満
「先輩、大丈夫ですか。」

そう言って襖から部屋を覗いたのは、俺竹谷八左ヱ門。無論、食満先輩は本当に俺のことを覚えていないらしく、困惑気に眉を寄せていた。

「あぁ、大丈夫だが。あの、君は、」
「5年ろ組の竹谷八左ヱ門と言います。」
「そうか。…あの、竹谷、くん?さん?」
「あ、竹谷でいいですよ。」
「分かった。竹谷、あー、大変言いづらいのだが…その、俺と君は、どんな関係だったのだろうか。」
「はい?」

風の噂で聞いた、食満先輩が記憶喪失になったという話。想い人である食満先輩が大変だといてもたってもいられず駆け付けたはいいものの、俺と食満先輩の関係というのはトイペのように薄っぺらい。虫カゴの修理頼んだり、小屋を直してもらったり、虫カゴの修理頼んだり、虫カゴの修理頼んだり。しかも、虫カゴの大半はわざと壊したものだった。そんな俺らの関係を、今この場で、この状況で言えるわけがない。だって食満先輩、すげぇ申し訳なさそう。絶対仲良い後輩だと思ってるし。でもただの後輩というのもなんとなく味気ないし。どうせならいっそのこと…

辺りを見回して、気配がないことを確認したあと、思いきって言った。

「ここここっ、恋人です!!」

・・・。


言ってしまったぁあああああああああ!!!もう、なんか俺最低なことしちまったんじゃねーかっ!?やばいやばいなこれ、記憶戻ったときのこと考えてなかったけど、やばいんじゃね!?ここはなぁんちゃって☆冗談っスよ、男同士なんてありえないっスよねーはは☆と(俺がダメージをくらうが)タケメンっぽく爽やかに言うしか助かる道はねぇ!!!よ、よし。

「な、なぁんちゃ(ry」
「そうか。」
「え」
「すまないな、恋人のことも思い出せないなんて…。」

し、信じちまったぁあああああ!!!??殺されるフラグ立ったwwwワロスワロスwwwとか言ってる場合じゃねえ。まじ殺される、つか食満先輩の記憶戻る前に、保健室の悪魔に殺される。

あぁあああああと頭を抱えて悩んでいると、暖かい掌が俺の手を包んだ。顔をあげると、優しげに笑う食満先輩。思わず顔が赤くなる。食満先輩は構わずその手を頬に持っていくと擦り寄って目を伏せた。

「頑張って思い出すから…待っていてくれないか。」


「………はい。」



この返事以外俺には持ち合わせがなかった。




食満総受けシリーズ第一弾!!!

皆病気の予定。
皆食満が記憶ないのを良いことにあることないこと吹き込む。
伊作が苦労人。


需要がなくても俺得でも私が楽しいからいい。

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