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恋愛番長

※恋愛番長の感想メモです。ヤスルートのネタバレを含みますご注意ください。


〈せっかく告白されて彼氏ができても、付き合うことの何がいいのか、さっぱりわか、なかったりして、うまくいかない。〉
 彼氏いたことあるんかーーーい!!!学園ものヒロイン、しかもデフォルト名がないような子なのに彼氏がいたことがある設定は夢女子的にどうなのか気になるところですが、それなりに可愛い女の子なんですねヒロイン!デフォルト名を!!!ください!!!
「どうせなら7色のハンカチを結んだほうが、いいことありそうだよね。虹色だもん!」
 そこで何故都合よく七色のハンカチが出てくるのか。7枚って意味か虹色かにもよりますが、放課後?らしき時間までに7枚用意するのは厳しいのでは。
 スカイグライダーとパラシュートとヘリが降り立つ屋上。どう考えても騒ぎになるでしょう。そんな位置から声を届けるにはビタミン葛城先生並のマイクが必要でしょうし!
 ヤス、恋愛番長の舎弟なのか。決め台詞がまだないと謝ったのが一番可愛かった。
プリティ番長「ヘリコプター用意できるなんて、さすがお金持ちのツンデレくん!」
 ヘリコプターおまえだったんかーーーい!バイクとかじゃなくてヘリなんですか。いやハンググライダーとかパラシュートよりはまとも……?うーん。
セクシー番長「オレはセクシー番長。セクシー大学に所属してるよ。」
 どこから突っ込めばいい?見た目は別にセクシーじゃないし、しいていうなら声優がセクシーってくらいでセクシーなの?セクシー大学ってなんなの?俗称だとしてもセクシーってつく大学ってなんだ。
「あ、でもボブはダメッスよ!彼、既婚者ッスから!」
(き、既婚者!?学ラン着てるのに!?)
 ファンディスクで攻略とかでもなくまさかの既婚者。助けてツッコミ!ツッコミボタンがほしい!!!
(大学に在籍してる人もいるし……この人たち一体いくつ……?き、基本高校生で……いいんだよね?多分?)
 多分……ヤスとプリティ以外は成人してそう。


ヤスルート4月
 彼女がデートに遅れてくるより、彼氏が彼女より早くくればいいと思う。あとそれは礼儀ではない。
(お茶は、休憩したいと思った時に、ひょいって入るのが好きなんだけどな。)
 典型的な彼氏がダメなタイプの奴やーーー!デート一回でお別れ可能性大ですが大丈夫ですか、番長、じゃなかったヤス。
「あ、1つ言っておくと、絶叫系とおばけ屋敷はプランに入れなかったッス。そこんとこ、よろしくッス。」
「……?わかぅた。苦手なの?」
「……。ノーコメントッス。」
 自分から暴露していくスタイル。無理にかっこつけるよりは好感が持てますし、デート慣れしていない感も好感度アップかも?
 肩を抱くだけで感激して手がプルプルする男ヤス。どうしたらいいんだ、この先ヒロインがヤスに恋愛のノウハウを教えることになりそうだぞ。
「恋と同じく、デートはスピード勝負。休憩なんて必要ないと思いません?」
 ビンタ?ビンタかませばいいの?今よヒロインちゃん!!!
「本当は、彼氏なら…絶対やらなくちゃってことがあったッス。でも……ちょっと思い切れなくて。」
「手、つなぎましょう」
「ほ、ほら、やっぱりカップルって言ったら、手を繋がなくちゃって思ってたッス。でも、タイミングがつかめなくて……。」
 ごめんなさい!と頭をさげるほどずっと悩んでいたことが手を繋ぐこと。些細なことをずっとためらう初々しさは本当のカップルみたい。……さすが番長の舎弟、見習いらしくまだまだですね。でもようやくヤスルートが始まった!という気分です。
「女子が家事をして、男子は何もしない。恋人の正しい形だと思わないッスか?」
 四月だからですよね?このキャラほんとぶん殴りたいとここまで何回も思わせるのはそういう意図があってなんですよねいい人っぽいキャラだからこそ余計いらっときますがヒロイン大丈夫生きてる?
 恋愛HDってなんだ。自分はパソコン!設定なのかデータ番長。


5月
 ゴールデンウィーク、五日間別々のプラン立ててデートする。これは補習五日間入れられる並みにつらいのでは?四月のようなデートを五日もしたらへろへろですよ。
データ番長「ダメだろ〜。相手は人間なんだから」
 名前的にデータ番長の方がゲームのデータと現実を混同しそうなのに、逆に諭す側とは。今からでも遅くないヒロインちゃん、データ番長から恋愛指南受けませんか?
データ番長「出たね、恋愛さん。」
 恋愛番長は恋愛さん。まるで常に誰かに片思いしてるキャラのようだ。
「初めて任されたお悩みだし他の人がレンサンの彼氏をやるのは……。」
 初めてだったんかーーーい!まさか今まではずっと番長の補佐?そこからいきなり恋とはなにかという高難易度お悩みとは。なぜ解決できると思った?


6月
セクシー番長「オレのベースに、みんな酔いしれればいいよ。」
 ビタミンの瞬君かな?……鳥海ボイスキャラはベースキャライメージでもあるのだろうか。
「おれとボブの他にも、舎弟になりたい奴多いんだよ?」
 あのどピンク頭がおかしそうしかも成人してるだろう人の舎弟に……?お友達になることすらためらいそうなお名前と外見と設定ですが何故。


7月
「レンサン、発見したッス!」
 とかいて、行方不明者発見したッス!とボイスがついていておもしろかった。名前を違う呼び方するのが個人的に楽しめるポイント!

8月
 あ、さらっと元彼出てきた。こういうタイプの作品でさらっと元彼出てくるオモシロサー。
 元彼にお茶に誘われるヒロイン。こんなギスギス展開がこの作品でくるとな思わなかった。いいぞもっとやれ!もっと泥沼三角関係希望です!!!!


9月
「何事もあらかじめ知識を知っておくことで、実戦に役立つことがあるんだ。色んなものの攻略方法を学んでおくのが大事。」
 バドミントンの打ち方の知識をそこまで詳しく知っておく必要はあるのだろうか。ルールだけ知っていれば楽しむだけならば体感でできる。


10月
 データ番長は暗算が得意。大方の計算の回答は暗記してそう。


12月
 ミステリアス番長は心が読める?そしてそれを番長達も知らない。ミステリアス〜
さわやか番長「や、やだなあ。ハニーったら!今夜はクリスマスイブだよ?そんな怖い話は〜やめようよ!」
 怖いのが苦手なのだろうか。ヤスとさわやかを肝試しに連れて行きたい。
オトメ番長「アタシはこのスプーンを曲げるわね!」
「ふんっ!」
「ああん、失敗〜!折れちゃった……。」
「ステンレスのスプーンって、あんなに簡単に折れるものなんッスか…?」
 恐るべし、乙女の力!いやあ恋する乙女?の力は最強ですねー(ガタガタ)
ツンデレ番長「ボブの息子とうわさされる謎の天使だ。」
 変なキャラがシステム画面に出てくるなと思ったら、まさかのボブの息子。存在感ありすぎでしょう。
 肩を抱くだけでプルプルしていたあのヤスが!!!ほっぺにキスできるまで成長するなんて!これはヤスを成長させるゲームだったんですね(ヒロインのお悩み解決です)


1月
「なんでそんなに、食べ方カワイイの?」
 なんでそんなにバカップルなの?


2月
データ番長「そろそろ自分の気持ちに決着つけたらどう?君は本当にまだ恋を知らない?それとも知ってる?答えを、クリックしてみなよ。」
 クリックしてみなよ、とリアルに言われたら爆笑ですが、データ番長ルート行きたくなるくらいにはかっこよく聞こえました。




さわやか番長ルート
さわやかBOYS「イッチ!ニー!サンサンサン爽やか☆」
 共通イベントで不意打ち登場かまされましたが、さ、さわやかだなあ……?春からこの爽やかさはうん。この二人は爽やか番長といい雰囲気になったら出てきそうで怖い。
「なんせあの番長くんに一矢報いたんだからね!」
「今頃、舎弟たちと悔しがっているんだろうね!はははははっ!」
 共通イベントでちらっと見えてましたが、もしかして腹黒……?いや、腹黒というか、ハトアリのエースのような爽やかゆえの黒さをお持ちです?
 あ、やっぱりいましたかさわやかBOYS。デートなのかこれは。
 ヒロイン怒って帰るの巻。そう!これですこれ。これがヤスルートで起きなかったのが不思議だったんです。これはおかしいと思ったらヒロインは帰っていい、君にはその権利がある!
 おおお!この時点でふいに恋におちる感覚を理解するヒロインは、もうお悩み解決なのでは?そして一目惚れならぬ早い内から恋していくのでは。


6月
小悪魔番長「オトメちゃんがよく怪我するから。いつも持ち歩くようにしてるんだよね。」
 いや、彼女?は周りを怪我させそうな怪力……ごほんごほん、ええ、可愛い女の子でドジっ子なんて最高ですね!


7月
「……あの、さわやかさんはいつも、どういうタイミングで現れるんですか??」
「もちろんそれは、自分が一番爽やかになれる時さ!」
 つまり7月は常に画面に登場してる……?
「こんな場所、どうやって貸し切ったんですか?」
「僕の爽やかスマイルがあれば、できないことはないってことさ!」
 夢の国も貸し切れます?なーんてのは冗談にしても、たいていのことはこの爽やか☆笑顔でなんとかしてしまうんでしょうね。いらっと少しも感じさせない笑顔は才能ですよね。どこぞの迷子の騎士とは別物である。
「女の子の笑顔は無敵に爽やかだと思うけど、きみのは……もっと特別。なんていうか、こう……。僕が、君を喜ばせてあげたいのにって思うんだ。僕は番長なのに……変かな?」
 爽やかに恋してる!!さわやかにヒロインに心を向けていくさわやか番長がさわやかすぎてさわやかなヒロインの笑顔とずっとさわやかに並んでいてほしい(くどい)


8月
「そう、よかった!ちなみに借りてきたのは、そよ風フィーバーと爽やかホイッスル!」
 青春ドラマ決定ですね。夏バテしていても爽やかだ……
 押し倒したのは確信犯かも、ですと!?や、やはりさわやかさんは侮れない……


9月
 件名が【爽快……?】になっていて燃え上がりました。最近爽やかじゃないかもと悩むさわやかさんは青春してますね!!


10月
「せっかくの旅行なのに、みんなで騒いで終わりなんて……。つまんない。ねえ……もっと2人きりになろうよ!」
 うわあああああ本性が!!!恋するとさわやかじゃないさわやか!!!


2月
「んーん。謝ること無いよ。チョコがついてたとか、嘘だから。」
「僕がもっと君に触りたかっただけ。悪い?」
 小悪魔番長よりもっとタチが悪い。さわやか男子のズルさを初めて知りました。


ドリームエンド
「……よかった。ちゃんと、きみを捕まえられた……。」
「ごめんね。実は……。番長規約っていうの、嘘なんだ。」
 あ、こやつ本当にダメな奴だ。恋したら爽やかに爽やかでないことをやらかす奴だ。ヒロインちゃんヒロインちゃん、この先トラップだらけやで!?

ペンではなく銃で戦う世界3

※スクールウォーズの感想メモです。岬&氏家ルートのネタバレを含みます。

プレイ時間……岬ルート4時間25分+エンド回収23分
氏家ルート4時間30分+エンド回収35分

総プレイ時間約31時間

〈岬ルート〉
8章
〈岬の口から聞いた名は、エドガー賞にもノミネートされた推理作家だった。ドラマや映画には一切ならないため、国内での知名度はそう高くはない。〉
「知っているし、数冊読んだことがあるけど……、おもしろかったわ。……もしかして苗苑会長、その作家と知り合いなの?」
「彼がその推理小説家だよ」
〈あの、心躍らせた冒険譚も頭を悩ませた精巧なトリックも、少し気恥ずかしくなりながら読んだラブシーンも。すべて。〉
(……あの会長が、書いた?)
 栞と付き合ったら推理小説のネタにされるのだろうか。


14章
「うちは兄ともども、深也様に世話になっついるんだ。本業は研究員なんだよ」
「兄がうるさくて。深也様が卒業するまでの、まあ、お目つけ役というか、見守るためというか……」
「……どうして、あんな演技を?」
晴藍の理科教師「あまり生徒や同僚に好かれると、いざというときに身動きが取りづらいから。敬遠されていたほうが、何かと行動しやすいだろう?」
 えええええ!? 理科教師がまさかの。双子の兄弟がイケメン執事と発覚したときも驚きでしたが、それ以上の驚き。流石晴藍の教師、一癖も二癖もある人が揃ってますね。この調子でいくとファンディスクでも教師の真実発覚しそう〜。


 エロルート。今作は黒部が担当か?と思いきや、噂に違わずエロ担当キャラでした。新たな真相は特に……理科教師ですね理科教師!! 七重さんと理科教師を並べて岬を褒め称える会をしてほしい。
 悔やまれるのは会長の超大作ミステリーが見られなかったことです。ファンディスクで見られたり……しませんよね。悔やまれます。
 栞が最強だったルートでしたね。他ルートより圧倒的に。女の子を倒し、下卑た男どもをボッコボコにし……。喧嘩や対戦ではない場面でも栞は強いんだなーと憧れの委員長イメージが強まっていきます。
 一夜を明かした後こっそり指輪のサイズ測る男〜。責任は取る!系ではなく、迷って迷ってそうなったのでしょうが、是非岬目線で見返したいイベントですね。


決別エンド(3分)
 全部、なかったことにしたい。言いたくなくて、でもすっきりさせたくて。始まらなかった恋に罪悪感覚えてる栞は今後他の男どもの争奪戦が繰り広げられても岬は加わらないんだろうな〜という気持ちと、それでも君がいいと本気で挑んでくる説。
 しかしあの夜を越えているということは、指輪が……。作ってはいないのかもしれないけれど、好きな女の薬指のサイズだけ知っているのはすごく……楽しいですよね!?悲恋クラスタ大歓喜!!(酷)


友情エンド(3分)
「自分が何も与えられないのに、貰うことばかり考えるのは性に合わないの。こういうのは、嫌?」
「嫌なんかじゃない、新鮮なだけ。……悪くないよ」
「よかった」
〈安堵しつつ、私はゆっくりと手を放した。岬も力をゆるめ、どちからからともなく腕がおりる。長い握手だった。〉
 さよなら、も含めた握手でしょうか。恋心は眠らせて君とあなたと友人としてスタート。
〈仲のいい友人として。自分の立ち位置を噛みしめながら、私は彼と連れ立ってエントランスへと向かう。手は、つながないまま。〉
 本来なら手をつないで進む廊下が〜とぐはっ!?となるいい締めの文。また手を繋げる日がくるといいな、と卒業までの日々に想いを馳せます。


グッドエンド(7分)
 髪に指を通しながらのキススチルが幸せそうて幸せそうで……ベストよりベスト感が出ていて幸せでしたありがとうございます!
 甘い言葉は吐くもの。囁き、は、栞にだけですねわかります。
 自覚したら即行動栞ちゃん!!!!なぜその積極性が自覚しないうちは真逆にいったのか(決別エンドを想い……)



〈氏家ルート〉
10章
〈喜びの声を遮って部屋の端の用具入れから出てきたのは、ゲームスタート時に見たままの姿の苗苑だった。手にした安そうなクラッカーが、その華美な衣装と合っていない。〉
 ロッカーから出てくる会長……先回りしたとはいえ30分は隠れていそうですよね?会長は閉所や暗所恐怖症ではなさそうです。あの人に苦手なものなどあるのだろうか?
「これの礼を、まだ言ってなかったと思ってな」
「嬉しかったよ」
〈彼らしくない、優しい声で、優しい言葉が紡がれた。〉
 ここにきて突然の素直な礼にドキッときたのはプレイヤーもです。これは栞におちましたねわかってます安心してその鍵を指輪に加工しましょう!!!(岬ルートを引きずる)
〈風紀委員の仲間やクラスメイト、少し癪だがあの苗苑にも。みなに対し、私は一様に友情をいだいている。〉
 えっ!?会長に友情を抱いてることが樹が好きだと気づいたことより重要すぎてそれどころじゃないんですけど会長ルートは!?えっ……ふぁ、ファンディスクやらないと!!


ベストエンド(1時間)
「知り合いも友達も多いし、家族がいるし……。それに、信頼されて、好かれていて……、器用で、口がうまくて。弱音は吐かねえし、逆境に強いし、根性もある。きっと、誰からも愛される」
「無形のものも、有形のものも、すべて持っている。俺はおまえがうらやましい」
(そういうことを言えるっていうのも、美徳だと思うけどなあ)
〈彼は、自分自身というものを知っている。普通は持っているようなプライドや見栄というものもなく、その警戒心や攻撃性を取り払えば、素直で純粋な男なのだ。〉
「じゃあ……、色々とたくさん持ってる私はあなたのものだから、結果としてあなたもたくさん持っているってことにしない?」
 ここで驚いた顔になる樹はこれからも栞に驚かされまくるのでしょうね。さらっと俺の女を受け入れている栞も成長しました。バカップルレベルを着々とあげています。
「……自分だけの、俺だけの人が欲しい、って。ずっと自分だけを愛してくれて、自分だけにふれてキスをする、そんな人がいればいいと。きっと、幸せだろうと思ったんだ」
 サンタに子供が願う願いじゃない。なんて切実で胸を締め付ける願いなのか。二人の子供にはサンタを信じさせてあげれる時期をプレゼントしたいものです。


友情以上恋情未満エンド(5分)
 栞は自覚している?いやいないのか……?腹めくりシーンの直後が一部変更になっていましたし、後夜祭でキスはしてないのだろうか(未読スキップのためわからず)
 ただこの二人はくっつくな!と確信が持てるのでいいエンド。
 スチルが秋だからって理由で緋色の欠片思い出しました。栞も髪長いですし、氏家君も赤髪だし連想した方も多いのでは?


風紀委員長エンド(3分)
 先輩!先輩!とここまで連呼されるエンドも珍しい。塚本の出番がルート外だとなかなかないので、風紀委員エンドがあって本当によかったと思います。


生徒会長エンド(8分)
 氏家とくっつかなかったな〜と思惑が外れたと思ってる?それとも栞を気に入っているから励まそうとしている?
 何はともあれ会長エンドがあってよかった!!!と全力でガッツポーズしました。ありがとうございます!!!


グッドエンド(4分)
 カラン、とグラスの音で終わる演出がよかった。
 自分から誘う栞ーー!!!お泊まりを誘うだなんて積極的ですね栞!! いや、初夜で鍵を閉めたのもかっこよかったですけど。
 誘われなかったら学校で狙われる。銃を撃ち合いながらじゃれて最後はキスで大団円〜の流れしか見えないですね(笑)


 氏家ルートを振り返ると、やっぱり最初の襲ってきた男を組み敷いて(しかも二回)やる栞がインパクトありましたね。ボロボロ袖の栞にそこまでやるか!? と自分の身を顧みないアタックに惚れました。黒部ルートといい栞に惚れる加点がありまして、プレイヤーも氏家に締められそうなくらいメロメロにしてきますよね。流石ロゼ、女は強い。
 他のルートでもそうですが、合間に挟まるサブイベント(岬や黒部のアレ)が不自然なタイミングで始まるのがちょっと……でしたが、あのイベントひとつひとつはいい出来なんですよね。それだけにイベント発生タイミングがもったいなく感じました(初夜のあとにサブイベ→朝チュンイベなど)
 黒部と違いガタイがよすぎるわけではなく、普通体型に筋肉がついているだけ……なので、上半身裸立ち絵だとなんとなく太って見えてずっと笑ってました。ごめんよ氏家。立ち絵が腰で切れていればそうはならないのですが、一番太って見えるところでカットされているからデブに見えて……。プレツー時代が懐かしいです。
 後夜祭でのちゅースチルが好きでした。きょとんとした栞とあの氏家がデレてる!?という驚きスチルでオススメ。告白や想いをそれとなく伝える手順を踏まなかったのは手が早いわけではなく、どうしたらいいかわからなかったんですよね。友達の意味もわかっていなかったのだから。
 中津くんには悪いことをしましたが、当て馬モブ(しかもスチルがある)は西沢が神がかった出番をすでにしてくれているのでそこまでときめきを感じませんでした。同情心もわかなくてすまなかったと思っている。しかもそのあと委員長ラブな三人で倒しにきてますし……西沢みたいに委員会に入るとか、手を握るだけじゃなくもっと積極性を出してくれれば見込みがあったのですが……残念です。ところで中津と宝田くん似ていませんか?弱々しいところが。だから怪我しないように手加減した、なんてことはないですかね?
 栞の傷を必要以上に確認しようとしたのも宝田の件があったからなんだなーと真相を見ているとよくわかるので、二周目が楽しいルート。
 ただこれだけは言わせてほしい。どっかの誰かみたいに床はどうかと思いますが、タオルつめるのはなしでしょう。黙らせるならキスにしておけ!!!と思いました。(なおベストエンドではちゃんとキスで塞いでいたので成長を感じました結果オーライ)
 やっぱり宝田くんなんですよ宝田くん! もっと宝田くんと氏家の絡みがみたかったです。語るほどエピソードがない? いやいや、お弁当無理やり一緒に食べたりしてくれたでしょ彼! 年賀状は毎年くれているのかそれとも高校に上がってから一度だけくれたのか……。宝田くんはどこまであの放火のことを覚えているんですかね? 放火犯が氏家だと知らないのは未成年者逮捕だからいいとして。
?あのあとすぐに転向した
?イジメてた奴らをボコし口封じした&周囲にも自分が逮捕のため登校していないことを口どめした
?ショックで中二の期間登校していなかった

ですかね?宝田くんが放火犯として捕まらないのはいいとして、年賀状くれるくらい友達のままで関係を終わらせるのは非常に難しいと思うんですよ。あの日宝田と氏家は出会ってないと彼の記憶ではなっているのかもしれない。
 そしてなんといっても会長ですよ会長!!!盗聴でもしていたんじゃないかってくらいの絶妙なタイミングでの慰めじゃないですか。いや違うんでしょうけど。たぶん塩と別れてから氏家は栞がまた余計なことをしないように、ペンダントの礼として理事長を頼ったのではないでしょうか。その情報を入手した苗苑が氏家と栞の間に何かあったなと察した……でしょうか。
 かまいませんよ、なんて言うわけないんですよあの会長が。だってここまでに栞がした成果は〜と言っていましたがこの時点ではまだ工事に着手していないことくらいしか知らないですし、氏家を動かしたことくらいです。もちろん氏家が理事長を動かしたことは重要なんですけど(犯人が焦ってボロを出しやすくなる)それがいい働きをしたにはならないはず。やっぱり会長は氏家の気持ちも察していたと考えていいんですかね。岬のように腐れ縁みたいな仲ではないでしょうが、自分の学園の生徒になったからにはいい学園生活を送らせたいのかも、しれない。



 総評すると暗転がくどい多い栞はもっと自分の身を大切にして! でした。リップノイズが凄まじい方がいないのでまだマシなほうでしたが、新ロゼでも屈指の暗転ガチ勢だったと思います。旧ロゼからいきなりプレイするのはオススメできませんね。
 ただ黒部ルートの栞に惚れてからは栞がかわいくてかわいくて仕方なかった。コスプレさせまくってくれた公式ありがとう!!!現代物ならではの多様な衣装を栞に用意してくれて嬉しかったです。
 栞に次いで好きなのが会長というまさかの攻略外ですがいつものことでしたね。続編プレイ記までに会長はどう栞を攻略するか?予想大会を開催しておこうと思います。未プレイの方はこの機会に続編プレイもよろしくお願いします。





結局栞が入学できたのはどういう親戚の紹介だったのかなーと疑問をかかえながら、それではそのうち続編プレイ記で!

ペンではなく銃で戦う世界2

※スクールウォーズの感想メモです。都丸&黒部ルートのネタバレを含みます。

プレイ時間……都丸ルート3時間10分+エンド回収15分
黒部ルート5時間25分+エンド回収30分


【都丸ルート】
3章
〈花が実用的だとは思えない。〉
(思えない、けど……。薔薇を贈られるのは、悪くないんじゃないかな)
〈実のところ、少し憧れてはいるのだ。らしくないことなど百も承知で、ほんのわずか。〉
 マーガレットとか百合ではなく薔薇なら?愛の花というイメージが栞にもあるのでしょうか。
「気まぐれで欲しくなるときもあるけど……。でも、基本は金より、もっと別のものに興味があるってのは本当」
「お金以外に大事なものはあるかもしれないけど、お金が一番じゃないなんて言い切ることはできないわよ。都丸がお金に執着しないのは、充分持っているからでしょう。持っていない身からすると、嫌味なだけだから」
 お金がない状態に陥ってなお一番はお金じゃないなら本物でしょうが、そういう状態になることがないなら今の感覚を偽物とも言えない。そういう生き方なんだな、と理解できないまま付き合うしかない。


12章
「好き」
〈普段とあまり変わりない様子で、彼は言った。先ほどまで雑談していたときと変わらない、おだやかな表情で。〉
「いや、だから好きなんだけど」
「……何を?」
「一条さん」
〈そう言って、都丸は私を指差した。〉
「……誰が?」
「俺」
〈ついで、自分に指を向ける。〉
 この一連の流れがスチル差分で見られた感動。流石ロゼ、鬼差分で殺しにかかってる。すごく……間の抜けた雰囲気が……最高でした。


信頼エンド(2分)
 後払いオーケーは初では? 塚本ルートよりは短期戦でしょうが、それでも卒業までかかりそうな長期戦都丸〜。付き合う前のゆるふわが楽しい時期ですねわかります。


グッドエンド(3分)
 後輩バレは必須イベなのだろうか。今のところ比佐ルートだけなかった気がします。


 はいというわけで都丸クリアしましたーーーこれを書いてる時点で黒部まで終わっていますが細かいことは気にしないで感想いきます!
 ロゼによくある付き合ってないしお互いに好きでもないしゲームや遊び感覚でキスするがやって参りました! 二回目の方が結構ディープなキスだとわかっていてドギマギする栞が可愛かった……
 戦闘力が想像以上になく可哀想なくらいボコボコにされるエピソードが好きでした。生意気な情報屋をボコボコにした男たちはさぞすかっとしたでしょうね〜。
 オペラ座の怪人コス!!!是非合わせた格好を栞にもしていただきたかった! カボチャにも渡したくない愛しの彼女の唇。それなのに肌は見せてもいい派なんですね(黒部とは大違いである)そしてこの後の暇だからキスする〜の流れが最高でした。小悪魔コスで小悪魔やるなんてローズ=ディノワールかもしれない(魔女王)
 告白シーンが一番盛り上がりました。俺、君、と指を指す差分がたまらない。弄ばれてるといままで思っていた都丸おもしろすぎるので最初から見返してどこらへんから本気になったのか見返したい〜。
 信頼エンドのスチルから一枚目のスチルにぽんっと飛べますが、表情の違いにひっとなりませんか?笑ってないのに笑ってる男がこのまで栞にメロメロになるの……栞の魅力を再確認して栞様〜委員長様〜となります。
 イベントだと頭に鳥かご載せるものが好き。花の指輪が霞むくらいいいシーン。子供があのお兄ちゃん鳥かごのせてるーと指差すのがたまらない。



【黒部ルート】
1章
〈委員の雑務に追われる中、なんとか時間ができたのは十月も終わりのころである。これでようやく事件について調べられる。〉
 具体的な月が出たのは初めてでは?学園祭は十一月下旬だったのか?


3章
「あなた昔から好きよね。格闘技とか」
「かっこいいじゃない。血湧き肉躍るっていうか」
母親「小さいころに、お父さんにねだってプロレスを見に行ったりしたわねえ。確か、途中で怖くなって帰ってきたのよね……、お父さんが、」
 お父さんは本当に普通の男性みたいですね。実はお母さんが昔青藍か鈴銀の関係者、もしくは関係者と交際があったとかありません?だから病床でも逞しいとか。


7章
「今までは、周囲を自分が引っ張っているつもりだったからな。……慣れねえからよく分かんねえけど、嫌ではなかった。おまえ、いい奴だよな」
〈嬉しくないわけではない。ただ、どうしてか胸中は複雑だった。素直に喜びたい気持ちと、なぜか速まる鼓動。笑顔を浮かべる余裕がない。〉
(なんだろう……。私、こういう人が好きだな。…………。……こういう人?)
〈そうではなくて。この人が、好きなのではなかろうか。そう思った瞬間、何かがストン、と胸のうちに落ちてきた気がした。〉
 初の栞から完全自覚ーーー!!!!これは黒部より先に自覚したパターンか!?告白は栞からしようとしていやそこは男からだろうと自覚しちゃうパターンか!?


10章
明良「いやあ、あまりにも素敵なプロポーズをされてしまってね。『私に殺されるか、一生をかけて守られ添い遂げられるか、今すぐ選べ』って。……匕首を喉元に突きつけられながら言われたっけ、懐かしいなあ」
「……叔父さんは、当時叔母さんが仕事で護衛していた依頼主の、敵対勢力のリーダーだったんだよ」
 てっきり照れ隠し☆的な展開かと思いきや、まさかのロミジュリよりすごい奴。ジュリエット叔母すごいですね……。


13章
西沢「……あんたに、そういう顔をさせる黒部が嫌いなんですよ」
「…………。……もしかして、私、口説かれている?」
西沢「風紀委員長って、空気読めなくてもなれるもんなんですね。そういう聞き返し方は……、酷ですよ」
 えええええ、あなた当て馬ポジションだったの!? えっ……気に入っていたのに(寝返るところ)ファンディスクでサブイベくらいありませんか? 西沢に出番を!!!
西沢「好きです」
「あんたが言ったんですよ?正々堂々、挑めって」
 西沢ああああああああああ!!!えっ、ここから西沢と付き合うルートに分岐しないんですか? 西沢エンドは!? もしくは番犬二頭飼うエンドは!?
「番犬が口を挟んでも……、私は嬉しいから」
西沢「……ならいいです。ちょっと、残念ですけど」
 えっ!? 選択肢がない……西沢ルートは!?西沢エンドは!?!?えっ……あっさりひく西沢を盛大に慰める会開きますのでご参加希望の出資者はこちらまで!


14章
(相互理解って難しいわね……。……ああ、もうすぐ二時)
 四時間睡眠? もっと短くなるか徹夜になるかもしれませんが、そこまで押し問答するくらいなら家に帰らせてあげるべきでしたね。休めない。


主従エンド(1分)
(でも、近くなって……。……それで?)
〈私はその先をどうしたいのだろうか。〉
(今はまだ、答えを急がなくてもいい……)
〈現状に不満はない。あと少し、このままで。そんな気持ちをこめて、私は隣を歩く彼を見上げ、微笑んだ。〉
 どうして主従関係を結ぼうと思ったのか?その問いかけができないのは好感度不足を感じるのか?いやそんなことはないはず、こんなに主としてみてくれる番犬状態をみていれば好意は感じる。放火解決フラグを立てていないだけなので、
?危険にさらしたくない!と止められることが少ないから。
?ベストルートにもあったワンシーンだけどこれ以上進展しないのが主従エンド。
ということが考えられます。
 このままずるずると社会人になっても真実を聞けず恋人未満主従以上の関係でもすごくおいしいなーと思います。


グッドエンド(5分)
西沢「……俺があて馬になったおかげで、あのデカブツは先輩とうまくいってるって話です」
「黒部に飽きたらいつでも言ってください。俺は待てる男ですから」
 まさかまた西沢がでてきてくれるとはおもわず!!!ありがとうございますありがとうございます、実質西沢エンドですね!!!
 からかって飼い犬に手を噛まれるエンド。あ、ごめん西沢。やっぱりあて馬エンドでした。西沢が好きすぎてあて馬にされてもなんでも出番があると嬉しい。


日常エンド(3分)
 黒部が自分で自分の濡れ衣を晴らそうとしているのは、栞が危険に飛び込まないように、という意識からだろう。自分の評判程度ならどうだっていい男ですし。
 本当に委員の日常だけで黒部の姿も声も何もないのがああ……遠のいたんだな、と感じて切なかったです。


栞にガチ恋しました

く、黒部ルートで栞に惚れました……えっ、栞を大好きにさせるために存在するルートですよねこれ。
 栞の衣装チェンジが多いルートでもある。スーツ、下着、森のくまさんイメージ、少女……森のくまさんは本気で笑わせていただきましたありがとうございます。そしてそのあと本当に着ぐるみを着せる栞は栞様すぎて!
 自己チューからの責任とって。今のところスクウォ一番の名シーンもとい迷シーンだと思います。責任とって事件の解決に協力させる……迷シーンです。
 何気に西沢のスチルが一枚存在するこの世界に感謝!!! 自称あて馬くんだけどそんなことない輝いてるよ西沢!!!
 けれどおおお、西沢がきっかけで嫉妬してキスするしキスマークつけるし、二人はくっつくんですよねーー!!!!! やっぱりあて馬界に輝く期待の新人すぎます。西沢を見守る会やりたい(そして西沢は先輩を見守りからかう会代表やっていてほしい。対立組織は塚本率いる尊敬してます会で!)
 はっ!? 見返していたら西沢三表情差分スチルがある!!! 実質西沢メインキャラクターじゃないですか。おめでとう西沢!!!!
 ベッドシーン(失敗)のほうですが、いや〜今までの各種ロゼは服の上から、下着の上からが定番でしたが、まさか内側がっつりスチルを見せてくれるとは……ロゼスチル上位に食い込むマニアック暗転スチル認定したいところ。からの、指ですからね。認定します(黒部えろ魔人!!)
 そしてあれだけ女嫌いの純情シャイボーイチェリーボーイを気取っておきながらまさかの暗転関連スチルの多さ、差分の多さ、そしてえろ担当疑惑である……。必ずロゼゲーにいるお色気大魔神キャラなのでは???と震えが走ってますが、まだメインヒーローがいるので安心はできません。もっとくどい……ごほんごほん、伏せることも忘れた肌色スチル乱発事件があるのではないでしょうか。メインヒーローが怖い(魔女王を思い出し)
 最後の語りでひとことも書けませんでしたが、栞がめちゃくちゃ好きになるルートだったのは間違いないです。女性が強いのはいい。かっこいい栞……ご主人様って呼ばせていただきたい願望あります、黒部そこかわれ。
 今のところはダントツで黒部ルートが好きですね。西沢のおかげが2割、5割栞、残りが黒部です。西沢は本当に好きです、栞への愛には負けますが好きです。




さて続きましていよいよ西沢ルート!いやああて馬モブではなくちゃんとスチルも立ち絵もいい声だってしてるからにはエンドが……えっ?ない?西沢ルートないの?ないんですか!?!?西沢ルート……




に……岬と名前が判明した赤髪の放火犯疑惑の親友?後輩?くんルートへ!

ペンではなく銃で戦う世界1

※スクールウォーズの感想メモです。比佐&塚本ルートのネタバレを含みます。


プロローグ1時間20分+5時間+他エンド回収20分
塚本ルート4時間25分+エンド回収15分




〈比佐ルート〉
オープニング3
苗音「……好きな数字を、書いてみたいとは思いませんか?」
 思います!!!!はっ!?まさか最初の感想がこれになるとは思いもしませんでした。が!!書きたいです!!


将文1
〈彼女は私と同じく、アイドルやげいのうじにはあまり興味がない。芽衣の様子に苦笑しつつ夏絵は口を開く。〉
 夏絵ちゃんは見た目を合わせているだけ派疑惑!ほーてっきりミーハーキャラに見えるのに意外意外。芽衣ちゃんの方が無関心だと思ってました。完全に見た目に騙されるな、ですね。


4
苗苑「比佐君の家の住所とカードキーと、あと暗証番号です」
 はい犯罪!!するっと出してきましたが犯罪です!誰にも言っていない風邪のことを知っていたりとこの生徒会長は一体何者なのか。
「ええと……。お米と水と……、あとは栄養剤とか、諸々」
 看病に慣れていると言っていたし一人暮らしが長いからてっきり料理はできると思っていましたが、買ってきた惣菜を食べる系の女の子だったんですね……お仕事忙しいからわかりますけども。


岬1
岬「……それにしても、冷凍食品が目立つね。あと、カップ麺とか、インスタント」
「……確か一条さんって独り暮らしじゃなかったっけ?野菜、全部丸ごとみたいだけど……、食べきれるの?」
「刻んで煮るか炒めるかすれば、結構食べきれちゃうものよ。余ったら、まとめてカレーに放り込む」
「なんていうかワイルドだね」
 あ、カット野菜の存在をご存知ですか?セールは知らないのに?


9章
「いいか、栞」
「!」
(名前……、初めて呼ばれた)
  ※キスされたり脅迫してきた相手です。ドキッとするな栞。免疫ないな栞。その思考は危険だぞと栞!!!!


11章
芽衣「先輩モテるんですよ。知りませんでした?」
夏絵「実際に、先輩にアプローチをかける勇気のある生徒は、なかなかいませんからね。気付かなくて当然です。物怖じせずに、争い事の渦中に飛び込んでいく勇猛な姿わ見て、だいたいの男子は諦めるんですけど……。中にはそれでも好きだっていう人、いますよ」
「どうも、現実味がないな……」
 かっこいい先輩に気になり、かっこよすぎて諦める組と更に好意を寄せる組にわかれる、と。ということは後輩女子二名と百合フラグとみました(謎解釈)


14章
「いや、これはあの映画用に作られた特注のカップだから、世界に一つしかない。……母親が記念に持っていたのを、譲り受けたんだ。初めは、映画の彼女の演技を参考にしたくて……。気分から入ろうと思って使い始めて、ずっと続いている、って感じかな。ペアカップなんだけど……、俺以外が使うの、あんたが初めてだ」
 ペアカップのもう片方は常に出せるところにおいておいたのだろうか。ペアだから一緒に並べておいてありそう。


夢を応援エンド(5分)
「未来のことは、断言できないからね。それよりも、俺が成功して、自分の夢を追う以外のことができる余裕ができたら……。そのときは……」
「…………。……いや、なんてもない。そんなときが本当にきたら、改めて考えるよ」
 あ、あの将文が殊勝なことを言っている……!?いや演技に関してはいつも真剣で、というよりアイドルじゃなくて俳優の道がメインだったんですね。それはベストルートで言ってほしかった。
 いつか考える余裕ができたら、今度は脅しでもなくてあんたを捕まえてやる。二度と逃がさない。そんなベストルートの自信ある彼の声が聞こえてきそうなエンドでした。
 個人的に夕日を眺めて終わるシーンがよかったので、スチルがほしかったです。


グッドエンド3分
 たくさんキスをしてほしいとねだる栞。栞……!!!ろ、ロゼヒロインでは珍しい全力の甘え……!なるほど、現代っ子だからという違いも関係するかもですが、そんなバカップルみたいなおねだりできるなんてラブラブレベル高杉田。思わず感想もふざけたくなるくらいレベル高杉。


アイドルの恋人エンド(3分)
 ようするに、アイドルとしての活動をやめ俳優業に専念するいいきっかけになる、と思ってる?バレてもいいとはなんなんだ将文。真面目な話栞だと特定されたら栞学校行けなくなる可能性ありますよね。恋人に迷惑がかかることはやめ………………なし崩しに結婚しか退路をなくす作戦か!?どういう方向へ転がっても栞は手放さないだろうけど、あ、バレても大丈夫ですねはい。



 スクウォ1周目クリア!ということですが、やはり謎は残るまま。あのファイルは何だったのか?メインヒーローの名前も出てこない。すごいですよね、メインヒーローの!!!!名前すらでてこない!!!!!すごく……隠しキャラです。
 そしてヒサマサフミいいいいいい!なんなんだお前は。なんなんだ……!?こんな最低な男にほいほい捕まる女の子で大丈夫か栞!!!前半のやり手委員長?から一転してヤンキーに落とされる優等生という定番設定。だがしかし写真の件だけは許してません。

 でも好きでした。

なんなんですかね、最低なのに努力もしてて好きな子には意地悪したくて、馬鹿なの???好きにならずにはいられない魅力溢れてて馬鹿なの????となりました。こんな男ヒロインにあてがっちゃダメです、でも好きです!!!(盛大な矛盾を生むルートでした)
 あとマネージャーが不憫すぎたので、たまには労ってあげてほしい。




〈塚本ルート〉
3章
「塚本君のそれは、自分で作っているの?」
「……はい、一応」
〈問いかけると、恥ずかしげに彼はうなずいた。見た目は普通、もしくは雑なほうである。しかし、よく見れば栄養のバランスがしっかりと考えられていることが分かる。〉
 作らないし作れないけどそういう知識はあるんですね栞!それなら食べられない程度じゃないけどまずい料理がスキルアップしましょうよ栞!!


4章
「器用貧乏っていうじゃないですか。それですよ」
「まあね……。でも、そういう人のいい性格、私は好きだけど」
「……つつましやかで、優しい。そういう人は、きっと、みんなが好きになると思う」
「……先輩は、そうやってストレートにもよを言うの、やめたほうがいいと思います」
 気があるって思われるぞ栞!そして塚本の緊張は取れるどころか意識して大変だと思います。栞の意識を変えられるか頑張れ塚本!!


6章
〈好みの男性を聞いたことがあったが、実に渋い、往年のボクサーやプロレスラーの名をあげた彼女だ。おそらくアイドルなどに興味はないだろう。〉
 夏絵好みの異性は学園にいない、と。初恋も年上の男性だった説急浮上。


恋愛未満エンド(5分)
「だからこれから……。ゆっくり時間をかけて、先輩を説得しようと思います」
「卒業したらそれっきり、なんて言わないでくださいね?前委員長として、相談に乗ってください」
 くどきおとす、ではなく説得。塚本らしい上品な言い方ですこと。
「考えておいてください。どうして手を握っただけで、そんなに自分が動揺するのか、顔が赤くなるのか」
 き、気長〜!!!気長に待つと言いながら捕食の決定感がすごい!えええ、ベストエンドルートのほうがもっと不安があって可愛げがあった……それもこれも栞に自信をもらったからか。そうか、罪な女ですね栞。


先輩エンド(2分)
 おお、スクウォでは初の選択肢一個間違えただけでエンド送り。家のため、ではなく、私のためと自惚れてほしかったとか……わかるか!?これはエンド送りにされたプレイヤーも多いはず。
 いい先輩に見えるよう意識する栞への想いを拗らせているうちにこれはさらわれますねはっはっはっ、手を出せとは言わないが可愛いと言われないよう気をつけて。そしてこのあとスーツ姿では会わなかっただろうし栞にUSB渡さなかったんでしょうねー。(そして放火事件も解決しない)


グッドエンド(五分)
 恋愛になると途端に積極的になる塚本に翻弄される栞。いままで先輩の手のひらの上で踊ってきたのだからそれくらい許してあげて。


 というわけで二人目クリア!なのですが、ベストエンドをのぞく二つのエンドでまあこいつは色ボケしてるな!!!と全力で思いました。いやベストが一番あれなんですけどそこはベストだから仕方ないとして。……ベッドシーン……長かったな……異常に長かったな……と思うんですよ。そういう話は翌朝しよう!?と誰もがツッコむと思うんです。
 総合的に可愛い後輩が頑張って先輩にいいとこ見せようとしつつできてなくてうなだれてるのが可愛かったルート!でした。ので、お付き合い始めた初期からの手の早さにおいおいとツッコミがとまらなかった。謙虚さが売りやなかったんかーーーーい!!!と。まあそこがロゼ男、奥手なだけの男じゃこの業界やっていけませんよね。何せ個性的すぎて何が個性的なのか見失うキャラが九割を占めるロゼですから。
 個人的に恋愛未満エンドがドストライクでして、ああこのあとがわくわくとまらないぜ本が厚くなります!でした。卒業後の一年近く?(委員長を引退するのが何月か不明のため)は先輩を口説けるとはふふふ。つぎの学園祭までには恋人になれるといいですね。




 さて次は岬君!!!にしようかと思いましたが、意外と真相よりらしいので都丸ルートへ!(今の今までつるまるって呼んでましたすみません)

会長攻略したい

純白は赤を胸に唇に宿し4

※黒雪姫の感想メモです。ルヴィアンルートのネタバレを含みます。




プレイ時間……6時間25分+15分


1章
〈彼は返り血に濡れ、その手には赤く染まった剣が握られている。それだけではない。何故か、彼の手から血が流れ出している。ルヴィアン自身の血だろう。ぽたり、ぽたりと指先を伝い落ちて、地面を赤く染めていく。〉
 やはりルヴィアンの林檎はルヴィアンの血から、か。魔法の代償は血液?それとも命?
「それには代償が必要だぞ?……それでもおまえは、ここで私ではなく他の誰かを選ぶと?」
「他の誰かなんて言っていないわよ。私は私自身を選ぶの……、他の人に私の人生は渡さない」
 一人きりで生きていけるわけがない、魔を持つ少女。ルヴィアンのように圧倒的悪になれないのなら、難しい。
 ルヴィアンの剣はおそらくルヴィアンを殺すことができる剣?だとしたら、ファルコルートで同盟が破れたら自分が殺さなくてはを実行するバッドエンドがあるのか……?


2章
ミラー「確かにそのよう命令は受けておりません。ですが、鏡は真実を映すもの……。私は女王様のお望みのままにしただけでございます」
 顔を歪めたルヴィアン。リヴの帰還を喜ぶのでも責めるのでもなく……。リヴの選択を待っている?そしてミラーよ、人間の心をそっくりそのまま覗くことができるのか?
ファルコ「ルヴィアンは……、あんたのことすごく大切に思っていると思うぜ。あの執着を見ていると、勝てねえとは思うよな」
 わかってましたがやっぱり惹かれているんですね!最初から叶える気のない恋を抱える男と狂った愛情で保護する女王と今の所最悪の関係になっている七人の同盟……普通に考えたらここからファルコルートに入るのが正解だと思いますよリヴ。なぜルヴィアンにいく。
「ルヴィアンでも手に入らないもの?そんなものがある?」
「……私だから、手に入らないんだよ。それでも、大切にすると誓ったのだ……。だから、私は今、ここにいる」
「きっとおまえには永遠に分からないよ。……分からなくとも、いいんだ」
 リヴと通じ合うことは望んでいない?そばにいてほしいが、気持ちがほしいわけじゃない。謎が深まるばかりです。国を征服していく意味もわかりませんし。


3章
「……リヴ」
「……っ!」
〈名前で呼ばれたことに驚く。いつも白雪姫と呼ぶくせに、どうしたのだろうか。〉
 こういう時にヒロインの名前オンオフがないことが悔やまれます。気づいて!!ませんでした!!!!しかも男の姿で名前呼ばれたらリヴ未練タラタラになるでしょう!!あなたが望まなくても綺麗になってしまいますよ!
「謝るなど、敗北を認めたようで美しくないだろう。……この私には勝利や称賛、そういったものこそ似合いだと思わないか?」
「……潔く謝るのも、美しいと思うわよ」
「潔く、か……。そうだな、それもまた美しいのかもしれない。おいで、白雪姫」
 すまなかった、とルヴィアンが口にしたことがあっただろうか?と過去ルートを振り返りましたが記憶にない。他キャラは全力でリヴに謝るシーンが一度以上ありますが、ルヴィアンだけはなかったのですね。


4章
 ? どうしてリヴだけ置いてデューンとオムニアは帰った?疑いがなくなったからか、それともルピノの気配を感じたからか。


5章
(簡単な応急処置だけれど、無事に出来て良かった。城の医学書を読みあさってきた甲斐があったわ)
〈自分が持つ謎の治癒能力について調べるために、やってきたことだ。その目的はまだ達成されていないが、こうして役立てられたことを嬉しく思う。〉
 医者を目指すルートがあるのはそういうきっかけがあったのですね。城にいたわりにはやけに医術知識をつける描写があるな、と思ったんですよ。外の世界に出て本を要求したルートでも、医術の本を望んだりしたのだろうか?
ジャンヌ「今日こそは死んでもらうわよ……、『狩人』ファルコ=ローダー!もう銀貨一枚たりとも渡さない……!この世のお金はすべて私のものよ……!」
(ものすごく格好よく、欲まみれなことを言っている……!)
 ああ……最後を言わなければいつも通り因縁つけてるがかっこいいジャンヌ!だったのに……。こういう憎めないところが暗殺者なのに親近感、もとい好感度アップしてくるのでしょうね。


魔法エンド
「……あなたは私の、殺したいけど殺さない人よ」
「私は、おまえを愛しているよ」
「まるで子のように」
「いいや……、まるで娘のように愛しているんだよ。かけがえのない、私の分身として」
 告白じゃないの!?そこで子のようにとくるとはおもわず……。開かなかった手紙には何が書いてあったのやら。


7章
「おまえは美しくいられて、幸せではないのかい?美しくなどなくていいから、あかぎれだらけの手のまま一生を終えるほうがよかった?」
〈ルヴィアンは私の手を取ると、指先に口付けた。白いだけだった肌に、口紅の色が移る〉
〈感じたのは嫌悪ではなく、胸の疼きだ。ルヴィアンは女装姿だというのに、かつての恋心を思い出してしまいそうになる。〉
 やはりルヴィアンがかけた魔法は美しくなる魔法……?リヴに価値をあげたかったの?そしてとうとう女装ルヴィアンにもときめくようになったリヴ……。今やルヴィアンよりリヴが美しいとミラーが言ったのは、恋を再び知り始めているからか。


11章
「……この世のすべてのものを自分のものにすれば、私はすべてのものに認められるだろう?そうすれば、私の存在が認められる」
 なに馬鹿なこと言ってるのよ、とリヴが言ったそのままを返したい。まさかのすぎてぽかんとしてしまいました。
「……何でも良いよ、恨みでも憎しみでも何でも構わない。私に意味を与えてくれるものならば、何でも同じだけの価値はある。それは私を存在させる。おまえが私を想ってくれるというのなら、何だってよかった」
 子供かっ!いや子供じゃないからこんな大事になったんですけど、子供か!?憎まれてもいいって、気を引きたいガキんちょじゃあるまいし……馬鹿なんですかあなた。


12章
ルピノ「謀略に関しては右に出るものはないからさ。……人質でもとって戻ってくるかも」
 デューンよりひどいことさらっというルピノにはっとしました。流石付き合いが長いだけあり……。ファーレンにどうして忠誠を誓っているんだ君は。リヴの騎士にならないかい?
「正直、奪うことと与えることの違いが、今でも私にはよく分からない。奪うことも与えることも、おまえに何か残せるのなら、同じことのような気がしている。……だが、これだけは言える。私はこの世界の誰よりも、おえのことを想っているよ。おまえを、幸せにしたいんだ」
 あ、あのルヴィアンが幸せを願っている……!あなたが一番リヴを想っていることなんて他6ルートやるなかで痛いほどわかっていたんですよ、ええ知ってました!!ただ一つだけ言わせてください、違いわかってなかったんかーーーーい!!!!予想以上にピュアピュアで、女王陛下美しすぎて涙が出そう。ロゼキャラで一二を争うピュアさなのでは?


13章
タレンシカ兵「あれが女王……、ルヴィアン=タンドゥル?あれは本当に人間なのか……?あんなに美々しい人間は見たことがないぞ」
  ※戦闘中です。 最前線の兵がなにを言ってるんだか。
「この命を欲するのならば、かかって来い。……私がじきじきに相手をしてやる。私が憎いのならば、私の国が欲しいのならば、私の命が欲しいのならば……っ!奪い取れるものなら奪い取ってみろ……っ!……私に意味を与えてくれ」
 かっこいい女王陛下……!!味方になる心強さったらないですね!!!最後の呟きで胸が締め付けられましたが、まさか、まさかベストエンドで死にませんよね?いや体は死んでもまた少年と始まるのかもしれませんが。でも死なないでほしい、リヴのためにもいなくなったりしないで。


14章
黒の魔女「それにこの顔、悔しいけど、もの凄く好みなのよねえ……。美しくて、それでいて品があって……、お父様そっくりね」
 まさか、お父様に振られた恨みでプラチナムを?
黒の魔女「ふふ、私がいくら美しいからって、恋人だなんて。もっと言ってくれてもいいのよ?」
 間違いなく親ですねわかりました。ナルシズムは伝わっていく……
「最近だ、よく手紙がくるようになってな。たまには会いに来いと言われていたのだが……、忙しくて行かなかったら駄々を捏ね出した。我が侭なのに、力が強大なものだから……。言い合いをしているうちに一発喰らってしまってな」
 リヴの苦悩の日々を返してーーー!!!なんだったんだ一体……BGMでわかってましたが、くだらなさすぎて本当……。罪悪エンドがくだらなさしか感じなくなってしまった何してくれるの本当っ。


ベストエンド
ミラー「私が変わったとするなら、それは多分、女王様、あなたの影響によるところが大きいと思います。……ルヴィアン様を映していても、変わることなどなかったというのに」
「私は鏡、真実を映すもの。美しくも感情豊かなあなたを映しているから……、私も心安らかになることが出来る」
 ファンディスクであるだろうミラールートでは感情豊かになっていくミラーの顔をもっとみたい!とリヴがなる予感を全力で察知。
〈ミラーが鏡の精霊だとするのなら、彼は『無』の精霊。『無』を司る者だった。〉
〈それに加えて、ルヴィアンは『無』を司る者。何か得ようとすることなどもってのほか、望むことすらも許されないことだった。それでも、心のどこかで……。『無』にあるはずもない心の片隅で、小さく願っていた。
そんざいしたい
たった、それだけのことだった。〉
 存在したい。そのことを踏まえて他ルートて何度も殺されたり消えたりしたルヴィアンの感情を考えると……、苦しくてたまらない。
〈しかし、気付けば魔女は本気で彼を愛してしまっていた。王子も彼女を愛し、国王になったら結婚をする約束さえ交わした。だが、彼は突然、彼女に数多の罪を背負わせて国を立ち去ることを命じる。王子は、自分の愛した者が悪名高い魔女であることを知ってしまったのだ。魔女は永遠の愛を誓い、傍にいたいと懇願した。それでも、王子が命令を取り下げることはなかった。〉
 国のために切り捨てた、と。もしファーレンが国王としてリヴと交際をしていたとして、国に不幸を持ち込むかもしれないと判明すれば同じことをしただろう。
〈特別美しいわけでも、可愛らしいわけでもない。ルヴィアンが心を奪われたのは……、その傷だらけの指先だった。〉
 生きている証、血に?
〈絶望であれば、きっと自分にもうまく与えられる。彼女の心を満たし、幸せにしてあげられる。永遠に自分が傍にいて、彼女を満たしてやればいいのだ。何も持たないことほど、不幸なことはないのだから。〉
 自分と同じようなものだと捉えてしまったか。確かにリヴは何も持っていないに等しい、むしろマイナスになるものごとばかりだったかもしれないけれど、そこから絶望で満たしたいと思うのはヤンデレか何かかな!?いやルヴィアンは狂っているのではなく、人間ではないからおかしく見えるだけなんですけど、黒い感情で染上げたいと思うのはびっくりですね本当。
〈冷えきってしまった手に触れる。申し訳程度の温もりしかない自分でも、今の彼女なら温めてあげることができる。だが、たとえ自分が温めなくても、彼女の手は自然と温もりを取り戻せると知っていた。それを思うと、いつも少し寂しくなる。〉
 雪の季節なら自分にも温めてあげられるから選んだのに、それすら無意味だと知っている……。リヴに意味を与える存在を目指すことはできても、リヴから揺らぐことのない意味を与えてはもらえなかった。本当はリヴが心の底から求めてやまない人だったのだから、とても意味のあることなのだけれど。
「私はおまえに、美しさを与えた。そして、おまえが王族に引き取られた頃……、黒の魔女が思いついたように私に言った。……トレゾアを奪え、と。私は王の記憶を操作し、宰相としてトレゾアに入り込むことに成功した」
 いきなり王の寝首をかくのではなく、宰相として国について学んでから乗っ取ったのか? そしてやはりあの魔法は美しさを与える魔法だったのか……。
「当たり前だろう?私は世界で二番目に美しい」
 二番目。私より美しくならなくてはいけないよと十四章で言っていたはずですが、既に自分が二番目だと宣言するか。生きている美しさに囚われ続けるルヴィアンは……リヴが死んだらどうするのだろう。今度こそ無に還るの?


グッドエンド
(いつか、教えてあげる)
〈私に最初の愛を教えたのは、あなただと。〉
 はっ!?ルヴィアンはリヴに恋されていたことを知らないの!?えええ……知っていて接していたわけではなかったのですねびっくりです。
 ずっとずっと狂うまで、愛してあげる。それはリヴが死んでも、自分が正常でいられる間は彼女を思い続けるという意味か。精霊の死がどうもたらされるのかわかりませんが。




というわけで黒雪姫フルコンしました!!いやあ、想像していたよりずっと……ルヴィアンがバカでびっくりしました!!!!!
 14章でたったそれだけのことが真相?とぎょっとさせておいてからのっ、15章もといベストエンドでのみ知らされるルヴィアンの正体と黒の魔女の真相を踏まえて改めて1章から全ルートのルヴィアンを思い返し、表情や仕草言葉ひとつで胸を締め付けられました。

 さて残された疑問点リスト……ルヴィアンの血は魔法に使用必須品なのかどうか、森のリンゴの木の意味は、アパラシオンの祠は結局リヴたちに何か関係があるのか、マリーの黒さはなんなのか、ジャンヌの師匠や魔女と呼ばれる所以は、ミラーが二君に仕えるような動きをしていたが一番美しいもの以外でもその瞬間美しいものすべてに動かされたり影響を受けるのか
……などなどがございます。こちらはファンディスクで解決されると期待してます。


もう一度申し上げますが、ジャンヌエンドは!?マリーにスチルが来た瞬間にこれはマリーエンド、なくてもせめてジャンヌエンドがあると期待したのに見当たらず……。ファンディスクにジャンヌルートはないのでしょうか?

 美しさランキングは黒の魔女>ルヴィアン>リヴ>他。になっているはずですが、心の美しさや生きている恋してる強さを含めるとぐっちゃぐちゃになることがわかり、ようするに黒の魔女の美はこれ以上進化しないんだな!とよくわかりました。……きっと彼女も先王と本気の恋をしている時はどんどん美しくなっていったのでしょうけど。

 もうひとつ疑問がありました。リヴの力は何をどこまでできる力?ルヴィアンが与えた美に魔の力が集まり魔法に近いことができる、のだろうと思いますが、勝手にティーカップがとんでいったりする力ですし、黒の魔女のように涙を流すだけで思いもかけないことがおきる……ようにならないか心配です。そしてリヴの子供についても魔の力を持ちはしないか心配。



 総合評価しますと、真相のえええ……?感や謎の投げかけっぱなしが気になりますが、女王陛下が麗しかったのでよしとしました(笑)あまりにもルヴィアンが麗しくてですね……ラストの戦闘シーンあたりでうるっと来てました。結局死にはしませんでしたが、あのシーンで分岐するバッドエンドがあってもよかったのでは?
 ルヴィアン=タンドゥルとリヴのための壮大なプロローグ編が今作なのだと思うので、次回作を心から楽しみにしています。ロミオVSと同じ作りならばファンディスクが本編!パターンだと思いますので、いずれ真相を暴きに駆け抜けます。




以上、オープニング曲二番の圧倒的ルヴィアン→リヴに悶え苦しみながらおおくりしました。
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