**夏ノ音

創世神。
この世界の始まりを創ったもの。
不老の身で、対の存在が下界の何処かにいる。

紫髪の銀目の持ち主。

アリルの実の父親でもある。
(アリルの母のプリムはダリアンと出会う前は、ヴェスパと恋人であり、婚約者だった)

アリルの出生に関しては、大人組は知っているが、子供組はアリル本人を含め誰も知らない。

この件に関しては知った所で誰も得をしないので、暗黙の箝口令を敷かれている。

また、ダリアンもアリルに対しては実の子と同等か、それ以上の愛情を注いでいる。
(ヴェスパとプリムに関しては不貞を働いた仲と言う訳では無いので、ダリアンも気にしていない)

アリルの髪の色が兄妹と違うのは、生まれた際に彼の髪がヴェスパと同じだった為、ヴェスパ自らが封印を施した為。
(本来のアリルは紫髪の紫目である)

ヴェスパ自身、アリルを息子として扱う事は当然無いが、いつも気にかけている。
作中でアリルにセリアと会って来た後の会話も、実は浮かれている彼への牽制でもあった。
(からかうのが楽しいと言う部分もある)

耳飾りはアリルにプレゼントしたもの。(お揃い)

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世界の始まりを創ったものなだけあり、無限の力を有する。
ただし、ヴェスパが直接手を出す事はほぼ無く、有事の際にはアリル達を召喚している。

最強ではある筈だが、腕力は弱く腕相撲は最弱と噂される。
足も遅く、アリルの足の遅さは父親譲りとなる。