虚匣

休みが増えたので、観ていなかったYouTubeのチャンネルをちまちま消化しております。
で、くいずのっくさんの「東大生なら一時間で自由研究終わらせられるか」を先日観ました。
純粋に感動しましたが、それとは別に興味深かった重心のお話。


重心をずらして板を重ねていくと、あんなに重ねられるんですねー！
でも、重心の幅がどんどん狭くなるからいつかは限界が來るんだな。
そしていつかは崩れてしまう。
崩れないようにする為には、技術云々では無くて(理論的に無理だからね)重ねるべき素材を見直していかないといけない、と。


これは手前の思考に著しく響くものでした。
手前は兎に角支点を見付けなければいけない、と偏執的に思い行動する類いの人間です。
(補足ですが、故に何かを突き詰められる人は心から尊敬しております)
情報が増えれば増えるほど、主観とそれに相反する主観、加えて客観が同時に立ち上がりその情報や感情や状況の支点を見付けなければならない……
と、プログラミングされているんじゃあ無いかってレベルで脳内作業が始まります。
だから頭は痛いし氣は漫ろだし己の知力や知識や知性の低さに毎秒絶望しながら生きている。
ネイティブネガティブの所以の１つだと思っております、これは業ぞ……。


情報が増えたらその都度重心を調整し直さなくてはいけない。
でもそれもいつか限界が來る。
そうなったら又、素材から刷新しなくてはいけないんだなぁ……。
氣が遠く成りますね(笑)！
でも崩れたら終わってしまうし、崩れない為に見てみぬ振りをしたら本末転倒だし。
氣付かなくてスルーするならば未だしも「見なかったことにしよう」は出來無い。
だって見ちゃったもん。
生きているだけで無意識に汚れていく魂を、詰まらぬ保身で蓋をしたら、更に汚れてしまう。
……この言い分を解ってくれるバンド少女とはよく「あー、氣付いちゃったー考えなくてはならないー」と悶々としがちです(笑)。
(因みに手前は「保身」については全く否定しません。「保身」は大切です。その先に何を考え選ぶのかはもっと大切だと思っております。保身が攻撃に転じることは好みません)


向き合った上での(詰まり自分の責任下に於いての)スルーならばアリなので、割りとガバガバですけどね！


閑話休題(ｿﾚﾊｻﾃｵｷ)、その「素材」とは何かを考えると具体的なものが中々難しい。
ざっくり「にんげんりょくー( ・∇・)」みたいなものなんでしょうけど、それって何から構成されているの？ん？？




話はガラリと変わりますが、少し前に天秤座をボロクソに云う(正確には12星座全てがボロクソに云われておりましたが、全て眼を通した結果個人的な心象として一等天秤座がボロクソに云われていた。あと地味に蟹座のB型と乙女座のA型もボロクソに云われていた)記事を拝読したのですが、
そこで「天秤座は圧倒的に個が無い。自分が欲しいものを自分で探して自分で勝ち取って自分で大切にする、そう云う当たり前のことが出來ない」的なことが書かれておりまして。

世の中の方はみんなそれが出來てるの？凄いな！？

と、心から驚き感心しました(笑)。
否、手前にだって「此処は譲れん！」と云うものがある……筈、うん。あるよね……あったらいいな……否、ある……筈！！(ダメっぽい)
あるある、あるよ！あるある！！
でもそれと事象は別物なので、何かに対して手前の「我」は不要なんですよね。
手前の世界(心中とか此処での独白とか)の事は手前で決めるけど、一歩外に出たらそんなもんは如何でもいい。
必要なところに必要なパーツを嵌めるのに、手前の自我なんて全く要らない。



ーーーと、文字にして解る、この駄目さよ。



人間としての魅力ゼロ値。旨味成分の皆無さ。
嗚呼、絶望だ絶望だ。
否しかし幾ら手前が絶望したとしても魅力が皆無だったとしても、それは如何でもいいんだ。
問題はこの性質が何かを欠いて、それが人を傷付ける可能性なんだ。
詰まりこの違和感と云うか振れる支点を何とかして補正しなくてはいけないのですが、支点迷子。
これが素材刷新期なのでしょうか……。
だからその素材は何で構成されていて何処で調達すればいいんだってばよ……(絶望)。






と、こんな誰の為にも成らない独り善がりな事を四六時中考えているので、時間は幾ら有っても足りないし(何なら時々ブレーカーは落ちるし)、氣付けば朝に成っているし、アウトプットが追い付かないから拗らせるし、眠いし、昼寝は出來無いし、隈は酷いし、眠いし、頭がいたいので仕事に行きたくありません！！！
オチが馬鹿丸出しです。くいずのっくさんに謝るべき。







あ、職場は楽しいから嫌いじゃないです。
働くのは嫌いです。(ダメ人間)