スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ミュージックジャンボリー

前回の書き忘れです。
失礼しました。

この日曜日(30日)に私の住む大崎下島で「ミュージックジャンボリー」というイベントが開催されます。
これは各地からアマチュアのミュージシャン達が集まって音楽を披露するもので、入場無料でご覧いただけます。

大崎下島では午前中に町並み保存地区の御手洗にある「乙女座」での公演があり、昼からは場所を隣町の島の中心地「大長」の「堀ばたホール」に移して公演する予定です。

是非皆さん聞きに来てください。

魂の叫び。

最近、妙に芸能関係の仕事が多く、たまに何の仕事が本業だったのか忘れそうになる。(笑)

あまりに芸能関係者との接触が多かったので、学生時代に私が多大なる影響を受けた「芸能人」の事を鮮明に思い出してしまった。

「HAAGY」さんは広島市内の天満屋前で、天満屋が閉店した後のシャッターの前でギター演奏を最初にした、ストリートミュージシャン。
とても素直な人柄で何事にも情熱をもって接し、とにかく歌を愛した。
当時大学生だった私は彼の生き様と歌に対する考え方に大変な衝撃を受けた。

「人受けが良く流行る歌を歌う事は簡単だし、その方がお金になる。しかし、俺は自分が歌いたい歌があるから歌う」
「争いは祈る事でなくなり、平和が訪れる。みんなで祈ろう!」

彼との出会いは今までの私の歌に対する価値観を根本的に覆し、決定付けた。

歌はその人の魂の叫びなのだ。

だから、歌に限らず芸術家はお金の為にその能力を使い始めると、何かが狂う。
今日の芸能界に纏わる諸問題の根源がここにあるように思う。

そんな物事の本質を、まだ若くて世の中を知らなかった私に教えてくれたのは「HAAGY」さんだった。

彼は二枚のCDを残して、33歳の若さでこの世を去った。
その頃私は既に社会人でたまたま1ヶ月に1回の日直勤務の時に、1ヶ月に1回しか読まない新聞を読んでその事実を知った。
記事の内容は「追悼コンサート」のお知らせだった。
社会人になってからは「HAAGY」さんとはすっかりご無沙汰になっていたが、聞くと結婚してお子さんが産まれてからすぐに亡くなられたらしい。
この時の新聞記事の発見は、多分彼が私に「知らせ」てくれたのだろうと勝手に思っている。

いつの間にか私は彼の歳を越えてしまった。
しかし、いつまで経とうとも彼の事は忘れないし、彼の想いや歌を語り継いでゆきたい。

巨樹

樹齢千年を超す、大きな楠です!

本日の情景

今日もお天気の良い、秋の1日だった。

登録しました。

新参者ですが、宜しくお願いします!
前の記事へ 次の記事へ