最終更新から間が空いてしまって、すみません


実は、物凄く元気だった母方の祖母が、6月3日の日付が変わる少し前に、亡くなりました

GW明けに、お腹が痛いのが続いていたからと病院で精密検査したところ、末期のすい臓ガンと診断されました
ステージ4で、肝臓に転移しており、それが腹痛となったのだろうとのことでした

すい臓ガンは発見が難しく、何より、初期症状はおろか、なんの症状も出ないので、沈黙の臓器とも呼ばれているそうです


しっかりしてる人だから、と医師の勧めもあり、本人に告知しました
余命半年と医師に告げられていましたが、本人にはそのことは伝えず、治る治療を続けていこうねと
通院する形で、抗がん剤治療やろうねと、嘘をつきました

その矢先、急激に体調が悪くなり、通院なんて到底無理な状況となり、入院したのですが、日に日に、どんどんと弱っていき、ついには、半年と余命を告げられてから一週間も経たないうちに、1ヶ月も持たないだろうと告げられました


詳しく説明しておりますが、実際に、祖母に会えたのは亡くなる2日ほど前で、危篤になったと一報を受け、急遽祖母の入院している病院へ向かったのです
しかし、祖母は持ち直してくれて、息も絶えだえではありましたが、会話がなんとか出来る状態に回復していました

もしかしたら、祖母が、私たちを待っていてくれたのかもしれません
でも、元気な祖母しか知らない私にとって、ベッドに横たわり、身体を起こすことのできない祖母の姿はショックで、涙が止まらなくなりました
いつだって気丈で、弱音を聞いたことのない祖母が「ばあちゃんこえぇ(方言で辛いの意味)」と呟いたのは、本当に辛くて、苦しくて、どうしてあげることもできない自分が情けなくて、堪らず病室抜け出して泣いてしまいました

実は、今もこれを書きながら涙を流しています



そして、亡くなった翌日、祖母の家に行き、一晩、祖母と明かしました
顔に白い布をかけられ、微笑んだ祖母の遺影を見て、いなくなってしまったんだと、実感しました
でも、信じられない気持ちもあって、未だに悪い夢をみているんじゃないかと思ってしまうこともあります

納棺、出棺、通夜、葬儀、火葬、拾骨、この全てに立ち会ったのに、どこかで信じられてない部分もあって…
分かってるんだけど、わかってない
なんとも表現しがたい状態に、今なっています


色々思うことはあるけれど、今は祖母が迷わず、まっすぐ天国を向かってくれることを願っています…