バイト先の皆様のお仕事が終わったような時間を見計らって、深夜にお出かけ。寒かったです、それはもう!!
店舗に到着して、まぁ当然知らない方ばかりです。挨拶のタイミングにいくらか困りました。
飲み会のお店に着いて、とりあえず出雲さんのお隣りに座らせていただいて、ずっと固まってました(笑)緊張するというか、どうしていいかわからないというか。食欲もなくて、でも何も口にしない訳にもいかないので、気付いたらお酒に走ってました。でも、ビール2とサワー1しか飲んでないですけど。
でもそうして黙っているのも問題がありますので、結構頑張って喋りました。私がいた店舗も飲み会のテンション高かったので、こういう雰囲気懐かしいです、今の仕事場は飲み会ここまで楽しくないので……とか。
そうしたら色々お話も弾みまして、前の店舗のお話や、私が今しているお仕事の話、出雲さんも加わって夢の話であったり、色々と。
「え、同棲?」
「や! 私愛知で働いてますので……」
「そうなの? 遊びに来たの?」
「そうです」
「やだこんな純粋な子捕まえて同棲とかー」
「いやいやいや、同棲がそんな不純って訳でもないでしょ!?」
「あー、うん、そうですね」
なんて会話をしたりしてたら、途中からお姉さんが一人参加されたので、はじめましてとご挨拶すると。
「あ、みさわちゃん!?」
(いつも通り、平仮名は下の名前です)
「え!? あ、はい、三沢みさわと言います」
「うん知ってるー、色々聞いてるよー(笑)」
まさか下の名前で呼ばれるとは。綺麗なお姉さんが笑顔で名前呼んでくれると嬉しいですねぇ……。この方のほか、二人綺麗なお姉さんいらっしゃって三人もの美女がおりました。ふふふ。
途中、なんだったかアニメかゲームかの話になって、出雲さんとその店舗の店長が楽しそうにお話ししていらっしゃいました。
「ていうかさ、いいの? 彼氏こんなんで」
と、店長。
「あ、はい。大丈夫です。そういうの好きなのは知ってますので」
「ふうん、そっか。え、出雲さぁ、○○のキャラなら誰が好きなの」
「□□ちゃんですね」
「□□!? おま……まんまじゃん!! なんか全然違うの言えばそうなんだで済んだのに!!」
店長が突然テンション上がったので何かと思えば、どうやらその□□ちゃん(名前忘れました……)というキャラ、私と(私が?)似ているみたいなんです。
店長の隣にいたお姉さんが、
「気になって調べたら似てる!!(笑)同じタイプ!!」
「大丈夫、君は愛されてるよ」と店長。
「そうだよ、だってね、何で彼女と付き合ってるのか聞いたら、『だって可愛いんだもん』って言ってたよ(笑)」
「!?」
「え、ちょ……! 俺そんな……!!」
ものすごく焦る出雲さんと、嬉しいけど反応に困る私……。職場でそんなこと言っていただいてるなんて、有り難い話です。
ちなみに私、照れが先に出るので、彼氏どんな人?って聞かれたら、「すごく優しい人だけど、いつも寝てるし……正社員でもないし、いわゆるダメンズかな」って言っちゃいます。まぁ、自分の彼氏ベタ褒めするのもね、あれなんで。や、でもちゃんと大好きですから! 私、ツンデレとまではいかないけど、照れや恥ずかしさが来るとダメですね。出雲さんには大変申し訳ないです、はい。
そうこうしているうちに、帰るような時間になりました。店長は二、三度、また機会があれば、いや、機会を作って飲みに行こうねとお誘いくださりました。一度だと社交辞令っぽいけど、何度か言っていただけると真実味を感じますね。店長の優しさだと思いました。
この職場、飲ませられる人は飲ませられるんです。で、二人程ショットグラス二つの早飲みと、他のお酒をいくらか飲んでる方がいて。うち一人がもうお酒にやられちゃってたんですね。そんな状態でも、わざわざ私にご挨拶してくださいました。
「や、ごめんね、こんなゲロゲロしてて。帰り気をつけてね」
「ありがとうございます。あの、お水とか買って来ます?」
「大丈夫大丈夫、気にしないで」
「あの、このあともお仕事なんですよね、お大事になさってください」
「いやぁ、いつもはこんなんじゃないんだけどね」
「いえ、ちゃんと見てましたよ。(ショットグラスいってたの)どこも変わりませんね、本当にお大事に」
「……!! めっちゃいい子じゃん!! ちょっと、今度うちの掃除に来てよ、出雲さんもwithしていいから」
「え!? なんで掃除なんか」
「時給にもよりますね(笑)」
「えーと、俺今いくらもってたっけ(財布を出しながら)」
「ごめんなさい冗談です!! 別にお金なんかいらないです!!」
というやり取りもありました。
そんなこんな、出雲さんの職場の方にはそこまで悪いイメージを持たれてないといいなぁ、という感じで飲み会は終了しました。緊張した……。
この時点で実はほぼ早朝なんですが、もう外寒くて寒くて!! そして疲れきっちゃったのもあって、お風呂入らないままメイクも落とさず(なんてだらしない!!)そのままお布団に入っちゃいました。でも外でかなり身体が冷えていたんだと思います。お布団に入ったのに寒くて仕方がなくて、
「出雲さん寒いですー……」
「足冷たいですね、大丈夫ですか」
「寒いですー」
「もしかして風邪ひいちゃいました?」
「わからないですけど、寒い……」
出雲さんに抱きしめて貰いながらもずっと寒くて大変でした。まぁ、気付いたら寝ちゃってたんですけども。
そんな感じでちょっと長い夜も終了です。
話題:眠れない夜