話題:身近な死
父が亡くなり、もうすぐ1ヶ月が経とうとしているのですが、まだ実感しきれていないと言うか…最期を看取った事も告別式も焼かれて骨になった事も、全部夢を見ていたんではないかと思いそうになります。
元々離れて暮らしているから、普段いないのが当たり前なので余計なのかもしれません。
……普段離れて暮らしているのに最期に立ち会う事が出来た事はある意味幸運と言って良いのかな?
すごいタイミングですよね。
こっちに引っ越す時に
「お前は儂の死に目には会えんから、それは覚悟しとけよ」
と、何度も何度も言われていたから
「お父さんの予想を裏切って看取ってやったもんね!」
って気分です←
父ならば
「儂が最期に立ち会わせてやったんじゃわ(´_ゝ`)フッ」
って言い返してきそうだけど。
父の最期は真夜中だったにもかかわらず母に祖母に私+息子2人、妹(Mちゃん)+娘、妹(Hちゃん)+旦那&娘、父の姉と大所帯でした。
末期癌で痛みや体のダルさが酷く、最終的には注射(点滴?)で痛みを取るようにする予定だったのですが、その注射をすると意識が無くなってしまうので、注射をする前には家族皆で父の所へ行こうと決めていたんですね。
まぁ、母はずっと付き添っていたんですが、その日はたまたま父のお姉さんが眠っていない母に仮眠を取らすべく病院に来てくれてたんです。
夜になって、我慢できなくなってきた父が
「もう注射してくれ」
と言ったので、寝てるちびっこ達を連れて皆で病院へ行って…
「お父さん、今までありがとう」
「お父さんの娘で良かった!幸せだったよ!」
って、皆で思う限りの感謝の言葉をかけて…
最期に父が
「皆で仲良うせぇよ」
と言って、そのまま眠るように息を引き取りました。
あまりにも自然に眠ったので、これだけの人がいたのに死んだって気付かず←
注射を打ちに来た先生に
「もう呼吸してませんね」
と言われ、
「え?もう死んでるんですか?」
って………マヌケですよね。
でも、こんなに自然に死ねるものなんだと妙に感動してしまいました。
自分が苦しいくせに最期まで皆の幸せを願い言いたい事を言って旅立った父。
ホンマ、カッコ良過ぎやで。
ただでさえ頼りにならないうちの旦那が霞んで消えてしまいそうやん←
あー、何か書いてたら涙が出てきそうになったので、今日はここで終了にしときます。