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三十にして立つ

練習試合終わり。今日は仕事する気ないので、学校には寄らずにそのまま帰ってきました。さすがに誕生日に休日出勤したくない…(部活は仕方ない)
誕生日プレゼントとして、自分へ自分の時間をプレゼントすることにしたわけです。というわけで、全力で家事をします。人が住む家にするのだ←

と言う感じで、せっせと家事に勤しんだ誕生日でした。自分の住まいを整えることは、自分(の特に心)を整えることと同義で、あらゆる時間の使い方の中でもっとも尊くていちばん贅沢な時間の使い方だと思います。ついでに言うと、なんだかんだハウスダストのアレルギーがいちばん酷いので、掃除しないと家で安らげなくなるわけで…。まぁとにかく、自分のために時間を使ったと言うことですね。充実した一日だった。
冬は基本的に引きこもるので(命大事)、少しでも居心地よくしておきたいですね。


卒業生からおめでとうメッセージをもらったり、友達からプレゼントが届いたり、私は幸せ者です。

「三十にして立つ」と言いますが、私の場合『志学』が遅かったので、まだ『而立』には至れぬ…。
20代は自分にまだまだ成長の余地があることに気がついた10年でした。失敗を恐れて、あるいはできないと決め付けて手を伸ばさなかったことが、実は手の届くところにあったりして。失敗がちょっと怖くなくなったのは収穫でした。だから次の10年はきっと、もっと色々手を伸ばせると思う。自分自身の知恵や思考を磨くことが誰かの役に立つ仕事だから、まだまだ自分を高めていきたいなぁ。そのためには健康第一、また1年頑張るぞー

夢の話


 ふと気がつくと昼時だった。4時限目を終えるチャイムは鳴っただろうか、それとも気がつかなかっただけだろうか。私はあわてて箸とお盆を取って、階段を駆け昇る。給食は1組の教室で食べるが、私の分は3組の教室にあるのだ。取りにいかなければ食べそびれてしまう。
 後ろの扉を開けて教室に入る。3組の教室は既に給食準備を終えて、小さな机と椅子に収まったジャージ姿の背中が規則正しく並んでいる。コロナ禍で向かい合って食べることのできなくなった教室。全員が黒板の方を向いて黙々と給食を食べる日々にも、もうずいぶん前から慣れてしまっていた。
 さて、私の分はどこだろうか。見れば一食分が給食台の隅にまとめられていた。無言で持っていくのも良くないと思い、生徒たちの背中に声をかける。
 返事はなかった。おかしいなと思いながら、給食を持って教室を後にした。給食時間は短い。細かいことを気にしている余裕はないのだ。
 
 1組の教室は反対に騒がしかった。見れば、もう片付けのはじまる時間だ。どうにも時間の感覚がおかしいように思うが、それ以上に気になることがあった。私の席に、女子生徒が一人座っている。私が普段から気にかけている生徒の一人だった。何よりもその右目の白い眼帯が気になった。よくある医療用の眼帯だ。目を怪我したのか、――一体いつ?彼女の隣に座る。
「眼帯、どうしたの?」
 彼女は答えない。都合の悪いことには答えない癖のある子だ。気にせず話しかけ続けた。もちろん給食を食べるのも忘れない。
「朝はそんなのつけてなかったよね?」
「……」
「まぁいいや、話したくなったら教えて」
 そのとき初めて、彼女が私を見た。置かれた箸が小さな音を立てる。物憂げな瞳。痛々しい眼帯。
「――先生、気がついていないの?」
 その瞬間、全て分かってしまった。ここまでの違和感の正体を、その理由を。
「あ、まって、そういう展開?今ので分かっちゃった、嘘でしょ……」
 右手で顔を覆って、天を仰いだ。手放したはずの箸は音を立てなかった。口をついて出るのはいつもの軽口のような言葉。けれども右手の隙間から零れ落ちるものがある。理解した瞬間、涙が止まらなかった。
 (私は死んだのだ。おそらくこの子に関わることで)
 彼女が席を立つ。
「先生、見ててね」
 たった一言、それだけ言って彼女は背を翻した。
 綺麗に笑う彼女にはもう、私の心配はいらない。
 (そう――、それならいいか)




という夢のお話。今回はしてやられました。完全に自分の学校だったし自分の生徒だったし。「まって、そういう展開?」は偽らざる私の本音です。女の子のセリフの途中で気がついちゃって、いまいち締まらない反応を返しちゃうあたりもリアルでしたねぇ。普通の物語なら「あなたは死んだのよ」とか言われて気がつくでしょ?それを言わせないあたり、我ながら面白かった。あとこう…給食への執着とか。
まぁよくある展開なんだけど、まさか自分が幽霊だった、という展開の夢を見るという状況が面白い。なんだそれって感じ。

なお文章化するにあたり、一部描写を省いたり足したり、ちょっといい話風に脚色しています。でもほぼ夢のとおり。実際の夢のラストは、職員室の自分の机を見に行こうとしているところで唐突に終わりました。
「私」が何ゆえ死んだのかなど、その辺は全部謎です。ただなんとなく、数秒の回想シーン(あった)から予想するに転落死かなと思ってる。


恒例の夢占いによると、
『今より成長するチャンスが訪れている』とのこと。おお、悪くない意味ですね。これはいい30代の幕開けを迎えられそうということなのでは?
もうすぐ20代終了です。寂しさはあるけど、あまり悲観はしてなくて、若さを浪費するばかりでなく、若さを対価に手に入れたものがたくさんあるからかなって思ってる。失うばかりじゃなかった、ということですね。次の10年も、終わるときにそうして誇れる10年にしたいですね。

あー…この話題(若さの価値について)に関わって、引用したい文章があるんだよなぁ。学校だな、本。前に教材に使った文章の一つなんだけど「若さはいつか失われる、若さに価値を置くような生き方ではいけない」みたいな話で、これを若者に言える大人ってすごいなって思ったの。だって大人って、若さを羨ましがる人が多いでしょう?私自身が色々考えさせられた言葉だったので。明日覚えてたら追記しよう。

修学旅行


修学旅行です。
移動中わりと寝てたけど、めっちゃ眠い。

サポートの必要な子の世話係(しかも他学年から駆り出された)なので、活動中は気が抜けないのです。
結構頑張ったと思うよ?あまり期待されてなかったわりには(なんか謎のプレッシャーかけられてたから、多分期待?信用?されてなかった)。余裕ぶっこいてる感じだったのは、2年連続修学旅行に行ってるから、まぁなんとでもなるだろうって思ってただけなんだけどなぁ。

本当は一番最後だったんだけど、予定が変わって先にお風呂を頂いてきた。潮騒を聴きながらの入浴。――およそ5分。カラスの行水レベルだけど仕方ないよね。もう少しゆっくり浸かりたかった……。今度こそ函館はプライベートで来たい。なんだかんだ4年連続函館来てるけど全部仕事だからねぇ。
お買い物もいいけど、本当はもっと資料館とか行きたいんだよなぁ。でも今年はなんだかんだで行ったことのなかった修道院と旧領事館に行くので、それがちょっと楽しみ。さぁ明日は子供たちでさえ5:45起床という鬼のような日程です。…5時起きかなぁ。


【2日目】
自主研修。私中々にいい働きをしていたのでは。
それになんだかんだ満喫した。食い倒れ班だったので、一緒に食い倒れた。今回は流石に無理かなーと思ってたお土産発送ミッションも一瞬の隙をついて無事完了。一昨年はヴォヤージュショコラ、去年はスナッフルスのチーズオムレット、今年はメルチーズです。函館洋菓子お土産3部作堂々完結!という感じ。しばらく修学旅行はいいかな、と思うのだけど、さてどうだろう。


……と、ここまで書いて投稿した気になってたけど、気のせいだったらしい。無事に帰ってきました。2泊3日ばんざい!打ち上げも終わって「助かった」「来てくれてありがとう」って言ってもらったので、私の承認欲求は満たされました。3年生との距離もちょっと縮まって、なんだかんだ楽しい修学旅行でした。
明日は休んで、また明後日から頑張ろうっと。

修羅場を超えて

おおお、終わった…。終わったよ!
一山越えた!今日だけは、今日だけは何も気にせず寝れる!テスト作りから採点、成績処理まで怒涛の2週間、頑張ったよ…。途中ご飯食べれなくなったり、逃避行したり逃避行したり(しすぎ)、ゲームをする元気も無くてBGM聴いて寝たりする限界(ゲーマー)ぶりを発揮したり、今思えばものすごいストレス反応出てたけどよく耐えた!
色々まだまだまだ続くけれど、今日は寝る。


以下、終わりの見えない仕事の海を泳いでいた時の吐き出し。



《テストが難産》
まって…今回のテスト超難産なんだけど。もうそろそろするっと安産で生まれてきてくれていいと思うの。
しかも今年、授業内容ほぼ刷新したから、テスト内容も刷新だった。ほんと死ぬ目にあった。成績処理の時だけは仕事辞めたくなる。今すぐ逃げ出したい。
でも今回解答用紙にエクセル使ったら、配点が…楽!

でもしんどい。なにより、なんかめっちゃ体調悪いんですけど。4連休もほとんど体調悪かったし、全然頑張れなかった…。



《テストを産み終えた》
ここしばらく体調激ヤバ(長くなるからあえて語彙をなくす)で、食欲なくて一日一食、辛うじて給食を食べて生きてるみたいな生活だったのですが、テストが終わったらちょっと元気になったよね。メンタル不調だったか。でも採点もいやなんだけど、なんだろう私の深層心理的にはテストを作る方が重たかったのか。まぁわからんでもない(異動後、初テストだった)
今日は帰りにコンビニで色々買い込んだので(買う気になるのは食欲があるということ)ちゃんと食べれそうです。

ただほんと吐くほど色々立て込んでて、死にそう。
とりあえず10月の中旬くらいまでは、息つく暇もありません。しかし、この状況でいかに心と体の休息時間を捻り出すか、腕が試されますね。
無事に生き延びた暁には、史跡めぐりとかしたいですね。せっかく関ヶ原の勉強したから、関ヶ原に行ってみたいかな。コロナ禍が早くおさまって、誰にも気兼ねせず、好きな時に好きなところにいける毎日が来ますように。



《まるでエンドレス採点》
今日も今日とて休日出勤。
エラーが増えてきたので休憩。
テストの採点はあと一学年分です。――約80人。
上には上がいるんだけど、100人規模の学校から来たからさ、200数十人ってほんと絶望しかない。まぁなんとか2日でここまで終わらせたのだから、称賛に値すると思う。でも明日は明日で終日やるべき仕事があるので、今日はなんとしても採点とその他諸々の業務を終わらせねばならぬのです。やるしかないなぁ。



《息つく間もなく、まるでエンドレス成績処理》
そうしてなんとか採点を終え、翌日も重い体を引きずって休日出勤です。成績処理が終わりません…。評価つらい…。授業だけしていたい。
まぁ結局18時まで逃避行してたんですけど…。やらなきゃ終わらないし、やれば終わるけど、量が多いからやりたくないんだよぉぉ←

あぁ、なんか楽しみが欲しいなぁ…。そのために猛烈に頑張れる何かが欲しい。旅行……。海…海とか…。いや来週には旅行という名目で函館行くけど、仕事だし(3年連続で修学旅行。3学年所属じゃないけど訳あって。それも私の業務を圧迫している…)

早く諸々から解放されたい…!最短で10月17日辺りかな。うまくいけばそこで…!――あと2週間とちょっと…?え、この綱渡りの日々があと20日近くも続くの…?絶望……。まぁ、いつもなんだかんだ言いながらなんとかしてるんだから、きっと大丈夫。多分。
でもつらい…。精神的じゃなくて物理的に辛いの久しぶり。でも1人じゃない(家庭科担当がいる)心強さよ…!はぁ…。気持ちの乱高下がひどい。
なんの気兼ねもなく、思いっきり休みたい!

この学校来てから初めて日付を跨いだらしい。警備から電話くるのね、知らなかった。
途中、職員室内にあるエレベーターの監視カメラモニターが唐突に赤くなって映像を映したのでちょっと怖かった。もちろんエレベーターの中には誰もいなかったわけですが(流石に覗きに行ってはいないですよ?)



《そして佳境…》
終わるまで帰れない。しんどい。眠い。
昨日たくさん寝ておいてよかった(というか頑張れなかった)

終わった。帰る…(25時20分)



そんなこんなで、とりあえず一段落したのでした。
そしてこれをまとめている本日、朝は最終めざましで飛び起きましたが(22時には寝たのに、7時までぐっすりだった)、よく寝たぶん仕事は軽快に進み、途中まで早く帰れそうな流れでした。しかし、突如仕事が降って湧いたため、もれなく帰れなくなりました。全てはコロナのせいです。

途中、10月中旬までノンストップと嘆いていたけどなんか今週末は休んでも帳尻合わせられそう。
まぁ頑張る総量は変わらないんだけど。(むしろ唐突に増える)
でも休みたいから休む!土曜日は残ってる仕事と修学旅行の準備をして、日曜日は全力で休むぞー!例えどこかに行ってもそれは逃避行じゃない…!多分家にいる気がしますが。でも海に行きたいので、海に行くかもしれない。休みに向けて、あと1日頑張るぞー。



ところで、今日は石田三成の命日(旧暦)だそうです。
2020年の関ヶ原も逃亡生活も、そして捕縛後の様子もツイッタで見守ってたけど(現世に蘇りし石田三成のフォロワー)、史実に絡めてめっちゃ笑わしにくるんだよなぁ。
本当に好きだわ、中の人のユーモアセンス。

ちなみに、現世の三成公をフォローしてから、おすすめされていた『ミツナリズム』という漫画を読んだのですが、とてもよい本です。真面目に歴史を描きながら、令和ライズユーモアセンスでするする読ませてくるの。特に、どちらかというと後方支援担当だった石田三成の仕事を丁寧に描いているので、知られざる合戦の裏側を見た…みたいな気持ちになります。

この前久しぶりに本屋に行ったらたまたま見つけたので、紙媒体でも買ってきた。(電子で買ってた)
そして読み返す。以前読んだ時はそんなに石田三成について知らなくて「へー!」って感じで読んでたけど、だいぶ詳しくなった今読むとまた違った気づきがあって面白いですね。
特に、柴田勝家との戦い(賤ヶ岳の合戦)で捕縛された佐久間盛政との会話に「あ…」となりました。これは石田三成の処刑まで描くつもりだな、と。

もうすぐ2巻が出るらしいのでとても楽しみです。


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