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Raison d'etre act.03

 
すーっパタン
 
「…!梁!!何をしている!!!」
「父上様!っお止め下さい!!」
「馬鹿者!!この調子で行けば治るんだ!!その邪魔をしてどうする!!?」
「治らなくていいんですっ!私の為に医者を呼ぶなどっ…もったいのうございます!!!」
「…梁っ!!!言うことを聞かぬか…!!!」
「っっ…!!申し訳御座いません…っ」
 
私は本当に馬鹿だ…っ
なんで迷惑だってわかってたはずなのに逆らったのかなっ
 
もう嫌だっ…生きたくない…
 
「…っ父上さま…いつ私は処刑されるんですか…?」
「!?なん、だと…?」
「…私は生まれてからの罪人…だったら処罰されて当然ですっ…それに加えっ…私は迷惑を掛けてしまっている…もう嫌ですっ!!私が存在するだけで、父上様達に迷惑がかかるのはもう沢山なんだぁァア!!!!」
 
「……初めてまともに話した会話がコレか…っ!」
 
「……っ…父上…様」
「…梁…今まで…すまなかった…」
「!!??」
 
どうして父上様が謝ってるの?
私はそんなの身に覚えがないよ…
やめて下さいよ…!
私なんかに謝らないで!!
 
「これからも…あの中に住んで貰うことになる…何もできない俺を呪ってくれっ…」
「…ちちうえ…!!」
「お前には悪く当たることもこれからいっぱいあるだろう…。それらを全部真に受けないでくれ。都合のいいことかもしれん。だが、お前の身を考えたら直ぐにお前が崩壊してしまう…お前は幼いからな…」
「…ど、して…?なんで屑を生かすのですかっ!??」
「お前は俺の息子だからだ!!」
「息子…?…貴方には彰が居るじゃないですかっ!…理想の息子が居るんだから私は要らないでしょっ!!!」
「言うなっ…」
「小早川を思うならっまたこんなことが起きる前に…ゴミは処分するべきでしょ!!??」
「…言うなぁァアッ!!!」
「…」
「そんな自分を責める言葉を言うな…」
「…父上様は…わがままだ…」
「梁…」
「…じゃああの中で…何をしながら生きればいいのですか…」
「!!」
「畳の目を数えればいいんですか?すでに読破した本棚の本を何百回も読めと?日記でも付けろと言うんですか?毎日毎日する事は時が過ぎるのを待つことですって?彰様や父上様や母上様の幸せを祈ればいいんですか?」
「……すまない…」
「…そうですか…わかりました…じゃあ早くあの中に戻して下さいませ。」
「お前の左腕が治るまで、此処にいさせるつもりだ。」
「えっ…!??」
「彰に会わせるつもりでいる。」
「…!!いっ嫌です!こんな醜い姿を見せたくないっ!!絶対に嫌です!!!死んだ方がましっ…」
「梁…何故そこまで拒む…」
「いやっ…いやだ…やめてくださいっ!!」
 
あの子に会ったら…私は私で居られなくなるかもしれない…
何をするかわからない…
それにっ…
目を見られたら…絶対に軽蔑されるっ…
なら私を知らないままで居てほしい…!
 
「…わかった。会わせないし話さない。それでお前は此処で大人しく腕の回復を待ってくれるか?」
「はい…」
 
………
 
「医者を呼ぼう。全部解けてしまったからな…文句はないな?」
「はい…あの…神無ちゃんはどうなったんですか…?」
「お前に謝りたいと、ずっと別室で休んでいただいていた。」
「…?神無ちゃんって…どんな御身分なんですか?」
 

Raison d'etre act.02

 
………
 
私だけでこの子を無事に連れ出せるとはとても思えない。
 
嗚呼、神様…お願いだからこの子を助けてあげて下さい…
 
「人が少ない…」
「今のうち…!!」
 
違うっ!
殺気があちらこちらに…
隠れてるんだ…
さっきの風で私を危険物だと確認したんだ。
もう…囲まれてる…
 
「…行かないの?危ないんでしょう??」
「難しくなってきたよ…やっぱり一人で逃げて!!」
「わっわたくしだって戦えますわ!!!」
「何言って…!!!」
「もう嫌よ!!あなただけに辛い思いさせたく…!!うしろっ!!」
「───!!!」
 
あれ?
斧を振りかざしてきて…私は死んだの?
けどいたくなんてない…
むしろ…暖かくて落ち着く
 
ズバーッ!!!
 
「梁大丈夫か!!!??」
 
私は背の高い男の人に抱きかかえられていた。
りょう…?…嗚呼…私の名前はそんなだったな…
…この人は誰だろう?
 
「チッ…左腕がやられたか…俺の息子をよくも傷物にしてくれたなっ…このゴミ虫野郎共が!!!!」
 
息子…?じゃあ…この人はっ
…父上様…???
 
「…そこで死んでろ」
 
バチバチッバリッ
ドーーーンッ!!!!
 
雷が、…雷が室内でおきて、
そのまま囲んでいた人たちに落ちてった!!
電流で男の人たちは、声も出せないまま倒れていった。
 
「ち、ち…うえ…さま?」
「…梁、話は後だ。直ぐに出るぞ!」
「待って下さい!!神無ちゃんも!!!神無ちゃんもじゃなきゃイヤですっ…」
「……神無…」
「わたくし、ですわっ…」
「…わかった。」
 
私と神無ちゃんは、父上様に抱えられながらアジトから出た。
 
けど、だんだん左腕の痛みがひどくなって、そのまま気絶してしまった。
 
やっと帰れるんだ…
 
だけど、
 
帰っていったい何が変わるんだろう…
 
私…また…あの中で過ごすのかな…?
 
…目が覚めたらあの中に逆戻り…か…
 
いやだっ…
今のうちに…この景色を目に焼き付けておかないと…!!
 
やだ、いやだ!
…まだ…まだなのに…っ
 
………
 
「ぅっ…ぁ……?」
 
…ここは…何処だろう…
木の天井だ…
あれ…?
なんで私は屋敷の中で寝ているの!?
 
「どうして?…早く戻らないと!…っァアアッ!!」
 
左腕が…折れたんだった…
包帯がしてある…
私なんかの為に使うなんて勿体無い!!
とらないと!もう迷惑になんかなりたくないっ!!!
 
「っく…はっ……っ」

Raison d'etre act.01

ただただ暗いの中心の話。
本編っぽい。梁思考。
グロくわないので※はない
───────
 
「少しの間だ大人しくこの中で待ってろよ。」
「きゃっ!」
 
赤髪の女の子が籠の中に入れられた。
私の入っている籠に。
私もこの子みたいに連れてこられたんだっけ。
暗くてよくわからないまま此処に。
誘拐されたのは何となくわかったけど…何日たったんだろう…
 
連れてきた人が檻と言っていたけど、檻と呼ぶには小さいから私は籠だと思う。
女の子が入ってきて、寝転がることができなくなってしまうくらい小さい。
 
「!あなたはだれっ…!??」
 
私に怯えてしまったみたいだ。
落ち着けてあげるためにも名前を言わなきゃ。
けど…思い出せない。
 
「長く…呼ばれたことがないから…忘れてしまった…」
「え…?」
「君には見える?…この目の色が…」
「透き通った空の色…」
「…この目のせいで自分の家でも監禁されてたんだ。…気持ち悪いでしょ?」
「そんなこと…!!」
「君は綺麗だね…とても…きれいな紅…」
「…あり…がとう」
 
この子も誘拐されたんだろうな。
着物の質がすごくいい。
すごく身分が高かったんだろうな…
このまま売られるのが可哀想…
 
「わたくしは…神無と言いますの…」
「そうなんだ…神無ちゃん…この後どうなるかわかる?」
「わからないわ…」
「…多分神無ちゃんは観賞用に売られるんだと思う…綺麗だからね…私は奴隷かな…」
「売るって…人を!??」
「うん…間違いないと思う…」
「そんな…っそんな事って!!」
「…」
「わたくしはどうしたらいいの!?…怖いっ…こわいよっ…!」
………
 
まだこの子には素晴らしい道があったはずなのに…
酷すぎる…汚い…
でも…何もしてあげられない…
二倍頑張るからって言ったら、神無ちゃんをお家に帰してくれるかな?
…無理だよね…
 
「…神無ちゃん…私ね…頑張って神無ちゃんを守ってみせるから……外に出れたら私の分も笑って欲しいんだ。」
「え…?嫌よ…あなたはどうなるの…??」
「……わからない…」
「だめっ!逃げるときは一緒よ!!」
「もう私に帰る場所はないんだ。父上様も私が居ない方が楽なはずだから…」
「わたくしも帰る場所なんか無いわ!家出したんだもの!今更戻れない!!」
「まだ間に合うよ。神無ちゃんは優しい子だから。」
「あなたも一緒じゃなきゃイヤ!!」
 
ジャリッ…ジャリッ…
 
「!!来た…っ」
「小娘。お前の引き取り手が見つかった。いい高値での取引だったぜ。あっちでいいこにしてろよ」
 
キィイッ
 
「イヤ!離しなさいよ!!!」
「その子に触るなぁっ!!!」
 
こんなにうまく当たるとは思わなかった…
体当たりで男は倒れた。
けど大人と子供の差かな…
すぐに起き上がりそう
 
「神無ちゃん早く!直ぐ行くから…っ!!」
「このガキが!!調子にのるんじゃねぇぞ!!」
「!ンぐっぁああアァ…っ!!!」
 
案外力の強い人だったらしい。左腕を折られた。
ミシミシ言ってたから間違いないと思う。
 
「やめてぇえ!!!!」
「次は小娘だ!商品は丁寧にしないとな」
「!!っ神無早く!!!…っいぎィ!!アアァアァ!!!」
「黙ってれば見逃してやったのによ!!!オイ!!」
 
左腕を踏まれた。
体の感覚が可笑しくなってきた…力が入らない…
守るって言ったのに…
今だけでいいから…この子が無事に逃げられるための…
力がほしいっ!!!
 
「っ!!!」
 
ザンッ!!
 
「ギャアアァァアァ!!!」
 
なっ何が起きてるんだ?
風がいきなりでて…!!!
 
「神無ちゃん見ちゃだめだ!!!!」
「ぁあ…!!」
「神無ちゃん、コレは夢だよ。何にもっ起きてないから…」
「けどっ…腕が…人がぁ…!」
「…行くよ?此処に長く居ちゃだめだよ…」
「う、んっ……」

俺は携帯をリスペクトする!

■■遊戯王呼び名バトン■■

■今からあげる遊戯王のキャラをいつも貴方はどのように呼んでるか記入して下さい
■複数ある場合はいくつ書いてもおk
■知らない場合はスルーしておk
■ない人とかも付け足しておk


■■DM■■

■表遊戯
⇒表遊技

■闇遊戯
⇒闇遊技

■城之内克也
⇒丈の打ち勝つや

■真崎杏子
⇒真崎杏

■獏良了
⇒縛等料

■バクラ
⇒縛等

■海馬瀬人
⇒飼い葉瀬戸

■海馬モクバ
⇒飼い葉木馬

■孔雀舞
⇒孔雀米

■表マリク
⇒表莉区

■闇マリク
⇒闇莉区


■■GX■■

■遊城十代
⇒勇気十代

■万丈目準
⇒万丈目順

■丸藤翔
⇒丸藤賞

■ティラノ剣山
⇒ティ等の剣山

■天上院明日香
⇒添乗員明日か

■天上院吹雪
⇒添乗員吹雪

■丸藤亮
⇒丸藤亮

■エド・フェニックス
⇒江戸フェニックス

■ヨハン・アンデルセン
⇒四版アンデルセン

■藤原優介
⇒藤原祐介

■早乙女レイ
⇒早乙女例


本田?御伽?三沢?だぁれそれぇww
でも可哀想なので追加←


■本田ヒロト
⇒本田広戸

■御伽龍児
⇒おとぎ隆二

■三沢大地
⇒三沢大地


ではご苦労さまでした(・∀・)
最後に次に回す方を指名orアンカー宣言をどぞ



俺はフリーなんDAAAAA!!!


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エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
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GXチェック!!

遊戯王GXチェック


遊戯王GXに関して、貴方の愛をチェックするバトンです。
各チェックに○△×で答え、気が向いたらその項目に関して何かコメントを添えましょう。
ちょっと長めですがそこは愛の名の下に乗りきってください。
一部の人向けの質問があるので、気に入らない箇所は消して回答してくださって構いません。


それではチェック開始!


■一、十、百、千、…の後に続くのは勿論あのフレーズ
→◎万丈目サンダー!!
■リスペクトと聞くとカイザーを思い出す
→○勝利をリスペクトする!!
■普通名詞の十代に反応してしまう
→○ずっと名字だと思ってた…(笑)
■恐竜を見ると剣山を思い出す
→○だドン〜ザウルス〜
■その日のメニューがエビフライだとワクワクする
→×エビフライ好きじゃないので〜万丈目
■コアラを見るとあの人を思い出す
→◎名前忘れた
■虹を見るとヨハンを思い出す
→○レインボードラゴーン
■SMと聞くとヘルカイザーを思い出す
→◎後、江戸も
■ロリコンと聞くと翔を思い出す
→○ショタも可
■ワカメ=藤原優介に瞬時に脳内変換
→◎もうそれしか浮かばない
■愛だとか聞くとユベルを思い出す
→◎お前に愛を与えてやろう…
■10、80、48、26、22、江戸などに反応してしまう
→○
■4810、8010、1048などの数字が並んでいるとにやける
→○←
■たまにイヤッホォオオと叫びたくなる
→◎
■雷が鳴ると頭の中で万丈目準が「万丈目サンダー」と叫んでいる
→◎
■ニコニコのマイリストにGXのMADが入っている
→○多分
■ヨハン、ジムなどの外人名に反応してしまう
→◎バッハとか
■ガッチャ☆をリアルに使ったことがある
→◎JOINも(爆)
■石田さんの声を聞くとエドを思い出す
→◎
■KE/NNの曲が好き
→×知らない
■子安さんと聞くと斎王琢磨くんを思い出してしまう
→○
■再放送はイヤッホォオオ^^だった
→×再放送を見逃し続けている
■GXの映画化を待っている
→×

■お疲れ様でした。
最後にバトンを回す生け贄さんを指名して下さい。
→特殊召還なので生け贄無しです。


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