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世界はプラスとマイナスで出来ている @


話題:自作小説

科学雑誌で目にしたキャッチコピーが嫌に頭の中に残っている。
''世界はプラスとマイナスで出来ている''
内容ははっきりと覚えていない。イオンが云々の話題だったがそもそも大して学識のない自分では凡そ理解の及ぶ訳が無い。最近の若者の活字離れにも触れていた様な気がする。エンピツ=鉛筆と即座に書けない、だとか文章の読解力がどうのと書かれていたのは朧気に記憶してはいるが、それ以上は思い出せない。今、視線と脳の意識がナンプレに移行しているからだ。
正直に言ってしまえば何れも自分の興味が無い本だった。ただ、時間潰しの為に手を伸ばした書籍たち。著者がどんな気持ちで筆を執っているかなど、どうでも良い。暇潰しになればそれで。
暫く足を運んでいなかった書店は、内装も並ぶ書籍類も一新したようで自分の好みのジャンルはフロアの隅へと追いやられていた。 「世の中に関心が無くなれば廃人なのか?」
昔、祖父に尋ねたこともあったが返答がなかった。孫からのこの質問は非常に答えに苦しい物だった筈だ。
生前の祖父はそれなりに社交性があり、そこそこ人付き合いもこなす人であったに違いない。従って割合世間に関心がある人物だったため、答えられなかったのだろう。
別に悪いことではない。可笑しな疑問を持つ自分が悪いのだ。
ただ、今でも同じ疑問を抱える自分は、こましゃくれた子供がそのまま大きくなっただけなのだ。
友人を待ちながら、得意でもないナンプレの攻略に頭を悩ましていると書店の窓越しに見知った顔が通りすぎていく。
妹だ。
男と腕を組ながら歩く様子は周囲などアウト・オブ・眼中。視界に捉えているのに脳が認識していない模様。
書店の入り口近くで二人は二、三言葉を交わして分かれた。男は書店へ妹はその先の交差点へと。
この行動も、化学雑誌の内容に関係あるのだろうか。
プラスとマイナス。
それよりも待ち合わせに遅れてきたことに対する報復に頭を回した方がまだ、健全かもしれない。時計の針は予定時刻を三十分過ぎたことを告げている。彼女とのデートの日に友人と待ち合わせなんぞするもんじゃない、と溜め息と共に吐き出したかったが止めておく。
妹と分かれたあいつは、俺の友人兼ねる妹の彼氏。
何故に近しい間柄の二人の逢い引きの一部始終を見せつけてくるのかが、本日一番の謎である。

ドリンキング

姪の七五三で遭遇。
御手水で水浴び&飲水!

お寒い中、水行何て…修験者や。

旅行

旅先で手に入れたマスキングテープ。

こう言う限定物に目がないのも考えもの。ただ、この先また乗れるか分からないので記念に購入。

また遊びに行きたい所。
今度こそ朱鷺が見られたらいいなぁ。
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