引っ越しにまつわる困り事といえば、エアコンの扱いもよく挙げられます。
ただし、引っ越しで退去する家が賃貸住宅でしたら、物件を管理する人を探して引っ越しの時、エアコンは取り付けたまま置いて行ってもいいかどうかを一応問い合わせてみるのがおすすめです。
管理する人の立場からすると、次の住人がすぐに使えるのであっさり希望が通ることがあるのです。
こんな風にエアコンを置いていけるとその分、工事費用がかからなくなり、少しコストを削ることができますね。
どの世帯でも、引っ越すときには使うものがあります。
荷造りをするときに使うもので、ダンボールの他、テープ、ひもなどは絶対必要です。
買うことや譲ってもらうこともできますが、業者を通した引っ越しならば、契約成立までにおまけとして、梱包用グッズを提供するサービスもあります。
契約すればただで手に入るものが、先に買ったものが無駄になったと泣かないように業者へ見積もりをお願いするところでどうなっているのか知っておきましょう。
軍手を用意してから、引っ越しの作業を始めてほしいのです。
荷造りでは手が汚れるだけでなく、やり慣れない作業でカッター類を多用しますから、ケガの可能性が高くなります。
それから、大小さまざまな荷物を運ぶので荷物を落としたり、挟まれたりする危険性が高いのです。
軍手の選び方を間違えると却って危険で、手と比べて大きすぎたり小さすぎたりしない、手のひら側に滑り止めがついた軍手でないと役に立ちません。
作業しやすくなるのはもちろん、より安全になります。
引っ越し経験は割と多い方だと思いますが、その上で、一つだけ多くの人に聞いて欲しいことがあります。
「壊れやすいものは、絶対に他人に任せるな」です。
とある引っ越しの時、運んでもらった荷物の中で、気付いてみると、一つの箱のいくつかの食器が欠けていました。
実は自分の作品だったので、衝撃は大きかったです。
ただ、お気に入りのものではありましたが、高価なものではなかったので、クレームを入れたりはしなかったです。
そんなことがあってからは、工芸品や貴重品、割れるものは自分で運ぶように心がけています。
引っ越しの準備はいろいろありますが、最優先しなければいけないのは転出届を市区町村役場に提出することです。
転出届を出すのは簡単です。
自分が現在住んでいる市区町村で役所の窓口に提出します。
郵送での受付もできますので、調べてみてください。
受付時間に本人が役所に行けない場合、委任状を添えて、代理人が提出するのも認められています。
この手続きは、転居する2週間前くらいから可能になっているようです。