ケムリ

猫、昨年冬ガリガリウォールに撒いた付属品のマタタビに何故か今頃気付いたらしく、さっきから狂ったように底板をむしり、持ち上げ、舐め回している
別の簡易爪とぎの付属であったマタタビを皿に出してみたところひと舐め、「粗悪品ですわ…」みたいな顔をして再びガリガリウォールをしがんでいる
破壊は構わないが研ぎカス食べちゃって調子崩すのだけは勘弁願いたいので冷や冷やする
ちゅーるにもこれまで一切の興味を示さず、そんな猫存在するんか、買っちゃった大袋どうするんだいと思っていたのだが、先日気紛れであげてみたところ突然のドハマリを起こしたので歳を取り好みが変わって来ているのかも知れない
死にかけで拾ったとは思えない程の健康的な肉体を誇りこちらが気を揉まずとも毎日水をがぶ飲み、よく遊び眠る有難い猫もそろそろ推定五歳
たった一つの難点として壮絶な臆病者なのでなるべく病院通いの少ない猫生を歩ませてやりたい