日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」(座長・中島隆信慶大教授)の第4回最終会合が5日、大阪市内で開かれ、今月20日に日本高野連・八田英二会長に渡す答申の骨子をまとめた。答申には春夏の甲子園大会と地方大会、さらに軟式の全国選手権、地方大会を対象に「1週間で1投手500球以内」の投球数制限導入を明記した。また、3連戦を回避する日程の設定(雨天順延によるものは例外)なども盛り込まれた。高野連理事会で承認されれば、来春の選抜大会から導入される見込み。3年間は罰則なしの試行期間と位置づける予定。