家を出る時、
ウグイスが鳴いた、
( ^ω^ )…
春が来たのね…
近くに居るのか?結構近くダイレクトに耳に響く、ても…
家の近くに居る、
ウグイスは新人さん見たいで、
(ホーーーケッキョ!ケッ!)
(ケッキョ!ケッキョ!ケッキョ!)
( ´-ω-)…
下手ウグイス…
しまいには…
(ホーーーーーケッ…)
( ・д・)…
ダメだな…修行しないと…
立派なウグイスに成れないぞ!
頑張れ!下手ウグイス!
下手なウグイスは何時の間にか居なくなっていた。
地域組合の中に、
稲葉のばーさんが居た、
職業はベテラン農家、
色々な野菜を畑で作っていた、
お使いで、稲葉のばーさんちに行くと、
お駄賃代わりに畑に成っている果実をくれた、
夏の暑い日に行った時、
ばーさんが、
(ヽ´ω`)ヒロシチャン!
これ食べな!
甘くて美味しいから…
手渡された物を受けとると、
( ^ω^ )バーサン
いつも有り難うね!
お礼を言って貰った物を見ると、
( ´-ω-)…
なんだこれ…
イチジクだった…
それも熟れていて裂けた実の間には、
蟻ん子が群がる、
イチジクだった、
貰っても嬉しいか…?
いやいや処分する悲しさか?
イチジクを持って居ると、
自然と手に蟻が歩いている、
振って落としてもイチジクから湧いて出るのか?
いつ見ても蟻が付いている状態だった、
結局、
小川で洗うのだが…
イチジクを食べる気になれず、
小川に流してしまった、
また稲葉のばーさんに呼ばれお使いに行った時、
ばーさんに笑顔で、
(ヽ´ω`)ヒロシチャン
イチジク美味しいかったかい?
そんな、ばーさんに、
( ^ω^ )…
美味しいかったょ!
と返事を返すと、ばーさんは、
また熟れて割れた蟻ん子入りイチジクを持ってきて、
渡される、
そんな感じだったが…
稲葉のばーさんは、
去年の年末…
天寿を全うしこの世を去った、
この前…稲葉のばーさんの家が壊され更地に成っていたのを見て思い出した、
ひろしちゃん。