花火、車、ただ一緒にいただけ。
けど、もう苦しくはなかった。
祭、ゲーム、電話、すれ違い。
行きたく無かった理由は、貴方自身のせいではなく、貴方を他人に否定されるのが怖かった。
周りに説得されて、協力して貰って。
見つけたけれど、声をかけられなかった。
壊れた遊具、仏像、仲直り。
偶然か必然か、何となく乗った遊具が海へ落下。
濡れただけで、怪我人は無し。
助けられた所へ、貴方は血相を変えて来てくれた。
怪我は無いのかと問いながら、身体に触れて確認していく。
そのまま後ろから抱きしめられて、互いにゴメンと呟いた。
そんな、夢。
何時もの如く、きちんと纏めていないメモみたいなものだけどね。
ま、不謹慎だけど悪くはない……かな。
オープン、車、約束、長電話。
大丈夫だと、嘯くモノ。
その隣には、蝶。
少し羨ましくて、だけどどうしようもない差。
僕だって本当は……。
放棄とはまた違う、適度に己が自由な世界。
それとも、過ぎ去った世界なのか。
どちらにしろ、淡い炎に触れ、少しだけ冷酷な氷が溶けた気がする。
暗に描かれた言葉を深読みすれば、好きに解釈出来てしまう。
さて、出来るだけチェックしないとな。