=優子と敦子=

「あっちゃん」「優子」

『大丈夫?』

二人は顔を見合わせて笑った

「優子、、、陽菜と別れたんだ」

「うん、昨日ね」

「原因は麻里子?」

「、、そうかな」

「何があったか聞いてもいい?」

「いいよ、あっちゃんは別れたこと教えてくれたからね」

「、、、まぁーね」

「総選挙終わった後一ヶ月くらいドラマとか、他にも諸々あって仕事以外で会えなかったんだよ、そしたらね麻里ちゃんと寝ちゃったみたい」

「、、、、」

「だから、こじぱから正直に話してくれるの待とうと思って、、触れたりしなかった」

「優子が???性欲強そうなのに!」

「あっちゃん//////

「えー、でもよくもったね」

「、、、ていうか、私抱くより、、」

「ん???抱くより??」

「抱かれることの方が多いし/////

「あれま、そうだったんだ、まぁ、薄々気がついてたけどねー、にゃんにゃんSっ気すごいもん」

「気がついてたのに聞いたんだ//

「うん」

「はぁー、、」

「私から聞けばよかったのかな、、、あの二人が元々は両想いだったんだから」

「優子から聞かなくてよかったと思うよ、、、、

それにうちらと付き合ってたのにまだ好きだったってことはないでしょ」

「そうかな、、げんに麻里ちゃんとこじぱは付き合っちゃったよ」

「そうだけど、、、、」

そこで二人の会話が止まった

少しして先に口を開いたのは敦子だった

「優子、ごめんね」

「なんで?」

「こんな時に私がいなくなっちゃって」

「そのことか、、、あっちゃんも辛いでしょ?」

「私は喧嘩して別れたし、別れようって言われたからね」

「そっか、、、」

「優子は浮気でしょ?」

「あはは、そんなはっきりと」

「・・・」

「そうだけどさ」

「ごめんね、私だけ、、、、、、、、逃げられて」

「・・・・・・逃げ、、じゃないよ」

「今となっては逃げだよ、、優子は私のせいでしばらく卒業できないでしょ」

「・・・・・・あっちゃんのせいじゃないよ」

「ねえ、優子泣いた?」

「・・・・泣いてないよ」

「・・・・・なんで、、」

「泣けないよ、、、私はこれから頑張っていかないといけないのに

周りに心配かけられないでしょ?」

「・・・・優子らしい」

「私らしくなんかないよ、、あっちゃんでも同じようにしたでしょ」

「・・・多分ね」

「うん、、これが私たち二人の仕事、、」

「でもさ、優子、、泣いた方が楽になるよ」

「そうかもね、、、、でも今じゃない」

「・・・・今日うちに泊まりなよ」

「・・・いいの?」

「話しようよ、、、沢山」

「うん」

「でも、まずは今日頑張ろう」

「そうだね、私はラストだし」

「うん」