=東京ドーム最終日 楽屋=

 

「おはよ」

「優子、おはよお」

「優ちゃん、疲れてるっスか?」

「優子大丈夫?」

才加、佐江を含む二期生、みーちゃん、たかみなは優子を心配そうに見ていた

しかし優子はついてすぐにあっちゃんと打ち合わせをしにいった

そこに、、、、

「みんなおはよ〜」

麻里子と陽菜がきた

 

たかみなとみーちゃんは何かを悟ったかのように優子と敦子のそばに来た

そして、何も言わずに心配そうに二人を見ていた

当の二人は気にしてないように振る舞っていた

その時!!!!

 

「みんな〜聞いて」

「どうしたんですか?麻里子様」

「篠田、ニャロと付き合うことになりました!!だから手、出さないでね」

その場にいたメンバー全員がざわついて、

そして一斉に陰で打ち合わせをしていたakbのツートップを見た

 

こじゆう が本当に付き合っていたことはメンバーの誰もが知っていたし

麻里子と敦子が付き合っていたことも多くのメンバーが知っていたからだ

 

そして今、楽屋は静まり返っている

 

「・・・・・そうなんだー、麻里ちゃんおめでと〜」

「・・・・・そうなんだー、にゃんにゃんおめでと〜」

最初に口を開いたのはみんなから注目されていた二人だった

 

メンバーは驚いた顔をした

麻里子と陽菜も驚いていた

「あ、、、、ゆっぴーありがと」

「・・・・・あっちゃんありがと」

たかみな、みーちゃん、二期生は優子と敦子を心配そうに見ていた

みーちゃんとたかみなは優子に睨まれ

「あっ、麻里子様にゃんにゃんおめでとうっス」

「麻里子、陽菜おめでとう」

そう言った

そして、それを見た優子と敦子は

「たかみな、うちら打ち合わせあるからちょっと出るわ」

そう言って楽屋を出ていった

 

優子たちがいなくなった楽屋ではいつものような雰囲気が戻っていった

そんな中、、心配している者もいた

 

「優子大丈夫かな」

「敦子も優子も人に弱みを見せないっスからね」

「そうさせてるのがうちらなんだろうけどね」

「たかみなたちはなんか聞いてた?」

「才加たちは何も聞いてなかったんスか?」

「ああ」「佐江も聞いてないよ」

「原因は陽菜の浮気だったらしいけどね」

「・・・・そっか」

「聞いてなかったのに驚かないんっスか?」

「佐江はそんな驚かないよ、麻里ちゃんでしょ相手は」

「佐江ちゃんって変なとこだけ勘がいいよね」

「みーちゃん失礼ですよ」

「優子は頑固だからなあ、話してくれるまでって決めてたんだろうな」

「そうっスよ」

「才加たちに相談してくれれば」

「できないよ、、優子は優しいから沢山の人に陽菜のよくなかったところを

教えたくなかっただろうしね」

『あっちゃんも優子も大丈夫かな』

二期生、そしてみーちゃんとたかみなは不安そうに話していた