ゆんの部屋

夜中に腰を痛めたようで、布団から立ち上がれない母


ロキソニン飲ませて何とか座らせ、朝食


デイサービスは休ませ


仕事を休んで病院に連れて行く事にした

私の寝室は2階だが


母の脳梗塞以来、下の茶の間のコタツで寝ている


母がトイレに起きた時、私も一緒に付き添っている


夜中に１回の時もあれば


４、５回になることも


今夜はどうかな？

仕事は厚手のゴム手袋を使用している



薔薇の刺や竹串を掴んでしまうこともあるが



雨の日など、手袋の内側まで濡れて少し爪が伸びていたりすると



爪が柔らかくなって裏返り、針を掴んだような激しい痛みに見舞われる



これは痛い

最後の一個を掴んだら



いた



〜その後、しゅるしゅると小さな穴へ〜

デイサービスのない日は決まって「家に帰る」と言い出す



「だからここが家だよ」

「でも家でばあちゃんが心配してる」



「となりの家を見てごらん、◯◯さんと△△さんの家があるから」

「いつまでもお邪魔したら悪いから」



「もぅ、今まで何十年もここに住んでるんだよ」

「分かってるけどそろそろ帰らないと」



やれやれ



そんな時は何を言っても無駄



紙に書いても分かってもらえない



ここが家だと力説するほど虚しくなるので



少し視点をずらしてテーブルに書いてみてら



これが意外と効果あった


〜いつまでもつかは不明〜