北村匠海(DISH//)と女優の土屋太鳳が音楽ユニット・【TAOTAK(タオタク)】を結成した。

2011年に放送された連続ドラマ[鈴木先生]で共演して以来親交があり、互いに“幼なじみ”の関係にある北村君と土屋サン。12月14日には2人が共演する映画[春待つ僕ら]の公開が控えている。土屋サンが昨年、DISH//が所属するレコード会社からアニメ映画[フェリシーと夢のトウシューズ]の主題歌[Felicies]を配信した縁もあって、旬の女優、男優による豪華コラボが実現した。

2人によるユニット【TAOTAK】は結成の発表と同時に、11/16に配信限定で楽曲をリリースすることもあわせて告知した。配信楽曲はMr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニットウカスカジーが2016年に発表した『Anniversary』のカバーで、主に土屋サンが桜井サン、北村君がGAKU-MCサンのパートを歌い、ワンフレーズずつ掛け合うBメロも息ぴったりだ。土屋サンの穏やかなイントロに始まり、高くハスキーな声が優しく響くナンバーだ。

【TAOTAK】のプロデュースは椎名林檎、平井堅、いきものがかりなど数多くのアーティストのプロデュースを手掛けた亀田誠治が務める。

レコーディング時の様子を収めた写真やアーティスト写真も公開となった。発表とあわせて公開されたジャケット写真では、白い服を着て笑顔を浮かべる土屋サンや、ギターを携えた北村君の姿などが確認できる。


▽土屋太鳳コメント
何もかもが切ない時も何もかもが不安な時も、音楽は私を元気にしてくれました。
だからこそ、歌が好きという動機だけじゃ関わることが出来ないジャンルだと思うので、
今回のお話は身に余り過ぎて、今も、震えます。亀田さんは私にとってテレビや雑誌にのみ存在するかただったし、
「Anniversary」もメディアやイヤホンを通して力づけてくれる曲だったし、何よりも匠海は声をかけあってきた戦友で、ずっと音楽を真剣にやってきた人。
ストリートライブを応援に行った7年前、ファンの方々の向こうで歌う姿は今よりずっと少年でした。
まさかこんな日が来るとは…でも挑戦出来るからには、心を込めて届けたいと思います。私が今まで、元気をもらってきたように。

▽北村匠海コメント
太鳳さんと僕のデュエットをやるって聞いたとき、僕自身まったく想像がつかなくてフワフワしていたのですが、
亀田誠治さんをはじめとするスタッフの皆様と関わっていくうちに実感がわきました。亀田さんのディレクションは本当に楽しくて、
音楽のエネルギーだったり、化学反応的に起こる奇跡のようなものを感じました。
まだ中学生だった頃から知り合いの太鳳さんのまっすぐで透き通った歌声を僕の持てるものすべてで届けたいという気持ちでレコーディングしました。
Anniversaryという曲のもつ前向きで明るいパワーを、TAOTAKで精一杯伝えます!

▽プロデューサー・亀田誠冶氏コメント
今をときめく役者のお二人、土屋太鳳さんと北村匠海さん。そんなお二人がボーカルユニットを結成するからプロデュースして欲しいと頼まれました。
二人とも歌に対する姿勢がとても真摯で一生懸命。初めてのラップに挑戦したり、二人でハモったり。レコーディングは快調で楽しい思い出ばかりです。
TAOTAKの「Anniversary」。誰もが思わず口ずさみたくなる、キラキラした青春のデュエットソングの誕生です。


ふたりがどのようなハーモニーを奏でるのか、期待が高まる。