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(6/30解禁・2020年11/6公開)のにっき。いい

俳優の伊藤健太郎が主演を務め、女優の黒木瞳が4年ぶりにメガホンをとる映画『十二単衣を着た悪魔』が、11/6より全国公開されることが決まった。

伊藤健太郎が23歳の誕生日を迎える、本日6月30日に発表された本作。就職試験59連敗中で実家暮らしのフリーター・雷(らい@伊藤健太郎)は、京都大学に合格した弟に劣等感を抱いていた。ある日、アルバイトで「源氏物語」の世界を模したイベントの設営を終えて帰宅する途中、激しい雷雨に見舞われ気を失ってしまう。目が覚めると、そこは1000年以上も昔に紫式部によって書かれた「源氏物語」の世界だった――。雷はバイトで配られ偶然にも持ち合わせていた「源氏物語」のあらすじ本のおかげで、桐壺帝の最初の妃・弘徽殿女御(こきでんのにょうご@三吉彩花)に陰陽師として見出される。スマホもネットもない世界で、現代のキャリアウーマン顔負けの強いハートと冷静な分析力で、息子を帝にしようと野心に燃え、光源氏と争う彼女に、雷は翻ろうされながらも次第に触発されていく。次第に触発されていく雷。皇位を争うのはなんでもできる一流の男、異母弟の光源氏。雷は自分の境遇と重ねつつ、悪名高いキャラと言われた弘徽殿女御にこれからも仕えていこうと決心する。

本作は、脚本家・小説家の内館牧子が[源氏物語]を題材に、奔放で強い女性によって成長していく青年の姿を描いた長編小説[十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞;幻冬舎文庫]を元に実写化する異世界トリップエンターテインメント。きらびやかな源氏物語の世界に紛れ込み、妥協や忖度を一切しない強い女性に翻弄されながらも成長していく現代青年を描く。

映画の時代劇初挑戦となる伊藤健太郎が演じるのは、就職試験59連敗中の実家暮らしのフリーター・伊藤雷。何でもできる弟に対して劣等感を持つ彼が、ひょんなことから『源氏物語』の世界にトリップ。弘徽殿女御に仕え翻弄されながらも、未来を当てる比類なき陰陽師として周りから認められることで成長していく。

本作では[源氏物語]と現実の世界をリンクさせながら、さまざまな立場で活躍する女性たちの生き方に影響を受け、自らも成長する青年の姿が描かれる。健太郎君はドラマ[アシガール]で、戦国時代にタイムスリップしてきた女子高生と交流する若君・忠清に扮した。

その弘徽殿女御役を演じるのは、健太郎君とは初共演となる三吉彩花。雷がたまたま持っていた薬で病気が治ったことから陰陽師として重用し、嫌われ者、野心家などのイメージの弘徽殿女御を、現代のキャリアウーマン顔負けのハートと冷静な分析力で息子を帝にしようと、ブレない信念を貫く芯の強い女性として演じる。

また、伊藤沙莉が雷と絵巻物の世界で出会い妻となる倫子役、ラサール石井が右大臣で弘徽殿女御の父役、戸田菜穂が雷の母・伊藤明子役、伊勢谷友介が弘徽殿女御の夫・桐壺帝役、山村紅葉と笹野高史が弘徽殿女御に仕える家臣役をそれぞれ演じる。

さらに、田中偉登は弘徽殿女御の息子役、細田佳央太は雷の弟・水役、そして光源氏役には沖門和玖が抜てきされた。

メガホンを取ったのは[嫌な女]で監督デビューした女優・黒木瞳。12年の初版時に読み「ネガティブ男子が、源氏物語の人たちと出会って自分の存在価値を見直していく希望のお話」と魅了され、16年の初監督作[嫌な女]以前から映画化を熱望していた。脚本を[ちょっと今から仕事やめてくる;'17]の多和田久美が手がけ、音楽を山下康介、雅楽監修を東儀秀樹が担当した。撮影は既に終了している。

黒木監督はキャスティングを、源氏物語の世界で自我を見いだしていく主人公の雷役に見初めたのが健太郎君で「真面目で清らかなところを演じてもらえると確信した」とラブコール。健太郎君も「人が成長する部分にフォーカスした話が好きで、変わっていくさまを演じるのも好きなのでうれしかった」と快諾した。

また「潔いトップレディーで、時代を冷静に見つめることができる品性のある女性」と分析。そして「芯の強さを感じ、何色にも染まる覚悟が見えた」という三吉サンに白羽の矢を立てた。


▽伊藤健太郎コメント
この映画は取柄もない、自分に自信がない現代の男の子がそれまで行ったことのない世界で成長していく物語です。
タイムスリップするお話は初めてではないのですが、映画で時代劇は初めてになります。人が成長する部分にフォーカスした話が個人的に好きで、変わっていく様を演じるのもすごく好き。だから今回このお話をいただいたときはとても嬉しかったですし、監督も黒木瞳さんということでどんな面白い作品になるのだろうとワクワクしながら、自分なりに成長感をどう出そうかと考えながら撮影に臨みました。このような情報解禁の発表タイミングが自身の誕生日と重なるのが初めてなので嬉しいです。
ぜひ劇場でご覧ください。

▽三吉彩花コメント
弘徽殿女御役を演じさせていただきました三吉彩花です。本作に出演が決まった時は嬉しかったです。
それと同時に緊張感もありましたが、黒木監督にぶつかっていきたい気持ちが強かったです。
この作品はインプットとアウトプットを物凄いスピード感で行い、今まで自分自身でも知らなかったスイッチを押していただきました。何より監督を信じて毎日撮影現場に行けたことが嬉しかったです。女性が強く自分の信念を持って生きる、優しさの中にも逞しさがある作品だと思います。是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。

▽黒木瞳監督コメント
自分の居場所を見つけられず、人と比べられて自信をなくす人は多いかと思います。この物語は、そんなネガティブ男子が、源氏物語の中でキラキラと生きている人たちと出会って、自分の存在価値を見つめ直していくという“希望のお話”です。
ネガティブな大学生を演じるのは、伊藤健太郎さんです。撮影は、ほぼ順番通りに行いました。すると、健太郎さんの顔が日に日に変わっていくのです。ダメンズだった(もちろんお芝居ですが)彼が、ラストシーンでは見事なまでの清々しい顔へと変化していきました。彼の演技の賜物ですが、さらに彼を突き動かしたのは、『十二単衣を着た悪魔』が持つ小説の魅力だと、私は再確認した次第です。
源氏物語にはそう詳しくない私でもこの小説に魅了されたのは、内館さんが学生の頃から気になっていたという弘徽殿女御を、別の視点から描いているところです。実に潔いトップレディの生き様、時代を冷静に見つめることのできる才能、ジタバタしない生き方は品性のある女性であり、そして母親として息子への無償の愛が見え隠れするところに、女としての哀愁が漂います。
この難しい弘徽殿女御を演じてくださったのは、三吉彩花さんです。十二単衣が似合う女優はこの方の右に出る人はいないでしょう。そして、この美しい彼女からは想像できないような、センセーショナルなセリフの数々。“悪魔”とは、人の英知を超え凡人には太刀打ちできない心の強さを持った人なのだと、彼女の演技を見ていて感じたものです。
そして、伊藤沙莉さん、笹野高史さん、山村紅葉さん、伊勢谷友介さんほか、この作品の中で、素敵に自在に演じてくださった出演者の方々、さらに未熟な私を支えてくださったスタッフの方々に心から感謝しております。
皆様の心に届けられる作品になったかどうか、ぜひ、劇場でお確かめいただければ幸いに存じます。

▽原作・内館牧子コメント
幻冬舎から「十二単衣を着た悪魔」が出て、すぐのことです。黒木瞳さんが、監督としてぜひ撮りたいとおっしゃったのです。本当にすぐのことでした。原作の「源氏物語」ではヒステリックで悪役の弘徽殿女御に、いち早く魅力を感じて下さった。黒木監督しかないと思いました。
劣等感のかたまりのような伊藤雷を伊藤健太郎さんが、弘徽殿女御を三吉彩花さんが演じ、一癖も二癖もある脇を、一癖も二癖もある実力派が固めて下さる本作です。
千年後の今、自信を持って弘徽殿女御に捧げます。


『十二単衣を着た悪魔』は、2020年11/6より東京・新宿ピカデリーほか全国公開。

訂正追記;(公開日)のにっき。いい

◇11/6公開
伊藤健太郎&伊勢谷友介
⇒【十二単衣を着た悪魔】

(6/30解禁・2020年9月よりスタート*火9)のにっき。ふ342

俳優の福士蒼汰が9月から5週にわたって放送されるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』に主演することがわかった。蒼汰君は“潜入捜査官”として時に暴力的に、時に冷徹に、犯罪者に立ち向かっていく黒沢兵悟(くろさわ・ひょうご)として初のダークヒーローに挑戦する。

同ドラマは漫画雑誌[グランドジャンプ;集英社刊]で連載していた大沢俊太郎による人気漫画[DIVER-組対潜入班-]を実写化。単行本は2巻まで刊行されており、現在グランドジャンプ(集英社)にて新章が連載されている。福士蒼汰演じる兵悟は、10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、警察も手を焼くほどの巧妙な手口を考え出す異常に高いIQ、判断力、身体能力が認められ、秘密裏に結成された『潜入捜査官チーム』、通称“D班”の一員となる。

その仕事は暴力団や詐欺集団など“悪の組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く”ともすれば命を落としかねない特殊捜査。しかし兵悟は、そんな危険も顧みず、悪の根源を駆逐するためには手段を選ばない。犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な「最凶の男」。時には誰よりも善人な顔をし、時には誰よりも情けない姿をさらしているが、それらはすべて“ウソ”。悪に近づき、悪に手を染めながらも、自身の正義で悪を裁いていく。

【潜入捜査】とは、確実な情報や証拠をつかむため、警察官であることはもちろん、自身の身元を隠して架空の人物になりきり、捜査対象組織の一員になる秘密捜査のこと。暴力団や特殊詐欺グループなど、悪の組織に潜入し、主犯格を追い詰めていくのがD班のミッションとなっている。

物語の舞台は兵庫・神戸。撮影は兵庫、大阪を中心に全て関西で行なわれ、カーチェイスやアクションシーンも見どころのひとつとのこと。蒼汰君は[仮面ライダーフォーゼ;'11〜12年、テレビ朝日系]をはじめ、映画[無限の住人;'17]、[ザ・ファブル;'19]など、本格アクション作品にも数多く出演している。

これまで好青年の役が多かった蒼汰君だが、1月公開の映画[カイジ ファイナルゲーム]で主人公(藤原竜也)の敵役を熱演し、近年は演技の幅を広げている。制作側は「主人公には潔さ、かっこよさ、悪の中に潜む信念などとてもとがった人間的魅力や人の愛を求めている寂しさや切なさが感じられる。明るく爽やかな中に意志の強さを感じる福士さんが演じてくれたら」と期待する。

脚本を宇田学、演出を[10の秘密]の宝来忠昭らが手掛ける。

今月6月16日から5週連続で放送中の[探偵・由利麟太郎]が終了後、新型コロナウイルスの影響で7月28日に約3カ月遅れでスタートする[竜の道 二つの顔の復讐者]の放送を経て、9月から5週連続で放送される。


◎あらすじ
舞台は兵庫県神戸市。急増する犯罪組織に対抗するため兵庫県警に秘密裏に設けられた潜入捜査チームがあった。通称・D班と呼ばれ、悪の組織に潜入する“DIVER(ダイバー)”たち。命を落とす危険と隣り合わせの仕事だ。

ダイバーの一人であり“最強の潜入官”と呼ばれる捜査官・黒沢兵悟(福士蒼汰)は、犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な最凶の男。時には誰よりも善人な顔をし、時には誰よりも情けない姿をさらしているが、それらはすべて“うそ”。悪に近づき、悪に手を染めながらも、自身の正義で悪を駆逐する。


▽福士蒼汰コメント
・最凶の潜入捜査官・黒沢兵悟役を演じることについて
敵の役ではない、ここまでのダークヒーローを演じるのは初めてです。
兵悟には“漆黒”のような闇のイメージを強く感じています。ただの黒ではない“漆のような黒”、そして“憂い”を持っている。その闇の深さをご覧いただいた方にも感じていただけたらと思います。
手段を選ばない点では、一見、兵悟も「悪」に見えるのですがそこには“必ず悪を倒す”という信念があります。兵悟の「悪」は、本当に「悪」というのか。兵悟は論理的かつ打算的。人間の常識や建前を覆していく男ですね。「悪」とは、「正義」とはなんだろう、と問いかけられます。

・原作を読んだイメージについて
兵悟の見事な潜入捜査に、自分自身もまんまとだまされてしまいました(笑)。 D班もとても魅力的なチームで『こんな組織も実はあるのかな…』と、想像が膨らみました。オレオレ詐欺など、昨今の問題になっている事柄も描かれていて、今だからこそたくさんの人に見ていただきたい題材だと思います。

・“潜入捜査”のために様々な役になり切ることについて
潜入捜査の度に、兵悟ではない別の誰かの役を演じられると思うと楽しみです。ある種コスプレのように、それぞれになりきって楽しんでできたらいいなと思います。いろんなキャラクター設定、その人格になりきっているときの表情や、服装、潜入捜査のために偽るキャラクターとしてのアクションなど、楽しんでいきたいです。

・視聴者へのメッセージ
仲間と一緒になって悪に向かっていく、という部分とともに、兵悟は潜入捜査官として優秀でありながら、さらに裏の顔がある。チームの中にいても、心の中に溶かし切れない氷を持っている。その氷ってマイナス何度なんだろう、どうなっていくんだろう、という気持ちで最後まで見ていただけるとうれしいです。
重厚感や組織の仲間・チームワークで悪に立ち向かっていく爽快感を楽しんでいただける作品に仕上げられるよう頑張ります。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです。


■ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』
2020年9月よりカンテレ・フジテレビ系全国ネットにて毎週火曜夜21時放送(全5話)

(6/29解禁・2021年公開)のにっき。や316

1956年にアメリカで発表された、ロバート・A・ハインラインの名作タイムトラベル小説『夏への扉』が、俳優の山崎賢人主演で実写映画化されることが、明らかになった。映画は舞台を日本に移し、1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が未来を取り戻す冒険物語となる。

冷凍睡眠やタイムマシンが登場するが、人間ドラマをロマンチックに描いた物語は特に日本のSFファンから支持され、海外のSF小説のベストを選ぶ企画では度々1位に。“時間旅行もの”というジャンルを確立させ、[バック・トゥ・ザ・フューチャー]など80年代の数々のSF映画に影響を与えたとされる傑作を、日本を舞台にして物語を再構築。

本作では舞台を日本に再構築し、1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が未来を取り戻す冒険物語を描く。主演の山崎賢人が演じるのは、孤独な科学者・高倉宗一郎(たかくら・そういちろう)。だまされ奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を30年の年月を超えて取り戻しに行く。

メガホンをとるのは、[僕等がいた][ぼくは明日、昨日のきみとデートする][アオハライド][坂道のアポロン][フォルトゥナの瞳][思い、思われ、ふり、ふられ]などや、賢人君の初主演映画[管制塔;'11]も手掛けたで知られる三木孝浩監督。脚本は三木監督と[陽だまりの彼女]でタッグを組んだ、[影踏み]などの菅野友恵氏。三木監督は映画長編デビュー作[ソラニン]から10年目の今年、世界中にファンを抱える伝説のSF小説に挑む。

撮影は今年初旬に行われ、1995年時を描く撮影では、当時使われていた小道具をスタッフが集めたり新たに作り上げたりしながら詳細に再現した。95年のシーンでは、コードレスフォンやテレビデオが登場するなど当時を再現。95年はまだ賢人君が生まれて間もない頃だが、当時を知らないからこそ新鮮に感じていたとい30年の時空を超えた高倉の冒険を、リアリティーを大切にしつつ描き出す。


◎『夏への扉』あらすじ
1995年東京。高倉宗一郎(山崎賢人)は尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友・松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと、松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。

さらに宗一郎は人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。ピートや璃子の死を知り、すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓うー。


▽山崎賢人コメント
もともとSF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させて頂けたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います。
「夏への扉」はSFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です。
1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見れていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。
原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とても素敵な映画になっていると思います。
愛おしくて、ワクワクするような、そんな映画をお届けできる日を楽しみにしています。

▽三木孝浩監督コメント
古典中の古典である名作SF小説『夏への扉』を今の日本で映画化???
最初、小川プロデューサーからこの企画の話をいただいた時、そのチャレンジのあまりの無謀さに不安を感じる一方、それ以上にワクワクしてしまっている自分がいました。
思い返せば、幼き頃に観て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、まさにこの原作のような、荒唐無稽だけどどこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかりでした。
そんな原作を日本で実写化するチャレンジャーとして任命された事を本当に光栄に思います。
同じくこの企画に賛同し集まってくれたステキなキャストの皆さんと共に、やるからにはあの頃の自分と同じように心躍らせながら老若男女みんなで楽しめるエンタテイメント作品に仕上げたいと思います!

▽小川真司プロデューサーコメント
オールタイムベストのアンケートをとれば常に上位、SFファンの間で名作の誉れ高い「夏への扉」。1979年の初読以来、映画化はずっとずっと個人的な夢でした。原作者は「機動戦士ガンダム」の設定に影響を与えハリウッドでも映画化された「宇宙の戦士」(映画タイトル『スターシップ・トゥルーパーズ』)で有名なSFの巨匠作家ロバート・A・ハインライン。タイムトラベルものは映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた本作は後の作品に大きな影響を与えた古典中の古典と言えるでしょう。
だからこそ映画化という高いハードルを乗り越えるためには強力な監督脚本コンビが必要で、『陽だまりの彼女』でいっしょに組んだ三木孝浩監督と菅野友恵さんしかいない!と二人に依頼、再びタッグを組んでいただきました。そしてピュアさ誠実さの表現に関しては当代随一の山崎賢人さんを主演に迎えることができました。重要な登場猫のピートと山崎さんの共演も大きな見所の一つです。どん底からの逆転とタイムトラベルをミックスしたストーリーの面白さをあますところなく入れこんだ本作、未来が不明瞭な今だからこそ、皆さんに早くお届けしたいと思っています。


映画『夏への扉』は2021年全国公開。

7/1より放映のにっき。さ185

ハリウッド俳優のブルース・ウィリスが【ドラえもん】を演じているソフトバンクの新テレビCM、『5Gってドラえもん?<のび太登場>』篇(15秒・30秒)で、新たに俳優の堺雅人が、45歳の野比のび太役で登場することが6/30、明らかになった。さらに、15歳の野比のび太役として鈴木福、パパ役に小手伸也、ママ役に阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子など、個性豊かなキャストが演じる。7/1から全国で放映を開始。

白戸家の隣りに引っ越してきた野比一家。のび太の父(小手伸也)と母(渡辺江里子)が「5Gになったら引っ越しも楽になるのかな?」と会話しながら荷物を運んでいると、白戸家の方から「ドカーン!」という大きな音が聞こえてきて、背中を向けていたのび太(鈴木福)も驚いて振り返る。白戸家の方に視線を向けると、穴が空いた屋根からタケコプターを付けたドラえもん(ブルース・ウィリス)が飛び立ち、そのままのび太の前に着地。「隣に変な犬いたぜ」と告げると、逃げたドラえもんを追いかけて、白戸家の家族が次々と外に出てくる。「引っ越してきた野比のび太です」「父です」「母です」とあいさつする野比家の3人に、「じゃ、ホントにドラえもん一家がお隣に?」とうれしそうな表情を浮かべるお母さん(樋口可南子)。すっかりテンションが上がったアヤ(上戸彩)とお兄ちゃん(ダンテ・カーヴァー)も、引っ越し中ののび太の机を指差し、「これ、タイムマシン?」と反応する。

次の瞬間、ふいに机が振動し、引き出しの中からメガネ姿の男性が登場。白戸家のお父さんが「誰だ!お前は!」と尋ねると、なかなか引き出しから出られず、あたふたしていた男がようやく「45歳の、のび太です」と自己紹介する。思いも寄らない展開に、「えー!!」と一斉に声を上げて驚く両家。「5Gってドラえもん?」というタイトルとナレーションに続いて、最後は「複雑だ!」「キャラ多すぎ!」「ちょ、ちょっと一回整理しましょう…」などと混乱状態の両家を映し出したカットで締めくくられる。

一番の見どころは、45歳の野比のび太演じる堺君が、白戸家と野比家のご対面に飛び入り参加する場面。ドラえもんのファンなら誰もが知っている、あのひみつ道具を使った登場シーンに注目だ。大ヒットドラマ[半沢直樹]シリーズの夫婦役でも知られる堺君と上戸サンの顔合わせも眼福だ。


▽堺雅人コメント
――のび太くんの役を演じてみて、いかがでしたか?
【堺】ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です。こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね。大人になったら、のび太の役をすることになるよと。アニメも見ていましたが、特に漫画は繰り返しコミックスを読んでいました。

――ブルース・ウィリスさんがドラえもんの役をやることについて
【堺】オファーした方もそうですけど、それを引き受けたブルース・ウィリスさんもすごいなと思いました。お会いできる日を楽しみにしています。

――「5Gってドラえもん?」というコンセプトについて
【堺】面白いですよね。今でも街中でイヤホンを使って会話している人を見かけますが、あれよりすごい人たちが街中に現れるんですよね。目の前に人がいるのにそれぞれ違う人と喋っているというようなケースも増えてくるんでしょうね。ドラマとかでも、必ずしも登場人物が会話しているとは限らないというか。ちょっと混乱しそうです。

――もしもドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら?
【堺】「タイムトンネル」とか、「タイムふろしき」とか、「タイムマシン」とか、時間を行き来するひみつ道具を使ってみたいですね。死んだ人に会いに過去へ行ったり、生まれて来る子供の将来をのぞくために未来へ行ったり知りたいような、知ると怖いようなところもありますけどね。自分のことで言うと、どの食べ物に気をつけないとこの病気になってしまうとか、そういうのが詳しく分かりそうです。あの時に食べた物が良くなかったから病気になったとか、あの時に腰をねじったから今も痛いんだとか。

――5Gの技術によって叶えてほしいことや、期待する未来をお聞かせください。
【堺】“ゴッドハンド”と呼ばれるようなマッサージ師に、遠隔操作で治療してもらいたいですね(笑)。あと5Gの世の中になると、今より働かなくてももっと楽になるんじゃないでしょうか。たとえばドローンが配達してくれたり車が自動運転してくれたりするので、その時間を使って自分が何をするのか、これからいろいろ考えた方が良さそうですね。

▽鈴木福、小手伸也、渡辺江里子インタビュー
――ドラえもんを実写化した新テレビ CM 撮影はいかがでしたか?
【鈴木】髪を切って、衣装を着て、メガネをかけたら、自分でも「あ、のび太だ」と思いました(笑)。特にメガネをかけると、自分がのび太という別のキャラクターになる感じがして、すごく楽しかったです。実は小さい頃から周りの人に似ていると言われていて、自分でもすぐ寝ちゃうところとか、勉強が苦手なところとか似ているなと思っていたんですけど、まさかこんな形で本当にのび太の役をやることになってびっくりしました。
【小手】正直「のび太のパパって、どんな人だっけ?」という感じだったんですけど、監督からあんまり原作に寄せ過ぎないとうかがったので、そこまでパパらしさは意識しませんでした。
【渡辺】でも、小手さんの背中のラインとか、なで肩のフォルムがのび太のパパにすごく似ている感じがして、キャスティングの妙って素晴らしいなと(笑)。
【小手】いやいや、渡辺さんの方こそ。
【渡辺】私も元々のび太のママに似ていると言われたことがあって。メガネを外すと目が数字の「3」になっちゃうところとか、私もド近眼なので、シンパシーを感じていたんですけど、こういう形でのび太のママ役をさせていただいて、ものすごくうれしく思っています。

――ドラえもんにまつわるエピソードをお聞かせください。
【鈴木】一番は 2012年の映画『ドラえもんのび太と奇跡の島〜アニマル アドベンチャー〜』に声優として出演したことです。その時、「フクラージョ」というキャラクターで映画の応援隊長をしたり、声優さんたちと一緒に舞台挨拶をしたりして、すごく楽しかった思い出があります。
【小手】アニメの初期も見ていましたし、コミックスもけっこうそろえていました。あとは、子供の頃、カラフルなレジャーシートに古い電気スタンドと椅子を乗せて、みんなでタイムマシンごっことかやって遊んでいました。
【渡辺】私はドラえもんを読み始めてから、目の前のドアが「どこでもドア」になればいいのになって、何百回、何千回思ったことか。あと、テレビに出始めの頃、私がコスプレをやらせてもらえることになって。その時、スタッフの方に「なんのコスプレがいいですか?」と聞かれて、「のび太のママでお願いします」と答えたぐらい、憧れがあったものですから。そういうことも含めて、今回ののび太のママ役はうれしかったですね。

――ブルース・ウィリスさんがドラえもんの役をやることについて。
【鈴木】ドラえもんというと、かわいいイメージがありますけど、ブルース・ウィリスさんはかっこいいじゃないですか。でもイメージ写真とかを見たら、なんか現代的な感じで、すごく面白いなと思いました。
【小手】ひみつ道具よりも射撃が上手そうですよね(笑)。
【渡辺】いろいろ道具を使わなくても、自分の力で難関をクリアできそうなドラえもんという印象です。

――「5Gってドラえもん?」というコンセプトについて。
【鈴木】5Gは前からニュースとかでも注目されていて、いつかは来るなと思っていましたが、まさかこんなに早く実現するとは思っていなかったです。VRがどこでもドアになったり、自由視点がまるでタケコプターから見るような世界だという話を聞いて、本当に未来が近づいているんだなとワクワクしました。

――もしもドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら?
【鈴木】やっぱり「どこでもドア」が欲しいなと思います。学校だと8時10分に起きても間に合うし、どこでもパッと行けるじゃないですか。タイムマシンや、学生なので「アンキパン」も欲しいですけど、結局一番は「どこでもドア」かな。
【小手】僕は「もしもボックス」。もしもの世界を気軽に生きてみたいですね。ただ、自分にだけ都合が良すぎる世界なんて、多分5日ぐらいで飽きちゃいそうな気がします。
【渡辺】私は「アンキパン」です。物忘れや忘れ物がひどいので、日々の忘れそうなものを書いて、食べて、覚えておこうかなと。あとは、「バイバイン」。相方に何かあった時とか、「バイバイン」でもう一人、クローンを生成するとか。もっと増やすと、阿佐ヶ谷姉妹合唱団も実現できるんじゃないかなと思います。

――5Gの技術によって叶えてほしいことや、期待する未来をお聞かせください。
【鈴木】通信が速くなるのはすごくいいことなので、しっかり活用していきたいと思います。あとは、今でも撮影の合間に携帯で授業を受けられたり、アプリで勉強したりしますけど、やっぱり授業は先生との受け答えが大事なのでそういうことができるようになったらうれしいですね。他にも、僕は今年から原付バイクの免許が取れて2年後には車も運転できるようになるので、自動運転も体験してみたいと思います。
【小手】VRにすごく興味があるので、VRの世界で別の人生を歩める、みたいなことを期待します。
【渡辺】自分以外の人生を歩まれたいという願望が強いんですね。
【小手】だからこそ、俳優をやっているのかもしれません(笑)。視覚、聴覚は再現できていますが、まだ触覚までには到達していないと思うので、全感覚を自分の体で感じられる仮想空間みたいのが出来上がったら、ぜひ5日間ほど住んでみたいと思います。
【渡辺】私は忘れ物や物忘れが激しい人に、やさしく寄り添ってくれるようなサービスや機能ができたらいいなと思います。
【小手】AIのパートナーみたいな?
【渡辺】ある意味、5Gパートナーみたいのがいたら、他のパートナーを探さなくとも、十分満足して人生を全うできるかなと思って。
【小手】もう少し相方さんを大切にしてあげないと…(笑)。
【渡辺】あ、すみません(笑)。美穂さんごめんね。


撮影は今年2月に実施された。これらのコメントはYouTubeで公開中のメイキング映像に収録されている。本編と併せてチェックしてみては。
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