注意!
これはこばと。の小説でございます。
藤本さんとこばとちゃんの話です
まだまだ原作やアニメをよく分からないまま書いておりますので、ここはおかしいだろと思ったら拍手でこっそり指摘してください。
では大丈夫な方は追記(続きを読む)からどうぞ
「ごほ…っ」
息苦しさに起きて咳を一つ。だるい体を無理矢理動かす。ぼーっとした頭で今日は病院か、と準備をする。
冷たい水が胃へ落ちてゆく感覚で少し目が覚めた。ぼさぼさの髪は適当に手櫛で、後ろはゴムで結ぶ。いつの間にか伸びた髪が手からするり、と落ちる。男のくせに、って昔言われた気がする。
「…メール?」
ちかちかと光っている携帯をとると、少女からメールが来ていた。そのメールではじめて、名前を知った。礼儀正しく自分も自己紹介のメールを送り、部屋をでた。
病院。薬品の匂いは通っているうちに慣れた。いや、逆に落ち着く香りになった。受け付けに声をかけ、体温計が渡された。
「…風邪、か?」
体温計は38.9を示していた。またあいつになにか言われるなとため息をついた。
「清和、風邪ならもっと早く病院に来てよ」
「熱は今日から出たんだ。特に問題ないだろ」
「まったく…清和はいつもそうだ」
もっと自分の心配をしろ、と怒られた。お前は俺の母さんか。ため息をつくと、バイトはどうなの?とか疲れてるの?とか聞いてきた。お前のせいで疲れたんだよ。
「…また悪化してる」
検査の結果を見ながらつぶやいたその言葉にどきり、とした。
「ねぇ、やっぱり入院した方がいいよ」
「まだ大丈夫だ」
「だけど…」
「俺の体だ。自分が一番分かってる」
言い聞かせるようにつぶやけば、静寂が部屋を包んだ。今日はもう帰って大丈夫だよ、と悲しく笑ったあいつがなんだか遠くに感じた。
「…藤本さん?」
びっくりして振り返ると今日名前を知ったばかりの花戸こばとが立っていた。
「…あー、と花戸こばとだよな?」
「こばとでいいですよ」
ふふっ笑う彼女につられて笑った。なんでここにいるのかと聞かれたが、適当に流しておいた。
「じゃあな」
はい、と笑う彼女に小さく笑って帰宅する。お大事にとかかれたメールでもう自分の病気のことを忘れていたのを思い知らされた。
お前もな、と返信すると、今度お会いしませんかという誘いがあった、結構躊躇ったが、取りあえず行くことにした。
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崇はお医者です!
良かったー出したかったんだよー
えーまた長らく更新してなかったんですが、またテスト期間ということで消えます←
突然このネタよくないですか!と出て来たりします
もっと二人がラブラブな小説書きたいよーと企んでるのでそのうちあっぷします
報告だけですが、これで失礼します!
ここまで読んで下さってありがとうございました!