真紅の焔「霧隠 才蔵」

●霧隠 才蔵/キリガクレ サイゾウ(cv興津和幸さん)
元伊賀忍。とある理由で旅をしていたが、途中信繁と佐助に勝負を挑み、負けてからは信繁の真田忍として働くことになった。武士として名をあげたいと思っている。女好きなのか手が早い。







〜ネタバレ〜
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真田丸が出来ようとしている頃、主人公は霧隠才蔵へのイメージが変わっていた。
なんといっても出会い頭から「自分の元でくノ一として働け」と命令してきた存在であり、他の真田忍達と違って唯一自分を女として見て、隙あらば手を出そうとしてきた人物。そんな才蔵に困り果てていたのになんだかんだと彼は味方をしてくれていたし、何より物凄く強くて、そしてそっけない態度の裏には信繁への信頼も見て取れた。主人公の実力も認めてくれて背中を預けてくれたし、危なくなると盾になって守ってくれていた。
そんな才蔵と過ごすうちに口癖のような「俺のくノ一になれ」という言葉や「俺に惚れたか」という言葉も流す事を覚え、むしろ打ち解けているようだった。
そんな時、真田丸を壊そうとやってきたのは鬼火衆の一人の、融仙院。煙管をふかし、刀を使う融仙院は主人公と才蔵が任されていた見回りの場所へと現れる。融仙院の力はとても強く、その太刀筋を見て才蔵はピンときていた。融仙院の正体は、石川五右衛門だということに。
才蔵は元伊賀忍者。師匠は百地三太夫という男だったが、師匠には石川五右衛門という弟子がいた。しかしその五右衛門は師匠の技である「現身の術」という技を盗み、更に師匠に「十年殺し」という技をかけ殺していた。そのため才蔵は師匠の仇を討つために伊賀の里を出され、ずっと五右衛門を探していたが、数年前に五右衛門が大坂城に盗みに入り捕まり、死刑にされていたため仇を討てず里にも戻れなくなっていた。
そして今鬼火衆として蘇った五右衛門もとい、融仙院。仇を目の前にして全力を尽くすものの、融仙院の使う現身の術で沢山技を使えるため圧倒的に勝てなかった。もはやボロボロになり立つこともできないくらい負傷する才蔵だったが、融仙院がここにきたのは囮であり、本当の目的は徳川軍が真っ向から真田丸を狙っているのを撹乱するためだといい去っていく。才蔵はこのことをいち早く信繁に伝えねばならないと無理をするが動けない。絶対に行かなければならないという才蔵が痛々しくて、ついに主人公は才蔵の輪に介入すれば傷が治るかもしれないと提案した。しかしそれはどんな反動があるかわからない。しかし才蔵は迷うことなくやって欲しいといった。
主人公が輪を動かすと才蔵の傷はみるみる塞がった。更に特殊能力として、異様な回復力と身体能力を得た。それを活かし信繁に例の事を伝えると、ついに戦が始まった。
ずっとこの日を夢見ていた才蔵。武士として名を上げるため、戦地の最前線で名を名乗り、力を大いにふるった。
結果、豊臣軍は勝利。徳川は多大な被害を受け戦は停滞に入った。
信繁たちの活躍でこの勝利を得たため秀頼から真田忍の名を「真田十勇士」と名付けられ名誉を与えられた。
しかし黙っていない徳川は今度は毎日沢山の大砲を打ち込んできた。その大砲が淀の方の侍女数名に当たり死んでしまったため、恐れた淀の方はなんと徳川との和議を結ぶと言い出したのだった。
結局抗ってもどうにもならず豊臣と徳川は講和を結んだ。更に条件としてお堀と真田丸と一の丸二の丸を破壊する事を命じられ、結局大坂城は丸裸の状態になってしまった。
いつ裏切るかわからない徳川軍が攻めてくるか、それを呆れながらも力を使えずに燻っている十勇士たちはやきもきしていた。それは才蔵も同じこと。ただでさえ仇を見つけたというのに倒せない状況にイライラし、わざと戦さを始めるようにしむけようとするが、主人公や佐助に止められどうにか収まる。しかしそれが十勇士たちにバレてしまい、才蔵は腫れ物扱いになり、信繁が家康との密談に行く際も謹慎となってしまった。
しかし才蔵は謹慎にも関わらずまた信繁たちを追ってしまう。その密談はきっと信繁の暗殺を企てているとう勘と、融仙院がくる気がして。主人公は止めようとするが、なんと才蔵の思った通り融仙院が現れた。信繁の元へは行かせまいと才蔵は融仙院に挑む。しかし融仙院は白蓮が使う奇門式の術と、主人公が使う輪の六壬式の術を使えば幻の太乙式の術が完成するため、それを貰えるなら信繁も殺さないという。だから主人公に仲間になれという言葉に才蔵は怒り、「俺のものに手を出すな」と主人公の盾になり、なんと自らの輪を操作したのだ。最大限に輪を回し、ついに才蔵は新たな術を生み出した。その名を「霧隠れの術」。霧のように消え、相手の攻撃を一切受けず、攻撃を与えられる技。その技を盗むことすらできない融仙院は焦り、そして逃げていった。ボロボロになる才蔵の手当てをし、輪の調整をする主人公だったが、輪を使った副作用が徐々に現れ始めている事を主人公は知らなかった。
その後、謹慎を破った事を責められた才蔵は真田忍を抜けると言った。そして一人出ていったが、それを追いたい主人公に対し信繁が「あいつを見守ってほしい」と言ってくれたため、才蔵の後を追った。才蔵はついてきてしまった主人公に呆れつつも共にきていいと許可してくれ、二人は九度山へと訪れる。才蔵はあの霧隠れの術を完全に己のものにするために修行をするためにここにきたと言った。
そしてその日から才蔵の修行は始まった。山にこもりひたすら修行、その傍ら主人公は才蔵の世話をするように屋敷で暮らすための全てをまかなった。しかし日が暮れて戻ってくる才蔵の顔はとてもじゃないけど余裕が無い。輪を使いすぎているため倒れる寸前だったのだ。このままでは命すら危ないと思う主人公はついに「剣技を優先させましょう」と口を出した。その言葉にプライドの高い才蔵は怯えた顔をし「俺の剣の腕で融仙院に勝てると思うか?」と言ったが主人公は確信を持って「勝てます」と答えると漸く才蔵の目には以前のような自信に満ち足りた色が戻っていた。それから毎日夜中まで才蔵は輪を使わずに己の腕を磨いた。そして一ヶ月後、ついに戦が始まると甚八と六郎が迎えにくる。二人に修行の成果を見せろと言われ今ならできると「霧隠れの術」を見せつけた。自分自身を磨き続けた才蔵はついに、霧隠れの術を完全に自分のものにしたのだった。
その姿を見た二人は先に大坂へ帰ったが、そのあと才蔵と主人公が二人きりになると異変が起きた。主人公の目の前から勝手に才蔵が消えたのだ。しかも主人公は今なぜここに「一人」でいるのかがわからない。なんでここに一人で来たのか、なにがなんだかわからない。そう、主人公の「記憶」からも才蔵がいなくなっているのだ。しかしパニックになりながらも、そうだ、私は才蔵さんと来たのだ、と思い出すと目の前に漸く才蔵が現れる。しかしその姿はまた消えたり現れたり不安定なもの。そのおかしな状況に才蔵にすがりつく主人公だったが、その時気付いた。
これが、輪の代償だと。
才蔵は輪により霧隠れの術を得たが、代わりに存在が消えてしまうという代償をもってしまった。それは才蔵自信が現世に思い入れがあって繋ぎ止めるものがないと消えてしまうという。そう言った才蔵は主人公を強く抱きしめた。今自分を繋ぎとめ、一番に想っているのはお前だと言いながら。震える才蔵の存在が消えて欲しくなくて主人公も才蔵を強く抱きしめ、絶対に才蔵を忘れないと誓った。
大坂に帰ると戦は始まる寸前だった。主人公と才蔵は二人で組まされ配置を発表されるが、主人公が一人で行動した時に融仙院にさらわれてしまう。融仙院はかつて死刑にあった時盗めなかった宝をもう一度盗みたいと言った。しかしそのためにはどうしても主人公の輪の術が必要だとまた主人公に迫る。しかし異変に気付いた才蔵が助けに来てくれてその場は逃げることができたが、攫われた恐怖で体を震わすと才蔵は抱きしめてくれて「絶対に俺のそばを離れるな」と必ず守ってくれると言ってくれた。
その間も豊臣軍は劣勢に陥り、結局明日の戦はきっと最後の戦になると予想された。もはや負けは確実だったが信繁だけは諦めていなかった。明日は必ず家康の首をとるという自信に満ちた信繁に皆ついていこうと心から思った。
それは才蔵や主人公も同じだった。が、融仙院は大坂城の宝を盗むと言っていたため、絶対に戦の中大坂城にくると予想される。才蔵は信繁のそばにいたい気持ちと、仇を討ちたい気持ちに板挟みにされ、主人公と二人部屋にこもり静かな時を過ごす。けれど主人公が「私も残ります。私はあなたのくノ一だから。」と言った言葉で才蔵は気持ちが溢れ主人公を押し倒し、熱い口付けをくれる。自分の気持ちをわかってくれていることへの喜びと共に「愛している」という言葉をくれ、こんなに愛しいと思えた女子は初めてだと言い余裕のない深い口づけと熱い抱擁をくれ、二人は心も体も溶け合った。
そして二人は決心し、信繁が用意した赤い甲冑を身につけ大坂城で融仙院を討つため。しかしそこに信繁が現れ「離れていても心は同じだ」と言ってくれたため、才蔵と主人公は信繁の臣下になれてよかったと心から感謝した。
そしてやはり現れたのは融仙院。彼は分身の術を使い才蔵の足止めをし、向かったのはなんと淀の方の御前だった。そして融仙院は言う「俺が二十年前に盗めなかった最大のお宝、それは淀の方だ」と言う。しかし二十年経った今淀の方は老いてしまったため、昔の若々しさを取り戻すために主人公の技と白蓮の技を合わせ、若返りをさせようとしていたのだ。昔五右衛門と淀の方の間に何があったかはわからないが、融仙院は淀の方を本当に欲しがっていた。
しかし分身を倒した才蔵と主人公は力を合わせ、そして霧隠れの術で融仙院を倒すことに成功したのだった。
その後淀の方が本当は信繁に頼みたかったことだが、代わりに頼みごとをしたいと言い、それは秀頼を城外に流して欲しいと言うことだった。
融仙院を倒した今、本当は信繁のそばに駆けつけたい才蔵だったが何より信繁の代わりに授かった役目を全うしようと決め、その決断に主人公も「一生離れない」と誓ったのだった。
それからしばらく経ち、二人は西国にいた。秀頼と共に海を渡っていた。そして今は秀頼の剣術指南役としている才蔵は立派な武士だ。しかしあれだけ武士に拘っていたにも関わらず今はもう主人公との幸せが叶い、落ち着いている。海風を受けながら才蔵は主人公を後ろから抱きしめると、主人公はお腹に手をやり家族が増えることを伝えた。才蔵はその言葉にとても喜び、またさらに強く主人公を抱きしめ、まだ行方が知らない信繁たちとの再会を夢見るのだった。

真紅の焔「筧 十蔵」

●筧 十蔵/カケイ ジュウゾウ(cv鈴村健一さん)
真田家家臣で、信繁が九度山に入る際共に入った。その後は忍としても修行し、銃や火薬の扱いに詳しい。見た目も美しく、礼儀正しく、女性にも優しい。







〜ネタバレ〜
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真田丸を作り始めた頃、九度山にいたメンバー達との関係も少しずつ変わってきた。
特に、九度山にいた頃から面倒を見てくれて優しかった十蔵は、巌流との戦いを経て主人公の忍びとしての力も認めてくれていた。そのため以前よりも更に主人公に目をかけてくれるようになった。以前は主人公から質問するとそれに優しく答えてくれるような感じだったが、最近では自ら主人公に沢山の事を教えようとしたり、困っている時もすかさず手を差し伸べてくれるようになった。
だからこそ主人公は尚更十蔵に懐いていたのだが、十蔵は紳士だが少し天然、そのためパーソナルスペースが狭くて近いことが多かった。本人は気にしていないのだが、十蔵の綺麗な顔立ちに至近距離で見つめられるとどうしても主人公は緊張してしまうのだった。
とある軍議の日も、信繁の事を理解し上手く言葉を運んで補佐する十蔵に憧れを感じ見つめてしまう。するとそれに気付いた十蔵はこちらを見つめ、子供にするかのように優しく微笑んでくれた。その大人で余裕があって優しい態度にまた胸は高鳴ってしまう。
しかも信繁の役に立ちたいという主人公の肩を持ってくれた十蔵に、信繁が「じゃあお前が面倒を見ろ」と言ったことにより十蔵の仕事の補佐をすることになってしまった。
それからというもの十蔵と一緒にいる時間は尚更増え、夜の見張りの時寒さに震える主人公にすぐ気付いた十蔵は主人公の手を握って手作りカイロをくれた。いつどこでも気が利いて優しい十蔵と二人、暖かい気持ちになる。
しかしそんな時、怪しい人物を見つけ二人は戦闘態勢に入る。裏柳生が攻めてきたのだ。二人は応戦するもののその兵達は死人が蘇ったものであり、沢山の数がどんどん押し寄せてきた。銃の扱いに長けている十蔵だったがこのまま二人ではきっと負けてしまうという予感に、主人公を逃がそうとした。しかし信繁にとって十蔵がいかに大切な存在であるか知っている主人公は、いやだと言った。十蔵を守って一緒に逃げるという選択に、十蔵は複雑な思いを抱えていた。
しかしそれでもやはり二人の疲労は極限に陥る。何か策はないかと考えた時主人公はピンときてしまった。十蔵の輪を回せば力が増えるということに。しかし反動で何が起きるかわからないため主人公は迷ったが、十蔵は迷わず回して欲しいと頼んだためついに輪を回した。するとみるみる力があふれ、そして特殊能力として十蔵は数キロ先までも視える目を得た。
しかし最強となった十蔵の前に現れたのはあの鬼火衆で女の姿をしたグラシアだった。装束を脱いだグラシアはとても妖艶で美しく、女の主人公までもが魅了された。しかし十蔵は違っていた。魅了されるどころか迷わず引き金を引いた。誰にでももてはやされてきたグラシアにとってそれは驚き以外の何物でもなく、逆に十蔵に興味を持たれてしまう。すぐに去っていったグラシアだったが彼女との会話で徳川軍が豊臣に間者を送り火をつけ撹乱しようとしてることがわかる。しかしそれを逆手に取った十蔵はわざと罠に引っかかったふりをし、信繁たちに作戦を伝え、真田丸にて徳川軍を迎え撃った。
先回りしていたためこの戦は勝利。徳川は沢山の犠牲を出し、尻尾を巻いて一時撤退した。
十蔵と主人公の起点のおかげで納めた勝利に、信繁たちに褒められる主人公。十蔵と二人で体を休ませろと言われ、二人で静かに真田丸を見つめていた。十蔵はこの度の戦いで主人公は本当の仲間になったと言い「筧さん」ではなく名前を呼んで欲しいと言ってくれ、主人公は「十蔵さん」と呼ぶようになった。
その後、真田隊のおかげで勝ち、気を良くした豊臣は勝手に主人公たち真田忍のことを「真田十勇士」と名付け、調子に乗って徳川を挑発。それに怒る徳川軍は嫌がらせのように大砲を毎日何度も撃ってきた。その結果、大砲が淀の方の侍女達数名の命を取り、恐れた淀の方が徳川との和議を結ぶと発表。その交渉を信繁に頼むと言ってきた。
ただでさえ講和など反対であったが結局認められず、交渉は十蔵が信繁の代わりに行うことになった。
十蔵の補佐につけられた主人公は交渉の場に共に赴いだが、徳川から寄越された人物はとても美しい「お光」という女性だった。その美しさに誰もが魅了されるというが、十蔵は相変わらず物怖じはしない。しかも主人公はその女性があのグラシアと重なって仕方ない。しかし十蔵は主人公の疑いを遮り、交渉をし始める。
徳川からの内容はほぼ豊臣にとってマイナスなものしかなかったが何故か十蔵はそれを飲むという。そしてその代わり信繁を徳川に引き抜いて欲しいと根回しし始めたのだ。そんな事は聞いていなかった主人公は驚き、そして信繁の信念に反する発言に文句を言いたかったが、十蔵はただ信繁を生かしたい一心だった。このまま戦えば豊臣は必ず負けると、だからこそ何をしてでも生きて欲しいから徳川についてほしいと。
十蔵を気に入ったお光は十蔵の願いを受け入れてくれ、結局和議はスムーズに結ばれた。
そのため真田丸やお堀は埋め立てられることになり、大坂城は丸裸の状態になり、しかも信繁が徳川に引き抜かれる話も無くなってしまった。
焦る十蔵は次の策に出るものの、その間、十蔵の体がおかしいことに気づき始める。そう、輪の影響で十蔵は「感覚異常」という代償が与えられていた。それは手の震えや距離感の感覚、そしてまれに、音も聞こえなくなるという。ショックを受けた主人公は輪の回転を抑えようとするものの、少ししか出来なくなっていた。
そして何故そこまでしても十蔵は信繁を護りたいかな話をポツポツと話し始めた。
十蔵の母は体が弱かった。そのため妻としての務めが出来なかったため、父親は他の女に夢中になっていた。しかもその女は父親を騙し、筧家の財産を奪った上に父親を殺した。その為家の名に傷がつき誰も手を差し伸べてくれなかったが、唯一救ってくれたのが真田家だった。そのため十蔵は信繁に忠誠を誓い、命に代えてもお守りすると決めていた。
だからこそ十蔵は信繁を想っていたし、父親のことがありじつは女が大嫌いだった。そのため十蔵の優しさは全て偽りだったのだ。女を信用出来ないが、女だからこそ体良く優しくして使っている、そんな人物。その事実を知りショックを受ける主人公だったが、十蔵は主人公だけはもう背中を預けられる存在になっていると言ってくれ、それを信じたいと思えた。
そんな時グラシアがまた攻撃を仕掛けてきた。グラシア本人は体術に優れていないものの、彼女の能力は男を魅了する能力だった。それは生きていても死んでいても、彼女を美しいと心酔したら最後思うままに操られてしまう。女嫌いな十蔵にはその攻撃がきかなかったものの、一瞬だけグラシアの術にかかってしまうとグラシアは「今まで真田への忠誠しかなかったのに惑わされるという事は、恋でもしたのか」と囁いた。主人公が十蔵の輪を無理やり強めると術はとけ、取り敢えずは危機を脱出したものの、そこで新たに現れた安房守によりまた事態は一変。装束を脱いだ安房守はなんと、信繁の父である昌幸だったのだ。しかも昌幸は十蔵に「またお前はワシを殺すのか、あの時と同じように」と言った。
結局姿を消したグラシアと安房守だったが、安房守の言葉がどうしても消えない主人公。そして十蔵はついに、本当のことを話す。
昌幸が裏柳生に狙われていた時信繁も昌幸を護ろうといつもそばにいた。しかしそれではきっと昌幸もろとも信繁も死んでしまうと思った十蔵は、だったら昌幸一人の時に暗殺されるのが一番だと思った。だからこそわざと昌幸一人の時に裏柳生に侵入を許したのだが、なんとその時危険を感じた主人公の父である望月六郎が昌幸を助けようとして共に死んでしまっていた。
そう、直接出なくても父を殺したのは、十蔵。主人公にとっての仇は、十蔵だったのだ。
真実を知り泣き崩れる主人公。そして胸の中に憎しみだけではない悲しみが生まれたことにより気づいてしまう。私は十蔵さんが好きなんだ、と。
全てが終わったら自分を殺してくださいという十蔵は、それまでもうそばに来ないでほしいと言って去ってしまった。
その後、十蔵には避けられたままの日々が続く。その間も信繁の警護をしながら思い出すのは十蔵のことばかり。最初の頃は嘘偽りで接していたと正直に言った十蔵、けれど努力をちゃんと認めてくれた十蔵。背中を預け戦ったあの日々は決して嘘じゃなかった。そして思う、父上ごめんなさい。私はやっぱりあの人を憎めない、と。
そんな時不穏な気を感じそれを探るとそこにはやはりお光がいた。そしてお光のそばには十蔵が。前回の戦いでお光がグラシアだということをすでに十蔵も気付いたようで、お光に対して裏もなく接していたがお光は「十蔵様が妾の夫となってくれれば信繁を傷つけないと約束する」と言って迫っていた。そして十蔵はついにその約束を受けると言ったのだ。喜ぶグラシアはすぐに十蔵に近づき、なんと口付けを迫る。その二人を見た主人公はついにプツンと、キレた。
全身を込めて猛ダッシュする。もう止まらない怒りと憤りに叫び声をあげてなんと十蔵に飛びついたのだ。そのタックルのお陰で口付けはしないで済んだものの余りの勢いに十蔵と主人公は吹っ飛ぶ。更に混乱する十蔵の胸ぐらを掴んだ主人公はいい加減にしろと怒鳴りつけ、そして「あなたが好きです!」と叫んだのだった。また勝手に自分だけ犠牲にして信繁が喜ぶのかと、もう嘘はつかないでほしいと。十蔵は驚いて言葉が出なかったが、それを打ち破ったのはグラシア。怒り狂ったグラシアは主人公を引き剥がし、なんと頬に平手打ちをかまし叫ぶ。しかし負けじと主人公もまたグラシアの頬に平手打ちをかましたのだった。
そこからはもう女と女の戦いで、平手打ちの繰り返しと罵倒と取っ組み合い。あまりの恐ろしさに十蔵はおどおどするしかなかったが主人公が、十蔵は本当はとってもめんどくさくて偽物の優しさを振りまく人、それを知らずに十蔵の何を知っているのかと、そんなことで好きだなんて言ってる人に渡さないという言葉に、十蔵もまたグラシアに「この話はなかったことに。次に会うときは戦場で」と言った。
悔しがりながらも去っていったグラシア。そして気まずくなった二人だったが、十蔵は「あなたと離れていた間寂しくて仕方なかった、ずっとそばにいたい」と言ってくれたのだった。
その後、また戦が始まり戦さ場に現れた安房守を討つ事が出来た十蔵。ボロボロになりながらも主人公を信じ、背中を預けていた様を見た安房守は十蔵の事を成長したなと褒め、主人公のことも「大義である」という言葉を残し霧になって消えていった。
安房守の正体と、彼を討ったことを信繁に伝える二人。信繁は父親の最後を看取ってくれてありがとうと言ってくれたのだった。そして次こそが本当の最後の戦になると、信繁は十勇士に赤の甲冑を用意し、最後は忍びではなく侍として戦ってほしいと言った。
生死を分ける戦を前の夜に二人きりになる主人公と十蔵。すると十蔵はついに主人公に本当の想いを伝えてくれる。それは嘘偽りのない強い強い抱擁と口付けに、「愛しています」という言葉だった。
そしてついに最後の戦で信繁が主人公と十蔵に与えた任務は「秀頼様を脱出させること」だった。信繁の想いと覚悟をもう十蔵は反対することはなかった。最期まで一緒にいられないことを恨まれてもいいという信繁に、また必ず再会することを誓って。
そして二人が秀頼の元へ行くとやはりその前にはグラシアがいた。もはや執念ともいえる形相で戦うものの、十蔵がグラシアが人間に化ける方法を見つけ出し、人間の姿になった時に銃を打ち込んだため、勝負に勝てた。もはや勝ち目がないと思ったグラシアが生前愛されなかった細川ガラシャだと正体を明かす。夫に愛されず最期に助けに来てくれなかったという恨みが、愛してくれる人を探す亡霊となってしまったこと。しかし細川ガラシャが亡くなった後夫である男は妻を殺されたことで怒り戦を起こしていることは有名で、その話をグラシアにするとグラシアは愛されていたことに気づき、涙した。そして満たされた気分になったグラシアは、他の鬼火衆たちにも悲しまない想いのまま最期を迎えてほしいと願うと、他の鬼火衆たちがグラシアの元へ集まった。
一方、グラシアとの戦いを終え秀頼の元へ向かう十蔵と主人公だったがそこにはやはり白蓮がいた。そして白蓮はなんと淀の方の子供だったことを明かし、ずっと来てくれるのを待っていたこと、この大坂城は自分のものになるはずだった無念を唱え、秀頼を刀で殺そうとするが、とっさに主人公がその間に入る。斬られると思った時主人公の前に現れたのはなんとグラシアだった。代わりに斬られたグラシアだったが、そのグラシアの優しさに虜にされたという他の鬼火衆たちも白蓮にはもう従えないと謀反を起こす。そして十蔵は輪を最大に回し白蓮との戦いに挑む。主人公が気を貯めた苦無を白蓮に投げ、白蓮の輪を暴走させ、十蔵がとどめを刺した。
白蓮が消えるとグラシアたちも消えていく。けれど彼らは満ち足りた笑顔で消えていった。
その後無事に秀頼を大坂から出すことに成功。そして生きて、信繁と必ず再会すると宣言した秀頼は一段と強く見えた。
そして数ヶ月が経った。やはり戦さは豊臣の負け。しかし主人公と十蔵は穏やかに山道を二人で歩く。薩摩にいる秀頼に会いにいくためだ。未だに十勇士たちや信繁が生きているかどうかはわからないが、二人はいつまでも彼らを待っている。十蔵の手の痺れも未だ後遺症が残ったまま。
信繁の瞳のように真っ赤に燃える紅葉を見ながら二人は肩を寄せ合い、ずっと一緒にいようと幸せを噛み締めた。

真紅の焔「真田 信繁」

●真田 信繁/サナダ ノブシゲ(cv諏訪部順一さん)
真田家の次男。関ヶ原の戦いで石田三成に味方した罪で、紀州九度山に父の昌幸と共に蟄居させられていた。その後父は裏柳生に暗殺されるものの、自分は相手にされてもいないことに胸中を掻き乱されながらも、大坂方からの密書を受け取りついに行動を起こす。
男らしく熱い性格で、ハッキリとした物言いと決断力を持つ。その為皆に信頼されている。







〜ネタバレ〜
(ハッピーエンド)
こちらの共通ルートのその後から個別ルート↓
無事、真田丸を作り上げた信繁たち。このまま戦へと邁進する気持ちであるものの、白蓮達がそれを許すはずもなく、信繁と主人公の前に白蓮と装束をまとっている安房守が現れた。安房守を見ると怒りを露わにする信繁は安房守の装束を狙って槍を打つ。するとそこに現れたのはやはり信繁が予想していた通り、信繁の父である真田昌幸の姿があった。
そう、あの時巌流が盗んでいった昌幸の遺骨は、鬼火として蘇らせられていたのであった。
声も姿も考えすらも昌幸となんら変わらなかったが、あれだけ豊臣のために戦ったはずなのに鬼に心を売ってしまうとその気持ちも薄れてしまったと言う。そして今は白蓮を慕い、徳川についていた。
その言葉に更に怒る信繁は二人に向かって攻撃を繰り出すものの、何故か安房守には未来が見えるかのように全ての攻撃を交わされていく。このままでは真田丸も壊されてしまうというピンチの中、ついに信繁の肩もひどい怪我を負ってしまう。異変に気付いた佐助たちが助けに来てくれたものの、信繁の肩は手当てしても良くならない程だった。しかしそこで信繁はあることを思いついた。主人公が持つ力で、自分の輪の動きを変えられないかと。
主人公はどんな代償があるかわからないからと止めたが、信繁はどんなことになっても構わないと覚悟が揺るがなかった為ついに主人公は信繁の輪を取り出し回転を早めた。するとなんと信繁の体にはみるみる力が増し、更に怪我があっという間に治ってしまったのだ。更に先ほど安房守が持つような力である未来を見る力までも手に入れた。
信繁はその力を使って白蓮と安房守を追い詰めることに成功したが、二人は夜が明けるといなくなってしまった。しかも安房守は最後に「その力は本来屍人が使えるもの。生きた人間が使えば代償は大きくなる。」と言葉を残していった。
その言葉に主人公はとても不安を感じたが、信繁は手に入れた力で自信を取り戻し、心配はいらないと微笑んだ。
その後、徳川が攻めてきても未来が見える信繁にとって怖いものはなく、真田丸を使いかなりの功績を得た。恐れた徳川は停滞に入る。
そんな信繁の功績を讃えた豊臣秀頼が褒美にと酒を配り、更には信繁を囲む真田忍である10人に名前を与えると言った。その名は「真田十勇士」。素晴らしい名をもらった主人公たちはとても喜んだ。
しかしその後、長く様子を見ていた徳川軍が毎日脅しのように大砲を撃ってきた。戦慣れしている信繁たちにはどうってことないものだったし、この完璧な大坂城が崩れることはないと思っていたが、恐れた人々の声により秀頼は徳川との講和を結ぶと言い出した。それは戦は終わると言うことだった。
九度山から決死の思いで出てきた信繁や十勇士達は憤りを感じ、納得できなかったが、どうすることもできなかった。
しかもその頃から信繁の体に異変が起きていた。たまにボーッとすることがあったり、一瞬何かを忘れることもあった。本人は疲れているからだと言うため主人公は余り強くは出られなかったし、最近では信繁は常に主人公をそばに置くようになっていたため二人の関係はとても絆が深くなっていた。そのため、心を許した信繁はよく優しい顔をして主人公の頭を撫でたり、戦さ場では震える手を握ってくれたりもした。その優しい眼差しと、逞しい腕に主人公は初めての甘酸っぱい気持ちを感じている事に気付いた。大きな大砲の音が鳴った時も「女なんだから」と抱きしめて安心させてくれた信繁に胸は高鳴り、これは初めての恋だと気づいた。
しかしそんな時、信繁の異変はさらに酷くなる。立っていられなくなる程の疲れを見た主人公はおかしいと感じ信繁の輪を見た。すると輪は異常なほど早く回っていた。それを緩めなければ危険だというのに、信繁はあの力がなくなるのは困ると頑なに嫌がったが、主人公は無理矢理輪を緩めた。すると信繁の体は少しずつよくなり、結局信繁は主人公の思いに有り難みを感じた。
輪という秘密を共有し、信頼をおける間柄になると余計に信繁は優しくしてくれたが、触れられるたびに主人公は胸が苦しくなり、その態度はついに信繁にバレてしまう。すると信繁は「お前のことは十勇士以上でも以下でもない。勘違いさせていたならすまない。」と突き放されてしまった。確かにそうなのだ、主人公は忍びで信繁は御館様。それ以上を求めてはいけなかったのに、と、痛む胸を隠しながら「わかっております」と答えるしかなかった。
その後、白蓮たち裏柳生を使って暗殺などを行なっていたのが、徳川家康ではなく徳川秀忠だということが分かり、ただでさえもはや老衰間近である家康がいなくなれば秀忠の思い通りになる事を案じる。それを踏まえて戦がどう変わっていくかで大坂でも話し合いが続いたが、更に信繁の異変は頻繁になってしまう。薄々感じてはいたが、突如記憶がなくなる。最近では新しい記憶は覚えていられるものの、昔の記憶がどんどんなくなっている気がする。記憶がなくなってしまう前に、主人公は信繁の代わりに信繁の記憶を覚えると言い、昔話をしてほしいとまで言っていた。
だからこそ、つまらないかもしれないがと昔の些細な記憶を主人公に話してくれたのだが、ついに信繁は「なぜ自分は豊臣に味方しているのか?」という理由と信念が分からなくなった。父の意思を継ぐため?采配を振るうため?仇を討つため?沢山の思いがあるが何かもっと大切な事を忘れている気がしておかしくなる。
頭を抱える信繁を見た主人公は最初の戦の時に信繁が秀頼と話している所を見たときのことを思い出し「御館様は秀頼様を守りたいのでは?」と言うと信繁は大切なことを思い出した。
そう、豊臣秀吉が亡くなる間際、信繁に託した言葉がある。それは「秀頼を頼む」という一言。それは最後の最後でただ一人の父親としての言葉。その言葉に胸を打たれた信繁は、絶対に秀頼を守ろうと決めたのだった。
主人公のおかげで信念を思い出した信繁の目には力強く晴れ晴れとした色を映していた。
しかし徳川から大坂城を受け渡せと言われた豊臣は、受け入れられないと戦を始める用意をした。すでに丸裸にされている大坂城を守りながらの戦は困難を強いられるのは目に見えていたが、燻っていた十勇士達は喜び、信繁もまた決心し、皆で徳川を討つ決意をした。
そしてついに戦は始まる。徳川を相手にする以上、絶対に白蓮達は現れると思っていたが、やはり真田隊は裏柳生の罠である霧に包まれ兵達は混乱した。しかし戦っているうちにいつも出てくる厄介な死人の兵士が出てこないことに気づいた。それは好機だと戦い続けるとそこに安房守が現れた。安房守は信繁を煽り、信繁との一騎打ちになるが何故か信繁はやはり父のことを思うとどうしても安房守の命を絶つことができなかった。しかし安房守はあえて自分を倒させようとしてるようにしか見えず、それにいち早く気づいた白蓮が急に現れ、なんと安房守を斬った。そう、安房守はずっと白蓮に従っているふりをしていただけだったのだ。自分の息子である信繁を殺させないために、死人を蘇らせる力があるグラシアも騙して殺し、信繁の有利になるために動いていたのだ。
真相が分かったがもう安房守は助からない。しかし消える前に自分の記憶を信繁に移すと言った。そうすれば白蓮を殺す方法がわかるだろうと。しかしこの膨大な安房守の記憶を受ければ、きっと信繁自身の記憶のほとんどはなくなるだろうとも言った。それでも記憶を受け継ぐかという問いに、信繁はそれでもいいと言った。主人公は不安だったが信繁の想いは強く、ついに安房守は信繁に記憶を流すと、霧のように消えていった。
そしてその記憶により、ついに白蓮の正体を知る。
白蓮は、神と淀の方との間に出来た子。本当の神の血を引いたものだった。
昔豊臣秀吉には中々子が出来ず、不安に思う淀の方は「神の子を授かった人間がいる」という情報を得て秀吉も神の子なら寵愛してくれるだろうと、神の子を孕んだ。生まれた子は「鶴松」と名付けられ秀吉の嫡男として育ったが、三歳の頃異変が起き、目を合わせた人間を意のままに操った。その為まだ無垢な三歳児は遊びたいのに「帰ろう」と言った周りの従えている物を「いやだ」という感情だけで操り自害させた。その大きな力が恐ろしく、淀の方は鶴松を殺せと命じたが、石田三成が鶴松を殺したことにして比叡山の僧侶に内密に預けていた。
しかし大きくなった鶴松のもとに、偶然に徳川秀忠が現れ、大坂城は本来鶴松のものだと拐かし、大坂城を奪う為だと操り、それが白蓮の誕生となるのだった。
本当に神の力を持った白蓮。このままではやはり勝てないと、信繁は輪を最大までに回して欲しいと言った。主人公はやむなく輪を動かすしかなかった。
記憶を受け継いでもとりあえず信繁の状態には変化がなかったが、この度の戦で他の隊は壊滅状態。よって、明日の戦で大坂方が負けるのは一目瞭然だった。そのため信繁は十勇士にこのまま逃げても構わないと言った。明日の朝、自分と共に死ぬ覚悟があるものだけ来て欲しいと。来なかったとしても誰も責めないと言った。
部屋に信繁と主人公が二人残る。明日きっと死を覚悟している信繁が漢らしくて、けれど切なくて、主人公の胸が痛む。主人公のことも案じる信繁は、里に戻り子をなし名を残せとまで言ってくれたが主人公は絶対に信繁の側を離れないと、最期まで共にいると思いを込めて頭を下げた。すると感極まった信繁は主人公を抱きしめる。こんなにも自分のことを大切に想ってくれる人はいなかったと、昌幸の子というだけじゃなく「信繁」という一人の男として必要としてくれる人がいなかったと。そして、このまま誰も来なくてもお前さえ側にいてくれればいいと言ってくれる。
しかし主人公は以前「十勇士以上でも以下でもない」と言われたことを気にしていたが、それは信繁が自分に歯止めを効かせる為に言った言葉だと言った。ピンと来ない主人公に、「好きな女と想いを通わせることが出来る日が来るとは思わなかった」と、キスをしてくれた。
信繁はすでに以前の記憶が消えかけ、そんな男でもいいのかたら不安になるようだったが、主人公はそれならまたどんどん新しい記憶を作っていこうと微笑んだ。
そして翌日、信繁の部屋にはやっぱり十勇士全員が揃った。彼らの思いに胸を熱くする信繁は、最後の戦いに挑むのだった。
信繁は十勇士に赤の甲冑を着せ、今までの全てをぶつけるように言う。そして目指すは徳川家康の首。
しかし家康の本陣には家康ではなく白蓮がいた。そしてついに神の子である白蓮との最後の戦いが始まった。何をしても敵わない相手だったが、信繁の機転で主人公の気を込めた苦無を白蓮に投げさせた。すると白蓮の輪が飛び出し、力が入った輪は物凄い速さで回る。白蓮の強すぎる力が溢れると抑えきれず動けなくなった白蓮の五体に信繁は槍を突き刺した。最後に胸を突かれついに破れた白蓮は最後に「母の愛を知らない俺は、生まれるべきではなかったのか」と口にしたが、信繁が「あの世で大公に聞いてみろ、案外違うかもしれねぇぞ」といった。それは秀吉が最後に残した「息子を頼む」と言った言葉を思い出して。
その言葉を最後に、白蓮は生き絶えていった。
ようやく白蓮に勝てた信繁は最後の仕事だと秀頼を逃す手伝いをすることに。同じような立場でがんじがらめだった秀頼が自由になることを願って。
エンドロール後は、上田の山中を歩く信繁と主人公。あの戦いで信繁は自分を死んだことにし、これからは何にも縛られず主人公と二人で幸せになりたいと思っていた。体のこともあり、今は真田忍の里で二人は夫婦になった。
ゆったりとした時間の中肩を寄せ合う二人は、初めて感じる幸せに、心が満たされていた。

真紅の焔「あらすじ」

●個別ルートへ行くまでの共通ルートあらすじのネタバレです。
赤字は攻略キャラ。







〜あらすじ〜
(第一章から第三章までが共通ルートです)
あの関ヶ原の戦いから14年。
真田の忍の里で、くノ一ではなく忍びとして育った主人公は、石田三成に味方したため紀州九度山に閉じ込められている真田昌幸の息子である、真田信繁の元へ手紙を遣わす任を受けた。そして、そのまま信繁の為に力を尽くすように言われる。
しかし九度山に向かった主人公に待ち受けていたのは裏柳生と呼ばれる隠密の攻撃。彼らは徳川に仇なす豊臣の生き残りを潰す任を受けていた。
裏柳生の力は強く、主人公は任を全うできずに命を落としかけるが、そこに偶然現れた真田忍である猿飛佐助と、真田信繁に助けられた。
無事信繁に手紙を渡すことができたが、そこに共に暮らす信繁の従者である筧十蔵らに実力を疑われ、このままここには置いてはいけないと判断されてしまう。信繁のために力を尽くせと言われたのに、このままでは何もできないと落ち込む主人公だったが、共に信繁と暮らす三好清海入道、穴山小助らの慈悲で一晩はここに泊まることになった。
翌日、せめて少しでも信繁の力になりたくて朝餉を作ることにした主人公。するとそれが功を制した。主人公は料理が得意であったため、あっという間に皆の胃袋を掴んだ。今まで男所帯であり美味いものなど食べられなかった皆は是非とも主人公をここに置いて欲しいと言い出したのだった。
結果、忍びとしてここに置いてもらえるわけではないが、雑用として置いてもらえるようになり、どうにか信繁の役に立とうと頑張る日々が始まったのだった。
この暮らしに慣れてくると、三好清海入道の弟である三好伊佐入道も加わり、賑やかになった。相変わらず信繁はハッキリした性格もあり主人公には強くあたっていたが、他のメンバーは皆優しくとても仲が良くなった。忍びとして力になれないのが歯がゆくもあったが。
そんな頃、大坂方から密書が届く。内容は徳川を討つために勢力を集めており、力になって欲しいというもの。信繁はずっとこれを待っていたため、迷いはしなかった。しかしそれと同時にまた裏柳生が現れ、巌流というとても強く妖しい剣士が現れた。信繁たちは手こずったが、そこに信繁の仲間である霧隠才蔵由利鎌之介が現れてを貸してくれたため、皆無事だったが、何故か巌流は信繁の父の遺骨を盗んでいった。しかも「九度山をでたら殺す」という言葉を残していった。
その後、根津甚八も加わり、皆で話し合いをする中やはり信繁はそれでも大坂へ行くと決断。しかしその上で主人公だけは連れて行かないと言った。主人公はとてもショックを受け、食い下がったし、周りの皆も可哀想だと何度も信繁を説得したが、結局信繁の許しを得ることができなかった。
そして大坂へ出発の日。裏柳生が邪魔に入るのを防ぐため山にはたくさんの仕掛けや罠をはり、わざと爆発などで気をそらせる策に出た。主人公は信繁たちとは反対の方向、元の里へ戻るように言われている。そしてついにお別れをし、主人公は皆の背を見つめ武運を願った。
しかし屋敷を出る前に思い出を噛みしめようと屋敷を回ると、信繁の部屋に信繁が大切にしていた笛が置いてあった。これはきっと主人公への餞別、そう思う気持ちを主人公は遮断する。ううん、これはきっと信繁様が忘れてしまったもの。だから私はこれを届けなければ。
そう思えば体が動くのは早かった。信繁らを足早に追う。するとなんと彼らが通った道には争った形跡が。裏柳生に気づかれてしまっていたのだ。援護するために更に追うと、やはり信繁らは裏柳生の攻撃を受けていた。追ってきてしまった主人公に対し、信繁はやっぱりなと思う気持ちもあり、怒りはしなかった。しかし目前に迫ったのはあの巌流。力を合わせて皆で戦うものの、なぜか巌流には攻撃が効いてない様子だった。しかし主人公だけは巌流に纏う嫌なドス黒い気を感じていた。主人公には実は特殊能力があった。それは人の「輪」を見れる事。人の体に巡る全てが風車のように回って輪として見えるのだ。そのことを知った信繁は主人公を信じ、隙を見て巌流の輪を見ることに成功。すると巌流の輪には生命力を感じない。そう、巌流は死人だったのだ。
巌流島で死んだ佐々木小次郎、それが巌流だった。
それがわかり主人公は巌流の輪を取り出すことに成功し、肉体だけになった巌流なら倒せると、他の皆が力を合わせて巌流に向かうと、ついに巌流は敗れ、燃えて消えてしまった。その不思議な光景に驚く彼らの前に一瞬で現れたのは白蓮。恐ろしく美しい顔立ちをする白蓮は、そこに存在するだけでおぞましく、主人公の体は震えた。その圧倒的な強さに、信繁たちも動けなくなる。白蓮は後ろに鬼火衆という裏柳生でも更に強者の集まりである死人を連れていた。白蓮は今すぐにでもお前たちを亡き者に出来ると言いながらも、顔を隠した鬼火衆の一人が「いずれ殺すことになろうとも今は大坂に向かわせてみてはどうか」と、一興を楽しむかのごとく助言すると、白蓮は納得し、そして消え去っていった。
一連の出来事に呆然とする中、十蔵と信繁だけは先ほどの鬼火衆の一人の声がとても聞き覚えのある声ということに動揺していた‥。
その後無事に大坂入りした一行。田舎から出てきた主人公にとって見事な大坂城は興奮以外の何物でもなく浮き足立つが、それを否める信繁もまた久方ぶりの九度山以外の場所に浮かれていた。
更に海野六郎が加わり、信繁の仲間は10人になった。このまま邁進して突き進む‥と思うものの、大阪城では籠城戦派が多く、信繁の思いは中々うまくいかない。歯痒いながらも自分が出した答えは大坂城惣構え南側に出丸を作ることにする。そしてその名を「真田丸」と名付けることにした。
真田丸は真田兵たちのおかげでみるみる出来上がって行ったが、それを完成させまいと敵がうってくることは間違いない。その不安は的中し、なんと白蓮が現れたのだ。
白蓮は鬼火衆を自らが選んだ5人の精鋭だと言い、名を名乗る。屈強な僧のような姿をした毘沙門、飄々とした融仙院、女性の姿をし死人を操るグラシア、肩からツノが生え弓を得意とする鎮西八郎、そして掴み所がなく落ち着いた老人の安房守。彼らの強さは尋常ではなく、信繁たちは全く歯が立たない。更に白蓮は輪が見える主人公に興味を出したらしく捕まえられそうになるが、途中で白蓮に伝令が下され、彼らはまた消えてしまった。
命拾いをした信繁達だったが、またきっと白蓮たちは来る。その前に鬼火衆を倒す作戦を立てなければならない。そして信繁は一人苦しんでいた。あの安房守という老人の声は、聞き間違えることがない自分の大切な人であることを。
その思いが怒りを更に強め、絶対に倒してやると決意したのだった‥。

→第四章より個別ルートへ。
●真田信繁ルート
●筧十蔵ルート
●霧隠才蔵ルート
●猿飛佐助(未攻略)
●百合鎌之介(未攻略)

妖かし恋戯曲「螢丞」

●螢丞/K-suke/ケイスケ(cv平川大輔さん)
フォックス・イヤーのキーボード担当。何もかも謎めいていて、いつも飄々と気怠そうにしている。口もうまく、なんだかんだ影でいつもメンバーのために動いている。









〜ネタバレ〜
(ハッピーエンド)
フォックス・イヤーのマネージャー補佐となった主人公。無理矢理な展開だったものの、真面目な主人公は頑張ろうと意気込んでいた。
しかし初っ端から与えられた仕事は螢丞を起こしに行くこと。なぜかというと、螢丞は気まぐれなタイプであり、今日もミーティングに集まっていないからだった。
しょうがなく呼びに行く主人公だったが、当の本人は悪びれもせず自宅で優雅にお茶をしていた。その姿は妖艶で美しく様になっているためボーッとしてしまう主人公。そこに漬け込む螢丞はあっという間に自分のペースで主人公を翻弄する。いつのまにかあっという間にソファに押し倒され、何が何だかわからないが、螢丞は主人公をからかうように楽しんでいる。そこに嫌な予感を感じで飛び込んできた霞美に助けられるが、ドキドキしてしまった主人公はこれから心を強く持とうと決意した。
その後も螢丞を迎えに行ったりすることもあったが、螢丞はからかうのが好きなためペースに飲まれては終わりだと思い、ドライに強く対応していると螢丞のペースもつかめてきた。しかし相変わらずその飄々とした姿に、他のメンバーより仕事に対してやる気がないイメージになっている。他のみんなは一生懸命やっているのにと思うと少しイライラした。
しかしある日また遅刻する螢丞を呼びに行くとそこには、沢山の仕事の書類をテーブルに並べたまま突っ伏して寝ている螢丞の姿があった。
そう、螢丞がよく遅刻する理由は、他のメンバーがやらないデスクワークを全て一人で回していたからだった。これは他のメンバーには知らせず、マネージャーであるたかしだけが知っている事実だった。今まで熱意がないと思っていたことに申し訳ない気持ちになる主人公。螢丞は誰に評価されずとも影で一番力になっていたのだ。
そのことを知ってからは螢丞へのイメージは変わった。まぁ、それでも相変わらずからかうような飄々とした態度は変わらなかったのだが。
しかしその後、共にバーで飲んでいた時に螢丞は自分の秘密を教えてあげると言い、なんと彼の頭から本物の狐の耳が生え、更に本物の尻尾が生えた。そう、彼らフォックス・イヤーは全員が妖狐という妖だったのだ。そして主人公がもつ勾玉に先祖である妖狐が封印されていること、その封印を解くと妖狐たちに力が倍増すること、だからこそ勾玉を探していたことを教えてくれた。
妖狐だと言われたことで驚きはあったが、相変わらず螢丞の態度は変わらないものであり、主人公もまたなんら変わることもなかった。
しかも仕事で徹夜し、歩けなくなった主人公を自宅まで送ってくれた時、自宅に招き祖父と祖母に螢丞を紹介した時とても驚かれてしまう。祖父たちが言うには昔主人公が幼い頃に山で遭難した時に助けてくれておぶって連れてきてくれた人にそっくりだったからだという。しかしそんな昔なのに見た目が全く変わってないのはおかしいからと、勘違いだろうという話になったが、螢丞が人間でないことを知ってる主人公は本当に螢丞なのではないかと思うが、螢丞は違うと言って話をそらした。
そんな時、たぬきの妖やネズミの妖が人に化けてピエローズというバンドを作り、フォックス・イヤーを邪魔しに来ていた。彼らは妖狐の力が弱っていることを知り、自分たちが上に立つために妖狐を排除しようとしていた。そんな彼らと揉めてるうちに彼らは螢丞を見て、昔陰陽師に仕えていた裏切り者のくせにと言った。その言葉に驚くメンバーたちは知らなかった事実に動揺を隠せず、そして螢丞を問いただす。すると螢丞はあっさりとそのことを認めた。自分は白狐だったと。
白狐とは陰陽師に仕える力の強い妖狐だったが、人にへりくだるということで妖狐からは敵とみなされていた。そのため事実を知った暁仁たちは螢丞に勾玉を狙われるのを恐れ、フォックス・イヤーから脱退しろと命じた。
有無を言わさぬ事態に主人公だけは反対し、螢丞の見方をした。今で彼がメンバーのためにしてきたことの大きさを知っていたから、絶対に螢丞はみんなを大切に思っていると知っていたから。しかしメンバーは納得せず、螢丞は主人公に「庇ってくれて嬉しかった」と最後に残し、消えてしまった。
その後四人でバンド活動を続けた。螢丞がいなくなった穴は、仕事面ではかなり影響し、主人公の仕事がとても増えていた。しかしそんなことよりも会えない日が続くと余計に螢丞に会いたい気持ちが増していた。しかし毎日メンバーに見張られているため、会いに行けない。これは恋焦がれる気持ちだと気付く。そして螢丞の方も主人公に会えない寂しさに一人孤独を感じ、主人公がメンバーと離れ一人になった時を狙って会いにきてしまった。
久しぶりに会えた二人は喜びあったが、すぐに暁仁たちに見つかり、離れなければ攻撃すると脅す。しかし螢丞は勾玉なんかどうでもいいと、ただ彼女に会えないのは辛いと、それだけは許して欲しいと言う。それでも認めてくれない暁仁。無理矢理主人公を引き離し、連れて行こうとする。嫌がる主人公を見た螢丞は急にとても低い声を出し、なんと力を暴走させてしまった。その力はとてつもなく大きな風を起こし、火柱を上げた。暁仁たちに手に負えなくなると何故か主人公の勾玉が光を放ち、主人公はなんと意識を手放し倒れてしまった。
目を覚ますとそこは夢の中だった。勾玉の中にいる封印された妖狐がその夢を見せたのだ。妖狐のな名は「白夜」と言った。白夜は主人公に自分が封印された経緯を見せてくれた。
かつて主人公の先祖である強い力を持つ女陰陽師と白夜。彼らは敵であったがいつしかとても愛し合うようになった。二人でいるときはとても幸せでそれが永遠に続けばいいと願っていた。しかし二人は妖と人間。交わってはいけないものであり、ついに他の人間に二人の関係がバレ、陰陽師は白夜と駆け落ちをしようと決意する。しかし白夜は陰陽師を想うからこそ、辛い思いをして欲しくなかった。だからわざと陰陽師を騙したふりをして自ら勾玉に封印されたのだった。
その後、陰陽師の腹に宿っていた子がいた。その子の使い魔である白狐がなんと螢丞だった。螢丞もまた陰陽師に恋をしていた一人だったが、白夜とは親友であり、そんな親友と好きな人が結ばれていたのがとても喜ばしいことであったし、それを邪魔することはなかった。しかしやはり人と妖とではうまくいかなかった様を見て、それならば愛する二人の子のために命を捧げようと、自ら白狐になっていた。
そして螢丞はその子供の子供、更に子供と、後を継ぐ歴代の陰陽師に仕えた。しかしある年、仕えていた陰陽師が亡くなる際、もう白狐をやめて欲しいと告げられた。人と妖とを友好関係に結びたく続いていた家系ではあったが、事実、妖は人を獲物とするし、人は妖を恐れている。何も変わらない世な上に、次の家督となる息子はとても気の弱い子だったためこの重荷をかけたくなかった。
螢丞はいつかそうなると思っていたため、その願いを聞き入れ陰陽師を看取った。そして妖狐の里に戻るが、弾きものとされる螢丞は歓迎されず、しかし長年生きている妖狐のため力は誰よりも強かったため、攻撃もされず、ただ一人里から離れた山小屋で眠った。一人孤独に。そう、それは主人公が生まれてくるまでずっと。
主人公が、そんな過去を見せられている間、現実の螢丞の力の暴走は治まっていた。そして倒れている主人公を見つけショックを受けた螢丞は主人公を抱きかかえ、戻ってきてと何度も呼びかけ、私は君が好きなんだと、抱きしめた。するとその呼びかけに反応した主人公はなんと目を覚ました。
しかしすぐにまた暁仁に姿を消せと言われた螢丞は好きな人が幸せに笑っていられるなら離れていてもいいと、消えてしまった。
主人公は螢丞に行って欲しくなくてパニックを起こす。するとなんと勾玉にヒビが入り、そこから白夜が封印から覚めてしまったのだ。現れた先祖に暁仁たちは喜ぶが、なぜか白夜は暁仁たちに目もくれず、主人公をかつての陰陽師だと思い込み「会いたかった」という。記憶が混乱しているのか何かがおかしく、なんと主人公を抱きかかえ攫ってしまったのだった。
白夜の力はやはり強く、暁仁たちでは太刀打ちできないと思い、暁仁たちは結局螢丞に力を貸してほしいと頼んだ。主人公が連れ去られたことを知った螢丞はすぐに二人の元へ向かうと、白夜は主人公と永遠に一緒にいるために主人公を妖にする妖術を掛けようとしていた。怒る螢丞は本気を出して白夜と戦ったが、白夜の力は強く螢丞は危険にさらされてしまう。螢丞を助けたい主人公は思わず危険を顧みずに螢丞と白夜の間に割り込んだ。すると白夜はその姿に、なぜ自分ではなく螢丞に味方するのかと困惑し、ついに主人公がかつての陰陽師ではないと気づいた。ようやく落ち着きを取り戻した白夜だったが、これをずっと維持するのは難しいと判断し、主人公たちを傷つけてしまうかもしれないからまた勾玉に自分を封印してほしいと頼んだ。そして螢丞はまた白夜を勾玉に封印し、主人公を守る勾玉だからと、ずっと持っててほしいと手渡した。
主人公と螢丞が家に帰ると、そこには暁仁たちがいた。里の判断で、白夜が封印から解かれてもあの状態では妖狐の繁栄には力を貸してくれないという話になり、もう勾玉は狙わなくていいことになったという。だから自分たちも里へ帰るとお別れを言いにきたのだ。マネージャーをやめることになり、彼らとお別れするのは寂しかったが、彼らが去った後螢丞だけは主人公のそばにおり、自分はこれからも主人公のそばにいると言ってくれ、君が好きだからずっと一緒にいたいと言ってくれた。主人公もまた、自分も好きだと答え、二人はキスをした。
その後、主人公は実家の神社でお手伝いとして働くようになり、螢丞はその神社の守り神になった。主人公が一生懸命掃除をする中、螢丞は他の人間に自分の姿は見えない妖術を使い、主人公に抱きついたりして中々掃除が進まない。しかし螢丞が妖術を使ってあっという間に綺麗にしてしまう。妖術が使えるから螢丞のそばにいるわけじゃないと怒る主人公に、それは愛の告白ととっていいのかな?と妖しく微笑む螢丞。そんな螢丞に相変わらず敵わないなと思う。そして螢丞は主人公と自分の子が欲しいと言った。主人公がこの世からいなくなってもずっと子供を守り、そしてその子供をまた守ると。前は大切な親友のためにしていたことを、今度は自分たちのために。
この世からいなくなったとしても、誰よりも一番愛していると心から誓ってくれる螢丞は主人公にまたキスをした。
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