スチームプリズン〜七つの美徳〜「グランドエンド」



●グランドエンド

全キャラ攻略後、ルートオープン。










〜ネタバレ〜
他ルートと同じく、両親が襲われる所から分岐する。
寝ようとした主人公は怪しい物音に気付き、剣を持ち、家の中を探る。するとなんとフィッツジェラルド・エヴァンスがナイフを持って家の中におり、更に主人公に襲いかかってきたものの、主人公は自分の剣でフィッツジェラルドを撃退し、両親も傷つくことはなく、フィッツジェラルドを捕まえることができた。
そのままフィッツジェラルドを神官院へ連行する主人公だったが、フィッツジェラルドの父であるウォーナー・エヴァンスが、息子を見逃してほしいと頼んでくる。正義感の強い主人公はそれを拒否するとウォーナーは銃を出し主人公を殺そうとしてきた。しかし偶然聖人ユネ・セキエイがそれを目撃し、ウォーナーとフィッツジェラルドを拘束して助けてくれたのだった。
しかしウォーナーは神官院でも政治家でも重鎮である立場にあったため、そんな立場の者が裏でしていた事実を目の当たりにしたユネはここら辺で政界への改革として、新しい風を入れなければならないと考え、なんと下界で権力がある者を上階に招くと考えた。そしてその任務を主人公に任せると言ったのだった。
ユネ様から直々に頼まれたことにより主人公はすぐに下界へ向かった。迎え入れてくれたのはHOUNDSの副リーダーのイネス・ハインリヒ・ハイネだった。丁寧なイネスは下界である程度力になるとなれば保護地区の外にあるリベラリタスのトップであるエルトクリード・ヴァーレンティンを頼ればいいと案内してくれたのだった。
道中出会ったエルトクリードの情報屋をしているウルリク・フェリエと共にエルトクリードの元へ向かうと、エルトクリードは他の地区の代表に声をかけてくれ、話はスムーズに進み、エルトクリードは上界に来てくれることになった。
しかし下界出身の者が上界に行くと危険なため、医師を連れて行くほうがいいというイネスの提案で、保護地区で医者をやっているアダージュを連れて行くことになった。更に下界のすべてとなればHOUNDSの代表者も行った方がいいとのことでリーダーであるザクセン・ブランデンブルグを連れて行こうとするが、ザクセンが嫌がったためイネスが付いて行ってくれることになった。
五人でリフトに乗り上界を目指すがついた途端、なんとウォーナーとフィッツジェラルドに襲われてしまう。なんとウォーナー達はコルドア・ハッセを味方に付け、ユネを監禁し、主人公達を殺そうとしてきたのだ。しかし仲間のふりをしていたフィンの機転で皆は助かり、主人公がウォーナーと対決すると勝つことが出来、結局またウォーナーとフィッツジェラルドを捕まえることができた。
そしてユネを助け出した一同。ユネは下界の代表を連れてきてくれたことに感謝し、そしてこれからは下界との共存を望む事と、議会の解散を発表した。
それからというもの上階では一気に事が進み、ユネの言葉は下界で作られたラジオというものを通して下界の人々に伝えられた。400年という年月で憎しみ合っていた上と下の世界、しかし元は全て同じ場所から生まれた人間であり、これからは手を取り合って行きて行くことを望むと。
お互いの地の発展のため、ユネの言葉はたくさんの人の心に響いた。
その後、新たな神官院には上界と下界の半々の人々が政治家として選ばれた。その中にはエルトクリードやアダージュ、イネスもいる。更になんとザクセンまでもが当選したという。色々な事があり、ザクセンもまた少し丸くなったようでこれからは人々のために活躍してくれると期待された。
そして主人公とフィンは前と同じように肩を並べ、中級警察官になった。上界の見直しとして結婚相手を決められる制度がなくなった今、このあいだの活躍を噂されるフィンには沢山のお見合い話が来てるという。主人公には申し込みはなかったものの、名無しのラブレターが送られてきたという。その内容はとても情熱的で歯の浮くようなセリフの数々が書いてあったが名無しのため悪戯だと思って捨てたと言うと、フィンは「名前を書き忘れるなんて」と何故か落ち込んだ様子だったが、平和になった真っ青な空を見上げる主人公はフィンと肩を並べて晴れ晴れとした気持ちでいた。常に忠誠を、大切なパートナーのフィンの隣で大切な仕事について自分の正義を常に心に。そして二人は笑顔で歩き出すのだった。


(スチームプリズン〜七つの美徳〜)



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