〜どこかの街のポケセン〜


メ「あらギル、お帰りなさい」


ギ「あぁ……(キョロキョロ)翡翠は?あいつ来てたはずだろ」


メ「翡翠君?翡翠君はー…うふふふ」


ギ「…あいつに何かしたのか」


メ「やぁねぇ人聞きの悪い、そこまで変な事はしてないわよ」


ギ「という事は変な事自体はしたんだな」


御「ただいま〜あ、ギル帰ってきたんだ。ほら翡翠、いつまで僕の後ろに隠れてんの。出てきなって」


翡「むむむ無理無理無理無理!!(滝汗)」


御「大丈夫だって似合うから。はいどーん!」←後ろに隠れてる翡翠を前に出す


翡「うわっ!!っと…………あ」


ギ「…………」


翡「…………(滝汗)」←ヴィッグ被ってミニスカ+ニーハイ


ギ「……お前翡翠、か?」


翡「……っス(泣)」


メ「どう?可愛いでしょ翡翠君?絶対髪長くさせて軽く化粧してスカート着せたら似合うと思ったのよね〜」


御「凄かったよ〜街中歩いてたらナンパばっかり!大抵は僕が男と翡翠に恋人がいるって言ったら諦めたけど、たまにそれでもいいって人がいたからそれは面倒だったよね〜ねぇ翡翠」


ギ「ナンパ?(ピクッ)」


翡「Σ!!(ビクゥッ)ギ、ギルさん向こうで話しましょう!」


―バタバタバタ


御「あー…いっちゃった」


メ「これから修羅場になるのかしら…それともお仕置き?どっちにしてもおいしいわね!」


御「メイリン、一応ここポケセンのロビーだからそういう発言は控えた方がいいよー」






――――…


ギ「……で、なんでそんな格好してんだ」


翡「いや、その……ギルさんを待ってたらメイリンさんと御風に無理矢理着替えさせられてそのまま外に連れ出されてしまって…」


ギ「…………」


翡「ご、ごめんなさいっス!(汗)」


ギ「別にお前が悪い訳じゃないが、メイリンには気を付けろって言ったろ」


翡「はい…」


ギ「けどメイリンの言う通り、本当にお前なのか一瞬目を疑うくらいの変わりようだな…」


翡「!……やっぱり、こっちの方がいいっスか?」


ギ「あ?」


翡「…男じゃなくて、女の方が…その、自然、というか……なんで俺、男に生まれたんだろ…」


ギ「…………」


翡「…………」


ギ「……男でも女でも俺は、お前が…"翡翠"がいい」


翡「…っ!」


ギ「その証として、指輪を渡したんだろ。指輪と、俺自身と、俺の人生…これだけじゃ不満か?」


翡「〜〜〜〜っ!(首ブンブン)」


ギ「だったら今みたいな事は二度と口にすんな。周りからどう言われようとも、俺達は夫婦だ。そうだろ?」


翡「う、ん、うん…!ギルさん…好き、好き……大好き……!」


ギ「…知ってる」












――――…

ゲロ甘くなってきたので強制終了(^p^)
ギル翡小咄書くーとか言ってたのに遅くなってしまいましたすみません。あとギル様が偽者過ぎてすみません←
瑞琴、ギル様とメイリンちゃんと御風君お借りしました!…いつか女装翡翠を描きたいです(ボソッ)←