桂「…………」
吉「桂〜お待たせ」
桂「あ、吉備さ、ん………?」
真「…………(ジー)」←吉備の足に隠れながら桂君を見る
桂「吉備さん、その子は…?」
吉「あぁ、この子は真李。私が母親代わりにうちで預かってていつもは家で大人しく待ってるんだけど、何故か今回だけは一緒に行くって聞かなくて…」
桂「そうなんです、か…」
真「ママ…この人、誰?(ジー)」
吉「彼は桂。私の可愛い恋人よ♪」
真「恋人…?でもママ、パパいるのに…これが浮気ってやつなの…?」
―ピシッ←空気が凍る音
桂「う、浮気…?それにパパがいるって…ぼ、僕の事は遊びだったんですか…!?」←涙目
吉「待って、色々待って。まず桂、私は貴方を愛してるし、遊びだなんて一度も思った事ないわ。パパっていうのは、私の他に父親代わりの人がいて真李がそう呼んでるのよ。そして真李、そんな言葉誰から教わったの?ママに教えて?」
真「?薙兄だよ」
吉「そう…二人共ちょっと待っててね、電話で少しあのチャラ男にお灸据えてくっから…(怒)」
桂「あ、吉備さ……」
真「…………」
桂「…………」
真「…………(ジー)」←桂君を見る
桂「…………(すごい視線が…)」
―グゥゥゥゥ〜
桂「…?(今の音は僕じゃない…としたら…(チラッ))」
真「…………////(ギュッ)」←恥ずかしそうに俯いてイーブイ人形を抱いてる
桂「…よかったら、これ、食べる…?(スッ)」←ポケットから飴を取り出す
真「!……知らない人から、お菓子貰っちゃ駄目だってパパが言ってた…」
桂「ぅ…(知らない人…)」←ちょっとショック
真「…でも、お兄ちゃんは知らない人じゃなくてママの大事な人だから…貰ってあげる。ありがとう…(プイッ)」
桂「…!う、うん…!」
真「…………」
―ギュッ←桂君の手を握る
桂「!」
真「…ママが来るまで心細くて仕方ないだろうから、手握っててあげる。僕が寂しいんじゃないからね」
桂「…うん、わかった(クスクス)」
真「なんで笑ってるの…(ムー)」
吉「(…二人共知らない人には警戒心が高いはずなのに、ちょっと見ない内に手なんか繋いじゃって…本人達はなんとも思ってないだろうけど、妬けちゃうわねぇ)」
――――…
リクエスト通りになってるか不安しかない…!
真李は桂君が吉備の大事な人ってわかってるけど、やっぱり吉備をとられたくないからちょっとツンツンしちゃってる。でも本心は甘えて仲良くしたいと思ってるよ!桂君はそんな真李の気持ちを察して戸惑いながらも優しく笑ってくれればいい←
いつかパパって呼ばせたい←←←
未明さん、桂君お借りしました!そしてリクエストありがとうございます!