2011-2-3 18:33
出来立てのプウディングのように
優しく緻密にかたまりかけるひとつの世界
夕暮の入江に満ちてくる潮のよう
素敵な感情が密度を増すので
少年はいまにも息がつまりそうだ
この扉に
錠がおろせたら いい
間もなく親愛な無遠慮さで
もどってくる父や母 幼い弟妹たち
美しい空気が
小鳥のように飛び立ちはしないかと
少年は身動きひとつ出来ないのに
おお 彼ら
がまんのならぬ野蛮人たち!
彼らはあたかもこの部屋が
千年前の地図にさえ
ちゃんと記されてあった島だとでもいうように
気安く
横柄に
歩き廻るだろう
それから咎めていうだろう
「なぜ あかりをつけないのです? 無神経な困った坊や」――――留守居より
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道端で拾った本につづってあった
とある詩/タイトル“留守居”から拝借,
こんばんわ
アカです
先日出勤中に田舎の田んぼ脇に捨て(?)られ折られてページがくしゃくしゃになった本を見つけました
図書館なんかにありそうな古びた一冊の本
あまりにも無残な姿をしていたので思わず拾ってしまいましたが休憩の合間にめくって読んでみたら
意外と面白かったです
しばらくこの本で楽しめそうだ(^ω^)
夕焼けが照る会社の屋上で休憩の合間に本を読みふける
最高に癒しの時間帯です(´ω`)
添付画は屋上から見た夕日(4時半頃)
壁に寄りかかって..夕日浴びて..一服しながら1ページ
空を見上げて..夕日に心奪われ..ぼーっとしながら缶コーヒー
嗚呼
今日も一日が終わる