夜中(朝方?)にすみません、宮之ですm(__)m
今頃ss投下いたします!(貴様…





*注意*

・ジェイルク小説です。
・切ないというか、暗いです。
・続きも考えていますがとりあえず途中まで。EDより少し前からED後という設定の話です。
・文章めちゃくちゃです(ぉい)



それでもよんでやる!という優しい方は下からどうぞ。(^_^)
















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「…ジェイド」


何を、してるんだろう。


そんな顔で見つめられても、やってる自分自身だってわからない。

…ただ。


「ジェイド」

「はい」


小さく返事をした。


「何してんの」
「さぁ」
「いや、さぁじゃなくて」
「大人しくしていなさい。」


暗闇に目がなれてきたのだろう。子供が自分を見上げた。

月明かりに浮かぶ朱い髪。

その髪の持ち主の耳を、自分は何故か、塞いでいる。


「ねぇ」

「…」

「聞こえないよ、ジェイド」

「………」

「ジェイドの声が聞こえない」


手をのばして弱く笑いかけられて、思わず少し掌を、離した。


「あなたの」

「?」

「あなたのその笑顔は嫌いです。」



―――偽物。



「…ごめん」

「すぐに謝る癖も、自虐的な言葉も、態度も、苛々します。」


そう呟いて

そっと抱きしめた。


「……ジェイ」
「貴方はまだ子供なのだから、少しは甘えなさい。泣きなさい。叫びなさい。」


「…何…言ってんだよ…」


「だって、俺は、甘えちゃいけないだろ?」

「泣いちゃいけないじゃん」

「叫ぶなんて」


小さくなっていく子供の声は夜風に消されそうで。



「…駄目だよ、ジェイド…俺は」


「塞いでいますから」


「弱音なんて吐いちゃ」


「誰にも、何も、聞こえていませんから」


「…俺、は」


「…………ルーク。」




俺は――――




「…っぅ、あ……!!」















震えていた。
怖かった。
















「ッ……ぁ、あ、ぅぁ、わぁぁぁぁッ…!!!!!」





忘れないで。
忘れないで。

忘れないで。





そう子供は叫んだ。





生きていたいと。




生きて




隣にいたいと。




ずっとずっとずっと
笑いかけてほしかったと。




笑って。


笑って。


笑って。






「―――はい…」






聞いていないからと言ったのに

思わず
笑った。




月明かりに、頬を光らせて。





「貴方を想う気持ちは、一生変わりませんよ」


「貴方が…いなくなっても」


「私は、貴方を思い続けます」










―――いかないでと




言えたらどんなに楽だろう。





「大好きですよ、ルーク」





「貴方が」





「大好きです」





子供の泣きじゃくる声は

子供には聞こえない。











「愛しています」











空が明るくなる頃に
泣き止んだ子供は


やわらかく、甘く、笑った。


















「…………ははっ…」



今、笑えているのかはわからないけれど。




貴方の事は
今でも









「愛しています」







だけどそれはもう







遠い遠い



……―――昔の話。










fin.

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すいません石投げてください(ぇ

自分がかくのは好きじゃないけどジェイルク好きになった。
切ない。ホントに。