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┼見えない線路┼

浴びせられるコトバに思考は停止し…

残り少ない選択肢を指でなぞり悩む俺

弾き出したコトバは呆気なくかき消され…
あとは瞼を閉じて見えない線路を探すだけ

少しずつ見えてくる一筋の光

矛盾と現実が歪に交ざり合う瞬間に…

俺の中に生まれた幻の列車が、見えない線路に乗って走りだす

欲望を土台にして積みあがる塔が俺には見えた

人差し指でそっと押したら崩れるかな…

頭の中で誰かがそう呟いた気がした

┼限られた時┼

ふと気付くと何気なく流されていて…


僕の目の前にはいつも君がいて


遥か遠くに見えるのは水平線

そこが果てなのかとカモメに尋ねても


その声は波に呑まれて消えてしまう



潮風と陽の光が僕らを包み込み


空と海との境目に浮かぶ幸せが…







僕の胸の下辺りを優しく締め付ける

目隠しされている気がして恐かった



+キーワード+

何気ない会話の中

飛び交うコトバが僕の脳にひっかかる

自分の思考とはまた別に

繋がるキーワード

有り得ない形に形成され

真実を妄想する

その想像は現実に水面飛行してまた…

底の見えない深海に沈む

+正の字+

沈む夕日に人差し指を突き刺し

閉じた片目で狙う空耳の君

足音と車の雑音をくぐり

あの声と繋がる僕

心音が鳴る度あの空に刻む

脳裏で繰り返す吐息と音を…

君への想いに重ねて

┼1から10┼

1…2…

数えていく度に…

3…4…

不安が募る…

5…6…

心が満たされ…

7…8…

太陽に目隠し

9…

首を括りゼンマイを巻いた午前四時…

1…2…

太陽に鋭利な時計台の…

時計台の針を刺して
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