それなりに面白かつた。

高橋悠也脚本に戻つたせいで、前回までの第4〜6話(香坂隆史・徳永富彦・瀧本智行脚本回)よりかなり出来が悪くなつた。残念ながら、
「未解決事件を司法取引で解決する」
といふ設定から生じる突込み所を巧く処理する能力が、高橋悠也にはないと思ふ。

女弁護士の動機が支離滅裂。第一の被害者に捨てられた恋人なら、容疑者になつてもをかしくないのに、何で女弁護士は、捜査段階で事件関係者にすらなつてゐないんだ?

蒔田を唆す宇田川の狡猾で腹黒い感じは、好かつた。けど、そもそも、宇田川達捜査一課の連中が馬鹿すぎるから、事件が未解決になつて、司法取引なんて事態になつてるんだらうに。そんなお馬鹿さん連中の代表である宇田川が蒔田と茶島を追ひ詰めるといふのは、何だかなあ。

ところで、森口瑤子と羽田美智子とを見分けられない(笑)。

話題:ドラマ