余計な神になりたくない

ずっと性器の名称を連呼していて申し訳ないが、性器ってのは私が呼称しなくてもそこに既にあるんですよ
だから別にそこまで恥ずかしいとは思わない
でも舌打ちは、私がして初めてその空間に生まれるから恥ずかしい
そういう線引きが私にはある

線引き

必要とあらばチンポもマンコもアナルも声に出して言いますが何故か「舌打ち」については恥ずべき行為だと思っていて、一回もした事ないなと言ったら「えっ普通にするでしょ」と驚かれた事があり、倫理観はそれぞれだなと思う

差別というより只の馬鹿

話題のトイレジャパンの「女子は、男子の2倍以上紙を使う。」ってやつ、単純な「マンコは拭く、チンポは拭かない」っていう身体の構造上の差異についてしたり顔で述べられましても…って感じだ
生理の時は血も拭かなきゃならん
女性差別では?という意見も挙がっているが、差別というより「何かそれっぽい事書いて枠埋めよ」という舐め腐り仕事なだけの気がする

集団はクソ

ユン・ヨジョン、記者から「ブラッド・ピットはどんな匂いした?」と質問⇒「私は犬じゃないです」とピシャリ | ハフポスト
www.huffingtonpost.jp

この件について気骨のある人だ等とユン・ヨジョンさんそのものにフォーカスした称賛は分かるんですけど、「軽んじられてきた我々アジア人の一人が一矢報いた!」って感想に持ってく人マジでいつまで戦争したがってんだよって感じです
卑屈な仲間意識こそ差別や諍いの温床でしょうに

藤田和日郎を読む

恋人の勧めで藤田和日郎作品を履修しているのですが、「うしおととら」のヒロインが麻子なのルックスも性格もかなり「らしく」ない気がしていて、実際麻子はうしおのバケモノ達との死闘について最後まで詳しくは知らず挙げ句全身大火傷を負い治療として二度も妖怪から謎の薬液を浴びせられ葉っぱまみれになるなどの可哀想な役どころでなんじゃこりゃと思っていたのですが、藤田和日郎が心を重ねて描いている主人公は人間うしおではなく妖怪のとらなのだと仮定したらかなり合点が行った
やはり藤田和日郎はサブヒロインの真由子が本当のお気に入りなんだろうと、ラストに進むに連れて確信した
真由子は不思議な力を秘めており、とらにとっての戦友であるうしお以上に、とらと絶対的な絆を深めて行く
宿敵・白面の者との戦いのかなりのキーとなる
もう一人、藤田和日郎の好みである筈だと踏んでいた小夜もやはり重要人物として役目を果たす事となる
「からくりサーカス」の鳴海や勝よろしく、うしおも「一生懸命な奴はモテモテ」のらしさが全開している点も見逃せない
藤田和日郎作品を読むという事はそのような隠し切れない人間藤田和日郎の可憐さを味わってこそなのだと、段々分かったような気持ちでいます